ブッダのことば(スッタニパータ)
真理のことば(ダンマパダ)
第一章 ひと組みずつ
- 心こそ、運命の車輪を導く手綱である●_20250713
- 善き心には、幸せが影のように寄り添う●_20250713
- 怨みは、心に火を灯す薪である●_20250713
- ゆるす者こそ、自由を得る●_20250713
- 怒りに怒りで返せば、憎しみは終わらない●_20250713
- 節度なき心は、風に倒れる木のごとし
- 節制と信念をもつ者は、動じぬ岩となる
- 見かけの清らかさは、真の清らかさには及ばない
- 内面を浄めた者だけが、真の装いをまとう
- 真実を見誤る者に、真理は訪れない
- 真を真と見抜く者こそ、真理に至る
- 修養なき心に、欲はしのび込む
- 備えある心に、欲は入り込めない
- 悪しき行いは、今も未来も心を蝕む
- 善き行いは、今も未来も喜びをもたらす
- 悪業の報いは、悔恨と苦しみを連れてくる
- 善行は、今も未来も、心に歓喜をもたらす
- 語るだけの者は、修行者ではない
- 語るよりも、正しく生きる者が修行者である
第二章 はげみ
- 怠ける者はすでに死せり――努力する者こそ、生きる者なり
- 精進を喜ぶ者に、聖なる境地は微笑む
- 耐えて、励みて、ついに辿り着く無上の安らぎ
- 清き行いは、自ずと誉れを招く
- 自らを治め、流れに呑まれぬ島となれ
- 怠惰は愚の道、精進は宝の守り人の道
- 放逸を捨てて、真の歓喜を得よ
- 智慧の高みに立つ者は、憂いから自由である
- 目覚めて歩む者は、群れを超えてゆく
- 精進する者は、天の王ともなりうる
- 精進の炎は、心の煩いを焼き尽くす
- 精進を喜ぶ者、すでに涅槃(ニルヴァーナ)の扉に立つ
第三章 心
- 心を鍛える者が人生を導く
- 心の自由は、もがきの中で見出される
- 心を制する者、人生を制す
- 微細なる心を守る者に、安楽は訪れる
- 心を制する者、死をも超える
- 心が定まらなければ、智慧は花開かない
- 澄みきった心に、恐れは存在しない
- 壊れゆく肉体、揺るがぬ心
- 命ある今、この瞬間に目を覚ませ
- 心の邪(よこしま)は、すべての害を超える
- 導かれた心は、最上の恩恵をもたらす
第四章 花にちなんで
- 真理の花を摘む者こそ、世界を征する
- 学び、実践する者こそ、世界を超える
- この身を泡と知る者は、死を超える
- 夢中のうちに、死は忍び寄る
- 願い尽きぬうちに、死は訪れる
- 他人を量る前に、自らを見つめよ
- 行わぬ言葉に、香りはない
- 香り立つ言葉は、行動によって生まれる
- 人生を飾るのは、積み重ねた善行である
- 徳の香りは、風をも超えて届く
- 香のなかの香、それは徳の香り
- 徳の香りは、天にも届く
- 徳と智慧を備えた者には、悪も及ばぬ
- 塵の中に咲く、智慧の花
- 無明は人生を長く苦しみにする
- 独りであっても、正しい道をゆけ
- 子も財も、すべては預かりもの
- 無知を知ること、それが真の賢さである
- 近くにいても、心が閉じていれば智慧は染み込まない
- 智慧ある者は、一滴にも真理を味わう
- 己を傷つけるのは、己の愚かさである
- 後悔が教える、本当の善悪
- 甘きは仮の味、苦きは真の報い
- 形だけの修行は、真理の一滴にも及ばない
- 智慧なき思考は、自らを滅ぼす
- 虚栄を求める心に、真の尊敬は宿らない
- 己の正義を強いる者は、真理を見失う
- 利益を求めるな、静けさを求めよ
第五章 愚かな人
第六章 賢い人
- 叱責を宝と受けとめる者こそ、真の成長者である
- まっすぐに諫める者こそ、真の信頼を得る
- 交わる相手が、あなたの未来を決める
- 真理を楽しむ者は、静けさと喜びに生きる
- 自己を磨く者こそ、真の匠である
- 誉めにも貶しにも揺れぬ、岩のような心を持て
- 真理を湛える者の心は、深く静かに澄みわたる
- 快も苦も超えて、ただ静かに在る人となれ
- 私欲を捨て、真理と智慧に従って生きよ
- 渡る者ととどまる者――目指すべきは彼岸である
- 真理に従う者は、死の河を越え、彼岸に至る
- 快を捨て、孤独に喜びを見出す者こそ、真の賢者である
- 欲を離れ、心を清めてこそ、真の自由がある
- 執着なき者は、この世にあっても、すでに自由である
- 捨てるより、成し遂げる。その中に自由がある
第七章 真人
- 束縛を解き放ち、無為の境地へ――真に自由な働き方
- 留まらず、執われず、進み続ける者が自由を得る
- 形なき高みへ――足跡を残さぬ者の風格
- むさぼらず、しるさず――静かに高みに至る者
- 己を制する者、天さえも羨む
- 動じず、騒がず、ただ在る者は、生死の超越者なり
- 静けさに帰す者――智慧は沈黙にあらわれる
- 信を越え、欲を越え、道そのものとなる者
- どこにいても聖者は場を光らせる
- 孤独を恐れず、欲を捨ててなお楽しむ者
第八章 千という数にちなんで
- 千の言葉より、一つの智慧
- 千の詩より、一つの静けさ
- 百の響きより、心を鎮める一句
- 真の勝利は、自分自身に勝つこと
- 揺るがぬ勝利は、己を制する者に宿る
- 形式よりも、真の尊敬を
- 火を供えるより、徳に敬意を
- 神を祭るより、徳を敬え
- 敬意を尽くす者に、四つの福が満ちる
- 長く生きるより、正しく生きる
- 愚かな百年より、智慧ある一日を
- 怠惰の百年より、一日の精進を
- 無常を悟る一日は、盲目的な百年に勝る
- 永遠を知らぬ百年より、悟りの一日を
- 真理に触れた一日は、無明の百年に勝る
第九章 悪
- 善は急げ、悪は退け――一瞬の怠惰が心を蝕む
- 悪の反復は、心を蝕む――一度の過ちを習慣にするな
- 「善は繰り返して力となる」――小さな善の積み重ねが人生を照らす
- 因果は遅れてやって来る――いま良く見える道が、やがて禍を呼ぶこともある
- 善は遅れて報いをもたらす――真の幸福は、時間の中で熟して現れる
- 一滴の悪が、やがて人生を満たす――小さな過ちを侮れば、大きな災いを呼ぶ
- 善の一滴が、やがて徳を満たす――小さな善を軽んじるな、幸福はそこから始まる
- 悪は避けるべき“毒の道”である――自らを守りたければ、悪から遠ざかれ
- 清らかな者に、悪は触れない――無垢な心こそ、最強の防御である
- 善き者を害すれば、その害は自らに返る――清らかな者を傷つけると、風のように自分に返ってくる
- 行いは、その人の行き先を決める――地獄・人間・天界・涅槃、すべては自らの因によって
- 悪の報いからは、どこへ逃れても逃れられない――行為の結果は、世界のどこでもその人を追いかけてくる
- 死は、誰からも逃さない――生きとし生けるものに等しく訪れる、最大の真理
第一〇章 暴力
- すべての命に、わが身を映して生きよ
- 生命への愛を、すべての存在に拡げよ
- 幸せを望むなら、他者の痛みに鈍感であってはならない
- 慈しみの行為が、真の幸せを導く
- 言葉は刃となり、鏡となる
- 静かなる者は、最も強い
- 老いと死は、すべての命を駆り立てる
- 愚かさは、自らの火で己を焼く
- 無実の者を傷つければ、報いは十重に返る
- 形を捨てて、心を清めよ
- 人はその装いではなく、行いで量られる
- 己を恥じ、己を律する者こそ、真の強者
- 智慧と精進により、苦しみを超えていけ
- 自己を整える者が、真の職人である
第一一章 老いること
- 暗き世に、我が心の燈をともせ
- 美しさの仮面に惑わされるな
- 美の終焉に、真実の目を開け
- 白き骨に、真理の声を聴け
- 肉の城に、慢心と死は住まう
- 朽ちるものを超えて、徳は永遠に輝く
- 老いるだけの牛になるな、智慧を育てよ
- 家屋の作者を求めて、迷いの旅を終わらせよ
- 作者を見抜いたとき、迷いの家は崩れ落ちる
- 若き日に学ばざれば、老いて池の鷺となる
- 弓が折れてからでは、的は射られぬ
第一二章 自己
- 真に愛するなら、自らを律する覚醒を
- 己を整えてこそ、人を導ける
- 教える者こそ、自己にこそ厳しくあれ
- 己こそ最大の味方、己こそ最大の主
- 悪は他人からではなく、自らの内に生まれる
- 心の蔓草は、自らを滅ぼす
- 易きに流れるな。善は険しく、価値がある
- 真理を罵る者、自ら滅ぶ
- 汚すのも清めるのも、己ひとりの責任
- 他人に惑わされず、自分の道を貫け
第一三章 世の中
- 怠惰と邪見に流されず、まっすぐに生きよ
- 善を実行する者に、今も来世も安らぎがある
- 善を実行し、悪を退ける者こそ、真の安らぎを得る
- 世の無常を観る者は、死をも超える
- 美に惑わされず、真理に目を向けよ
- たとえ過去に怠けていても、今日から月のように輝ける
- 善によってつぐなえば、人は再び輝ける
- 闇の世を超え、真理へと翔ける者たれ
- 智慧ある者は、悪を超えて世界を超越する
- 真理を捨てた者に、悪の制限はない
- 分かち合う者こそ、真の幸福を得る
- この世のすべてを得るより、一歩でも悟りの道を歩め
- 真理は行為の中に宿る
第一四章 ブッダ
- 足跡なき者の道:勝ちを求めぬ者こそが勝利する
- 執着を離れた者には、誰も手出しできない
- 静けさを喜ぶ者は、神々すら憧れる
- この瞬間に感謝せよ、それは奇跡の連続の上にある
- 悪を離れ、善を行い、心を清めよ――仏の教えはこの三つに尽きる
- 忍び、害さず、静かに歩む――それが真の修行者
- 静かに、慎ましく、心を護って生きる
- 欲は満たせば満たすほど、心を渇かす
- 欲を離れてこそ、ほんとうの歓びがある
- 真の拠り所は、外ではなく心の中にある
- 真のよりどころは、苦悩を超える智慧にある
- 帰依とは依存ではなく、智慧に導かれる選択である
- 智慧と実践に拠れ――そこに安らぎはある
- 智慧ある者の出現は、世界に光をもたらす
- 真理と和合の場に、喜びは自然に満ちる
- 覚者を敬う心、その功徳は量り知れない
第一五章 楽しみ
- 怨みに染まらず、静かなる喜びを保つ
- 悩みの海にあっても、心の岸にとどまる
- 欲の波を越えて、無欲の岸に住まう
- 無所有にして、歓喜を味わう者たれ
- 勝ち負けを超えて、安らぎに生きる
- 欲も怒りも身も、やすらぎの前には敵わない
- 最大の火は欲望、最悪の災いは怒り――やすらぎこそ、最高の喜び
- 飢えと存在の苦を超え、涅槃の楽しみに至る
- 真の富は、外にあらず――内にある四つの宝
- 孤独にして安らぎあり、真理の味を知る者は恐れず
- 聖者と交わり、愚者を避けよ――心はそこに安らう
- 誰と歩むかが、道の質を決める
- 月が星々を導くように、賢者に学び、共に歩め
第一六章 愛するもの
- 正しさより快を取る者は、やがて他者を羨む
- 執着が苦を生み、距離が心を縛る
- 執着なき心こそ、煩悩からの解放
- 愛は執着となり、執着は憂いと恐れを生む
- 愛情という絆が、苦しみと不安をもたらす
- 快楽を求める心が、不安と悲しみを招く
- 欲望を離れれば、心に憂いも恐れもない
- とらわれる心が苦を生み、手放す心が自由をもたらす
- 徳と誠実の人は、自然に人に慕われる
- 流れに逆らい、ことばを超えた境地へ進む者
- 真の帰還には、祝福が集まる
- 善き行いは、死を越えて迎えてくれる
第一七章 怒り
- 怒りを捨て、無我の境地へ進め
- 怒りを制する者こそ、真の御者である
- 善で応じる者が、真の勝者である
- 誠実・寛容・平静こそが、天に至る道
- 命を敬い、慎みを守る者は、死をも超える
- 目覚め続ける者に、迷いは近づかない
- 非難を恐れず、己の道を歩め
- すべての人に認められる者は、この世に存在しない
- 真に賢明な人は、時とともに輝きを増す
- 身を慎む者は、自らの世界を浄化する
- 言葉を慎む者こそ、人を導く力を持つ
- 心を守ることが、すべての善行の源である
- 身・口・意を慎む者は、真に自分を守っている
第一八章 汚れ
- 命の黄昏に問われる、備えの有無
- 自らを拠りどころとし、清らかに歩め
- 終わりのとき、何を持って旅立つのか
- 自らを清めよ、生と老いを超えるために
- 刹那に心を磨け、銀を精錬するように
- 自ら起こした業(カルマ)が、自らを滅ぼす
- 手入れを怠れば、すべては朽ちる
- 品格を汚すもの、徳を腐らせるもの
- 最も深い汚れ――無明を超えて清らかに生きよ
- 恥を知らぬ者は、世を渡りやすい――しかし、魂は濁る
- 清くあろうとする者は、生きにくくとも貴い
- 五つの破滅の種――自らの根を掘り崩すな
- 慎みを失えば、苦しみは長く続く
- 施しに満足せぬ心は、常に飢える
- 欲望の根を断てば、心はやすらぐ
- 四つの毒、心を焼き、流し、絡めとる
- 他人を責める前に、自分を照らせ
- 他人を責める者は、自らを滅ぼす
- 道は外にあらず、汚れを離れてこそ悟りに至る
- 真理に立つ者は、変化に動じない
第一九章 道を実践する人
- 正義とは、怒りなく、理にかなって導くこと
- 言葉よりも、静けさに智慧が宿る
- 知識より実践、言葉より行い
- 年齢ではなく、成熟こそが真の尊敬を得る
- 敬われる人は、年齢ではなく徳によって立つ
- 外見ではなく、心の清らかさが人を美しくする
- 内なる毒を断ち、静かに気高く生きる
- 見た目ではなく、内面こそが“道の人”をつくる
- 小さな悪をも慎む者こそ、真の“道の人”である
- 外の姿ではなく、内の行いが“真の僧”をつくる
- 欲を離れ、清らかに思慮深く生きる者が“道の人”である
- 沈黙よりも、智慧ある判断が“聖者”をつくる
- すべての命を慈しむ心が“聖者”をつくる
第二〇章 道
- 最上を知り、最上を選ぶ
- 真理への道は一つ、自ら歩んでこそ道となる
- 苦しみは癒える――正しい道を歩むならば
- 歩むのは自分、自ら努めて自由を得よ
- 無常を観る眼が、苦しみを超える鍵となる
- 苦しみの本質を見抜けば、苦しみから自由になれる
- 我に執せず、自由に生きる
- 目覚めよ、今こそが行動の時である
- ことば・心・行いを慎む者、道を得る
- 心を整えよ、智慧はそこから生まれる
- 一本ではなく、林ごと断て――煩悩の根を絶つ者となれ
- 欲に縛られた心は、自由にはなれない
- 執着を断ち、静けさの岸へ至れ
- 未来ばかりを案じて、今を見失うな
- 執着に沈む者は、気づかぬうちに流される
- 死は孤独の道——誰も代わることはできない
- 道理を知る者は、ためらわずに歩みを正す
第二一章 さまざまなこと
- 小欲を捨てて、大いなる歓喜を得よ
- 他者の犠牲に立つ幸福は、必ず報いを受ける
- 怠惰は心を濁らせ、責任は魂を清める
- 自覚と実践こそが、心を清める
- 煩悩の家族を断ち、真の自由へ歩め
- 五つの障りを滅して、清らかなる道を歩む
- 仏を念じて、常に目覚めてあれ
- 真理を念じて、道を外れぬ者となれ
- 共に歩む仲間を念じて、道を見失うな
- この身を観て、驕らず、迷わず、目覚めて生きよ
- 傷つけぬ心に、真のやすらぎが宿る
- 瞑想の静けさに、真の喜びがある
- どの道にも苦はある。ゆえに、心の静けさを選べ
- 徳ある者は、どこにいても光る
- 善き人は遠くにいても、光でわかる
- 独りを恐れず、静けさを楽しめ
第二二章 地獄
- 偽りは魂を蝕み、真実は魂を救う
- 外見ではなく、内面の行ないが運命を決める
- 信を裏切るより、鉄火を飲む覚悟を持て
- 欲に近づけば、禍は四つの顔を持って現れる
- 欲の果実は苦しみとなり、破滅をもたらす
- 正しく歩まぬ修行は、剣よりも危うい
- 乱れた行いに、大いなる果報は実らない
- 為すべきことは、ためらわず断行せよ
- 悔いの種を蒔かず、善き行いを選びとれ
- 心の都を護り、時を護れ
- 真の恥を知り、心の軸を保て
- 恐れを誤れば、道を誤る
- 避くべきを避け、為すべきを為せ
- 正しく知り、正しく行えば、道は天へと続く
第二三章 象
- 忍耐は力なり、非難に揺らがぬ心を持て
- 制御された心は、戦場における象より尊い
- 最良の乗りものは、自己を制した人格である
- 慎みある者こそ、涅槃への道を歩む
- 欲に駆られた心は制し難く、孤独を求めてさまよう
- 惰性に流される者は、迷いの輪廻から逃れられない
- 欲望にさまよう心に、鉤(かぎ)を打て
- 自らを救う力は、自らの勤めと心にある
- 賢き友と共に歩め、心穏やかに道を進め
- 真の伴侶なきときは、孤高に歩め
- 愚と歩むな、独りであっても清くあれ_20250626●
- 本当の楽しみは、徳に生きる心の静けさ
- 敬う心が、人生を豊かにする
- 老いてなお清く、智慧と信で生きる喜び
第二四章 愛執
第二五章 修行僧
- 六感を制し、心を清めよ
- 三つを慎む者、すべての苦しみから離れる
- 慎みの静寂に住まう者、それが真の修行者
- 慎みと真理を語る者の言葉は、静かに人を導く
- 真理を喜ぶ者は、道を見失わない
- 自分の一椀を誇りにせよ、他人の器に心を奪われるな
- 少なくても、誠実であれ――それを天も見ている
- わがもの無くして、憂いもなし――真の自由人
- 慈しみと法に生きる者、ついに静けさに至る
- 心の舟を軽くせよ――貪りと怒りを捨てて進め
- 五を断ち、五を修め、五を超えて――激流を渡る者となれ
- 瞑想を怠るな――欲に溺れれば、炎に焼かれる
- 定なくして慧なし、慧なくして定もなし――両輪そろえて涅槃に近づけ
- 静けさの中に、人を超えた歓喜がある
- 生滅を見て不死を知る――それが至高の喜びである
- 始まりにして本質――気を配り、慎み、清く生きよ
- 親切に分かち合い、喜びの人となれ
- 花びらのように、欲と怒りを落とせ
- 三つの静けさが、真のやすらぎをもたらす
- 自己を励まし、自己を守れ――すべての始まりは己にある
- 自分を鍛えるのは、自分しかいない
- 教えを喜ぶ者、心は静まり、やすらぎに至る
- 若き光も、真理に生きれば世界を照らす
第二六章 バラモン
- 流れを断ち、欲を捨て、ニルヴァーナへ至れ
- 止まり、観る――すべての束縛を断ち切る智慧
- 超越する者 ―― 彼岸も此岸も恐れもない境地
- 静かなる達成――心清らかにして為すべきを成す
- 昼も夜も輝く者 ―― 威光を放つ生き方
- 名にあらず、実にて尊ばれる者たれ
- 怒りに報いず、静かに超える者こそ強者
- 愛着を離れ、害意を滅して、苦悩は静まる
- 三つの自制――身・口・意を清める者が真のバラモン
- 真理の教えを伝える人に、心から礼を尽くせ
- 名でも家柄でもなく、真理を守る者こそ尊い
- 外を飾るより、内を清めよ
- すべてを捨て、ひとり静かに、真理に向き合う者
- 無一物、無執着――それが真の尊さである
- 束縛なき心が、真の自由を照らす
- すべての束縛を断ち、目覚めた者が真の自由を得る
- 理不尽に耐える強さこそ、本当の勇気である
- 怒らず、欲せず、戒を守る者こそ、完成された人
- 露のごとく、芥子のごとく――欲に染まらぬ清らかな心
- 苦しみを超え、重荷を降ろし、自由に生きる者
- 智慧と実践を極め、究極の目的に至る者
- どこにも属さず、何にも執着せず、少なく欲して自由に生きる
- いかなる命も傷つけず、慈しみとともに生きる者
- 敵意に染まらず、暴力に流されず、執着を断つ静かな強さ
- 微細な煩悩すらも落とし尽くし、透き通るように清らかであれ
- 真実を語りつつ、誰も傷つけぬ言葉を選ぶ
- 与えられぬものには、いかなる価値があれど、決して手を出さぬ心
- 今にも未来にもとらわれず、無欲に生きる者こそ、真に自由
- 執着も迷いもなく、永遠の静けさに至る者こそ、真の覚者
- 幸不幸に染まらず、心は静かに澄み渡る
- 月のように澄み、濁らぬ心で生きよ
- すべてを越えて、ついに彼岸に至る者
- 欲を離れ、遍歴の果てに自由を得る者
- 愛執を超えて、生存の根を絶つ者
- あらゆる絆を超越した、絶対自由の人
- 快にも不快にも動じぬ、心涼しき勝者
- 生死の真理を超えて歩む、執着なき覚者
- 神も人も測れぬ、完全に自由なる者
- 一切を手放した者に、真の自由は宿る
- 内なる勝利を得た、純潔なる英雄
- すべてを知り、すべてを終えた者
感興のことば(ウダーナヴァルガ)
第一章 無常
- 心に灯をともす──無常を知り、道を歩む決意
- 真の導きは、すべてを知る者の声から始まる
- 無常を知りて、安らぎに至る
- 燃えさかる世で、何を喜ぶのか――目を開き、灯を求めよ
- 白骨を見て快楽を知るな──美の背後にある真実
- 生命はとどまらず、還ることもない──時は流れ、人は歩む
- 今日会う人が、明日もそこにいるとは限らない
- 若さに酔うな、命はつかの間の火のように
- 生の途中で終わる──一瞬先の命を侮るな
- 命は熟せば落ちる──老若の別なく、定めのごとく
- 命は熟した果実のよう──いつ落ちても不思議ではない
- 人の命は陶器のよう──壊れぬものはない
- 命という糸を、何に織りあげるか──尽きる前に
- 一歩ごとに死へ近づく──命の歩みに油断なし
- 流れた時は、二度と還らず──命は川のように
- すべては消えゆく──功も苦も、水面の跡のごとく
- 老いと死の鞭に追われて──命は終着点へと進む
- 昼も夜も、命は失われていく──小川の水のように
- 目覚めなければ、生の旅路は終わらない
- 自分すら己のものにあらず──執着を超えて、自由に生きよ
- 富める者も死を超えられず──命に所有は通じない
- 尽き、落ち、離れ、死す──無常を受け入れたとき、人は自由になる
- 死は平等、報いは行為によって異なる──生き方こそが運命を決める
- 地に落ちる者、天に生まれる者、そして超えて安らぐ者
- 死を逃れる地はなし──だから今ここで、目覚めて生きよ
- 身体は去るもの、行いは残る──智慧は真理にとどまり、清らかに生きる
- 老・病・死に目覚めし者は、執着を断ち、真理に向かう
- 朽ちる車と、朽ちぬ徳──語り継がれる人の道
- 老いは避けられず──だからこそ、美しさの本質を知れ
- 百年の命も、死の前には等しい
- 時は灼熱の火、命はあぶられる魚のごとし
- 命は流れる──動いても、止まっても
- 残り水の中の魚──命は渇き、楽しみは幻となる
- 美しさは幻、身体は壊れる器にすぎない
- 命の灯が消えるとき、身体はただの藁である
- その身体に、何を期待するのか──恐れと穢れの器にすぎない
- この不完全な身でこそ、完全なる安らぎに至れ
- 未来を慮るあまり、“今”の死を忘れるな
- 執着のうちに眠る者、死の洪水にさらわれる
- 誰も代わってはくれない──死はすべてを超えて訪れる
第二章 愛欲
- 思いを断てば、愛欲は影を消す
- 欲を離れれば、恐れは消える
- 快を追えば、苦も追ってくる
- 甘き果実の中に、灼熱の炎が潜む
- 心の鎖は、鉄より重い
- 美は罪ではない。欲する心が、迷いを生む
- 欲望は常ならず、執着が生を縛る
- 愛欲に流されず、流れに逆らって生きる者
- 汚れは一瞬ずつ清めよ
- 一つの欲を断てば、一つの安らぎが得られる
- 欲を捨ててこそ、真の楽しみは訪れる
- 欲を離れてこそ、本当の満足がある
- 欲では満たされず、智によって満たされる
- 欲に溺れて、命の終わりを忘れるな
- 妄執は己をも他人をも滅ぼす
- 欲望の雨は、渇きを癒さない
- 喜びは天にあらず、執着の消滅にあり
- 黄金の山でも、心の渇きは癒せない
- 苦しみの根を知る者は、愛欲に耽らない
第三章 愛執
- 逃げずに為す。その心が智慧を開く
- 欲に清らかさを見てはならぬ。執着は己を縛る鎖である
- 静める者は縛られない。観る者は執着を超える
- 欲の網にかかるな。見よ、老いと死へ向かう魚のごとく
- 欲に従う者はさまよう猿のごとし
- 快楽の蔓は、老いと死を咲かせる
- 愛欲に囚われし心は、罠にかかる兎のごとし
- 愛執の軛に縛られて、生と死の流転に堕ちる
- 愛執を離れた者は、風のように自由である
- 愛欲を放てば、憂いは草のごとく繁る
- 愛欲を断てば、憂いは露のように消える
- 根を掘れ、愛執を。恐れなき心は、そこから始まる
- 妄執の夜は長く、輪廻は終わらぬ
- 愛執なき者は、もはや輪廻しない
- 執着を超え、瞬間を空しくするな
- 飢えを断てば、苦の川は退く
- 根を断たずして、苦しみは何度でも蘇る
- 自らの愛執が、自らを滅ぼす
- 愛執は災いの根。修行者は目覚めて歩め
第四章 はげみ
- 励みこそ、生きる証である
- 努め励むことにこそ、喜びと聖性は宿る
- 心を澄まし、努力を尽くす者は、究極の安らぎに至る
- 励みは人を憂いから解き放ち、智の高みに導く
- 努力と克己の島を築け。激流に流されぬために
- 清き努力は、静かに名を高める
- 沈黙の教えを生きよ。心の怠りは憂いを招く
- 流されるな、惑わされるな、汚すな
- 正しい見解は、千の生を越えて汝を守る
- 智慧ある者は、励みを宝のように守る
- 精進と瞑想は、心の汚れを洗い流す
- 快楽に溺れず、静けさに至れ
- 怠るな、さもなくば悪魔は汝につき従う
- 欲に溺れる者、四つの災いに沈む
- 欲の火は身を焼き、魂を堕とす
- 急ぐな、誤るな、賢者は静かに進む
- 正道を離れた者は、やがて深く悔いる
- 法を逸れた行いは、破滅と後悔をもたらす
- なすべきを怠り、なすべからざるを為す者、ますます穢れに沈む
- 自らを律し、心を照らす者に、もはや汚れなし
- 語るより、歩む者こそ真の実践者なり
- 語るだけの者は、道の外に立つ
- 語る少なくとも、清らかに生きる者こそ真の行者
- はげむ者こそ、天上にも称えられる
- 賢者が讃える者は、なすべきを知り行う者
- 現世と来世、二つを見きわめる智者の道
- はげみを楽しむ者、己を救う
- 怠りを恐れ、はげむ者は、悪をも祓う風となる
- 燃える火のごとく、執着を焼き尽くして歩む者
- はげみによって、束縛を断ち切る者
- 努力の果てに得られる、真の安らぎ
- 精進する者は、すでに涅槃(ニルヴァーナ)の扉に立つ
- 立ち上がれ、つとめよ、そして学べ
- 眠りと怠りの鎖を断ち、心の静けさを護れ
- 怠るな、ことわりに従い歩めば、今も未来も安らぎに至る
- 心を統べ、戒を守り、励みを楽しめ
- 象のごとく、怠惰の沼を出て、道を歩め
第五章 愛するもの
- 執着が心を縛る、離れることで心は自由になる
- 変わるものに心を預けるな
- 愛執こそ、あらゆる苦の根源である
- 愛執なき者は、憂いなき者
- 見ること、会うこと、そのどちらにも執着の影がある
- 好きも嫌いも、心の苦をつくる種子である
- 愛憎に揺れる心が、人を老いさせる
- 愛する者との出会いは、別れの苦をはらんでいる
- 愛も憎しみも、心を縛る鎖である
- 快に流される者は、志ある者に憧れる
- 天に住もうとも、欲に縛されれば死に屈す
- 愛執を断つ努力が、死すら超える力となる
- 見かけに惑わされる心は、自らを滅ぼす
- 自分を大切にするなら、悪と縁を切れ
- 善き行いは、自分をもっともやさしく救う道
- 自分を愛するとは、心を護る砦を築くこと
- 心の砦を内にも外にも築け
- 時を惜しみ、心を護る者は、堕ちずに生きる
- 自分を大切に思うように、他人を傷つけるな
- 恐れと愛しさを知る者は、決して手を下さぬ
- 還ってきた心を、喜び迎えよ
- 善き行いは、来世においてもあなたを迎える友となる
- 善き行いこそが、来世を照らす光となる
- 正しき行いは、天にも称えられる誉れとなる
- 真の美しさは、徳と誠実の中に宿る
- 人に愛される者は、天にも迎えられる
- 正しく諭す者は、善き者の敬愛を得る
第六章 戒しめ
- 誉れと富と福楽は、戒めを守る者に訪れる
- 正しき見通しが、行動の軌道を定める
- 正しく生きる者に訪れる、心と身体の安寧
- 老いてなお光る徳、奪われぬ宝は心に宿る
- 智と戒と施により、此岸も彼岸も安らかに
- 慎みと節度、そして目覚めた心が修行を完成させる
- たゆまぬ精進は、涅槃への道しるべ
- 戒・念・智――三つの鍛錬が苦を尽くす
- 戒・定・観を保ち、静かに真理に生きよ
- 智ある者は、死を超えてなお迷わぬ
- 三つの修養を極めし者、もはや迷いにあらず
- 執着なき者は、煩悩を超えて太陽のように輝く
- 心が騒げば、修養は実らぬ
- 心を覆うものを取り除け、清きものは濡れぬ
- 心ある者は、清き道を整えよ
- 徳の香りは風を越え、あまねく世を薫らす
- 香りの中の香りは、徳の香りである
- 徳の香りは天に届き、世にも薫る
- 清く勤め、智慧に至れば、魔も寄りつかぬ
- 戒・定・慧の道を歩めば、束縛は解ける
第七章 善い行ない
- 行動を捨てず、執着を捨てよ
- 身を慎むことは、心を磨く第一歩
- ことばを慎む者は、心を照らす者なり
- 心を正すことが、すべての源になる
- すべての汚れを捨てて、まことの自己に立ち返れ
- 善を尽くせ、無量の心で
- 善き行いは、今と未来を照らす光となる
- 傷つけぬ生き方は、不死の道をひらく
- 語る前に思い、沈黙に徳を見よ
- 心を慎む者、苦悩なき境地へ至る
- 慎み深き者は、安らぎの岸に至る
- 慎みはすべての苦からの道標
- 善き道は、清めて歩むことで身につく
第八章 ことば
- 言葉と行いを一致させよ
- 口から出る刃に気づけ
- 正しく語らぬ者に、福は訪れぬ
- 聖者を侮るな、言葉に宿る敬意を忘れるな
- 聖者を毀る言葉は、無数の地獄を呼ぶ
- 虚言は心を損ない、忍は力を照らす
- 真理を罵る者、自らを滅ぼす
- 口にするなら、善きことばを
- 悪口に悪口で応じるな
- 慎み深き語りは、人の心を照らす
- 四つの正しい語り、すなわち聖者のことばの道
- 己を傷つけず、人を害さぬ言葉こそ、善語の極み
- 好ましい言葉は、悪意すら寄せつけない
- 真実に立つことばは、永遠に朽ちない
- 安らぎをもたらす仏の語りこそ、最も善く説かれたことば
第九章 行ない
- 真理から逸れし者、道徳をも失う
- 慎みなき受益は、焼けた鉄よりも苦い
- 苦しみを避けたければ、悪を選ぶな
- 悪からは、空を飛んでも逃れられぬ
- 悪業の影は、世界の果てまでも追ってくる
- 他人を責める前に、自らの行いを照らせ
- 慢心と偽りが導くのは、深き堕落の淵である
- 人は自らの行為を相続して生きる
- 奪う者は、やがて奪われる
- 報いは来ないと思う心に、すでに報いが宿っている
- 遅れてくる報いは、もっと深く痛む
- 気づかぬ悪は、心を焼く火となる
- 愚かさは、自らに敵のようにふるまう
- 後悔が残るなら、それは善き行為ではなかった
- 後悔のない喜びが、善行のしるし
- 笑って犯した悪は、やがて涙で償うことになる
- 見えない火が、心を焦がす
- 刃は見えずとも、傷は深く刻まれる
- 己の業に蝕まれる、鉄のような愚かさ
第一〇章 信仰
- 信じる心が、人を高みへと導く
- 惜しまずに分かち合う心が、未来を照らす
- 信と真実こそ、人のもっとも甘き財である
- 敬い、聴き、学ぶ者に、真の智慧は開かれる
- 信じ、励み、学び続ける者は、いかなる困難も越える
- 信と智慧を伴侶とし、迷いの世を超えていく
- 信と慎みを備えた者こそ、真に端正なる人である
- 信じ、与え、惜しまぬ者は、どこでも光を放つ
- 信と智慧こそが、人生最高の宝である
- 聖を慕い、学びに喜び、惜しまぬ者こそ、真の信仰者なり
- 信仰を携える者は、誰にも奪えぬ宝を持つ
- 与える心は安らぎをもたらし、貪る心は平安を奪う
- 欲を断ち切る者に、真の安らぎが訪れる
- 信なき者との交わりは、心を濁らせる
- 清らかな人と交われば、心もまた清まる
- 親しさではなく、信のある者と交われ
第一一章 道の人
- 欲望を断ちて、道に至れ
- 智慧とは、断固として為す力なり
- 行ないの芯が汚れていては、実りは来たらず
- 正しく行わねば、善行も刃となる
- 正しく用いる者は、真理へと至る
- 修行は、心弱き者を拒む門なり
- 心を捨てず、己を導け
- どの道にも苦はある、されど真理の苦は光に通ず
- 外見の清さにあらず、行いが人を決める
- 己を腐らすのは、己の悪性なり
- 老いは智慧の証にあらず
- 清らかさを身に宿す者、真の長老なり
- 外見の道具では、真の道には至らない
- 悪を断じてこそ、真の道に立つ
- 称号に値するは、己を浄めし者のみ
第一二章 道
- 真理を見たとき、妄執は消え、道が現れる
- 欲望は、智慧の雨により静まる
- 生死の迷いを越える智慧
- 最上を知る者は、真理と道に生きる
- 無常を観る者、苦を離れ、心は清まる
- 苦を知る者、苦から離れ、心は清まる
- 空を観る者、苦を離れ、心は自在となる
- “我”を離れるとき、心は自由になる
- 痛みを知った者は、道を語る。歩むのは自らである
- 愛執の矢を抜くのは、自らの歩みである
- この道のほかに、心を清める道はない
- 真直なる道は、静かな勇気によって歩まれる
- 激流を渡る智慧の舟は、慈しみと共に進む
- 究極の安らぎに至る道は、識り、整え、清める歩みにある
- 清き道は、すべて不死の海へと注がれる
- 最上の導き手に、敬意をもって歩む
- 善き思いは、心の塵を鎮める雨となる●_20250713
- 静めた心に、悟りの悦びが満ちる
- 智慧を武器とし、心静かに、すべてから自由になる
- 八つの正しき道を歩む者に、安らぎと名声は訪れる
第一三章 尊敬
- 虚名に滅ぶ──実りの先にあるもの
- 知識が毒にもなるとき──未熟な心に宿る驕り
- 隠れた欲望は、徳を腐らせる
- 我(わ)が意思に従うは、真理に従うこと
- 欲と驕りは、真の道を見えなくする
- 栄誉に酔うな、静けさの中に道がある
- 他に依らず、法(ダルマ)を装って商わず
- 足るを知り、他と比べぬ者は、心安らかなり
- 楽しみは、静けさと慎みの中にある
- 満ち足りた心で、真理一つを見つめよ
- 共に得たものを軽んずるな――感謝こそが心の豊かさを育てる
- 知より行に徳が宿る――誠実な実践者こそ称えられる
- 真の偉大さは、知られずとも輝く
- 富は尊敬を買うが、徳を証明しない
- 快適さに執着すれば、孤立と対立を招く
- 尊敬に酔うな、名声の影に危機がある
- 食は心を満たさず、ただ身体を養う
- 尊敬は蜜であり、泥でもある――刺さる前に手放せ
第一四章 憎しみ
- 怒りに応じるな、静けさで報いよ
- 害されたからとて、害し返すな
- 撒いた種は自分に返る
- 怨みに費やすには、人生はあまりに短い
- 思い上がりが和を乱す
- 悪人でさえ和するのに、なぜ賢者が争うのか
- 語るより沈黙、賢さは誇るものでなく、滲み出るもの
- 理を知る者が、争いを止める者となれ
- 恨みは思いに宿り、思いによって増殖する
- 手放した瞬間、心は自由になる
- 怨みに怨みで報いては、終わりなき連鎖が続く
- 怨みに乗らぬ者こそ、真の賢者なり
- 真の友と歩め、共にある道は力となる
- 独りでも、正しく歩む者であれ
- 愚と歩むな、智と会うまで独りで進め
- 独り林を行く象のように、静かに、強く、生きよ
第一五章 念いをおちつけて
- 心を鎮め、世界を照らす
- 今、正しく在る者に、死も及ばぬ
- 慎みと集中がもたらす、真の安らぎ
- 自己も所有も空なれば、執着は越えられる
- 目覚めた心で、人生の苦を越える
- 目覚め続け、いま、この身で苦を超える
- 目覚めた者に、恐れはない
- 昼も夜も目覚めて学べ、汚れは消え、道は拓ける
- 仏を念う者、心に安らぎを得る
- 法を念う者、道を見失わず
- 善き仲間を念じる者に、道は開かれる
- 覚めた心は、仏とともにある
- 法を念う者は、日々真理とともに歩む
- 善き仲間を念じる者、道をまっすぐ歩む
- 身体を観じ、心を静め、昼も夜も修行は続く
- 戒めを守り、執着を捨て、光明を念じて生きよ
- 害さず、恐れず、喜びに生きる
- 怒らず、害さず、やさしさを喜ぶ心
- 離れることで、真の自由が生まれる
- 静けさを楽しむ心に、真の力が宿る
- 離れてなお、豊かな心
- 空を知る者、すべてから自由である
- かたちにとらわれぬ心は、自由の極み
- 何も持たぬ心に、すべてが宿る
- 瞑想は、心が還るよろこびの場
- すべてを越えて、安らぎに至る
第一六章 さまざまなこと
- 未来を生きる者は、今を整える
- 目的の成就は、貫き通す心の中にある
- 己を鍛え、己に依れ
- 価値の逆転に惑わされるな
- 過去を悔いるより、今を変えよ
- 執着を越える者は、今を変えた者である
- 真の光は、年齢に宿るのではなく、志に宿る
- 年齢にとらわれず、志と修行で執着を越える
- 過去を光に変えるのは、善き今である
- 過去に縛られず、善によって自由になれ
- 生きているうちに、苦悩を越えよ
- 悲しみの中でさえ、動じぬ心を育てよ
- 心を整えた者は、最も近き人々の中でこそ光る
- 欲を離れ、孤独を喜びとせよ
- 清らかな行いが、誓いをかたちにする
- 欲を離れた心にこそ、真の恵みは実る
- 怒りを離れた者への敬意は、真の恵みとなる
- 迷いを離れた心に、真の光は宿る
- おごりを離れた人のまなざしは、世界を澄ませる
- 貪らぬ心に、真の豊かさは宿る
- 執着を離れた心に、清らかな果報が実る
- 心こそ、世界を統べる王である
- 肉体は城壁にすぎず、真の自己はそこにあらず
- 苦しみの連鎖を断つ鍵は、執着を手放す智慧にある
第一七章 水
- 執着を離れ、静かに前へ──白鳥のごとく
- 高く、静かに、超越して――心を制した者の道
- 備えなき者の晩年――老いた白鷺の教え
- 備えなき老いは、折れた弓のように横たわる
- 一滴の軽視が、大きな禍を呼ぶ
- 一滴の善が、福徳の泉を満たす
- 渡ったと思うなかれ――智慧の人のみが彼岸に至る
- 誰が岸に立ち、誰がまだ流れの中にいるのか
- すでに満たされている者は、求めない
- 自己をととのえる者こそ、真の職人
- 心の湖を澄ませる智慧の静寂
- 汚れず、揺れず、濁らず──賢者の境地
第一八章 花
- 真理の花を摘む者となれ
- 学びの心こそ、真理を摘む力となる
- 煩悩の根を断ち切り、真の自由を手にせよ
- 愛執の縄を断ち、自由なる心を育てよ
- 執着の網を断ち、静けさの岸へ向かえ
- 香りなき花にあらず、行いに香る者たれ
- 香る言葉は、実行という根に咲く
- 損なわず、与えて去る――聖者の歩みは蜜蜂のように
- 見るべきは他ではなく、自らの足もと
- 善行は人生を編む華鬘(けまん)なり
- 花びらのように、穢れを静かに手放せ
- 塵芥の中に咲く、真理の花となれ
- 死は、花に夢中の心を容赦なくさらっていく
- 夢中のまま終わらぬために、目を覚まして生きよ
- 富に夢中な心に、死は背後から忍び寄る
- 陽炎の身を悟りて、死の目を超えてゆけ
- 泡と陽炎の身を悟り、死の支配を超えて歩め
- 世界の本質を見抜く者は、死すらも超えてゆく
- 泡の世にとらわれず、欲望の矢を抜け
- 蛇が脱ぐように、執着の皮を脱ぎ捨てよ
- 情欲の根を断ち、静かに岸を越えよ
- 憎しみの根を断ち、軽やかに煩悩の岸を離れよ
- 無明を断ち、智慧の光で岸を離れよ
- 慢心の皮を脱ぎ、真の自由へ至れ
- むさぼりの手をほどき、無執着の岸へ至れ
- 愛に執すことなかれ、すべてを手放すとき自由が来る
第一九章 馬
- 良馬のごとく、気づきの一鞭で走れ
- 知慧と行ないの両輪で、すべての苦しみを超えてゆけ
- 己を馴らす者は、神々さえも敬う
- 眠る世界の中で、ただ一人、目醒めて進め
- 心に恥じ、知恵を持つ者は、悪を超える
- 己を制する者は、王に仕える馬のごとく世を導く
- 最も優れた調教は、己を馴らすことにある
- 己を馴らす者のみが、静けき岸に至る
- 己を整えし者は、苦しみを超える
- 己を調えし者、すべての絆を断ちて自由に至る
- 己を調えし者は、苦しみも繁栄も超えてゆく
- 己を調えし者、静けき境地の門前に立つ
- 己を御せ、苦しみの岸を越えよ
- 己こそ、己を導く唯一の御者である
第二〇章 怒り
- 怒りを捨ててこそ、真に自由な人間となる
- 怒りも欲も、智慧の光に照らして手放せ
- 怒りを滅して、真のやすらぎを得よ
- 怒りに身を任せれば、善も悪となる
- 怒りに支配される者は、どこにも安らぎを得られない
- 怒りに沈むとき、力は消え、徳は遠のく
- 力ある者こそ、忍耐をもって人を護る
- 支配する力より、慈しみの忍耐を
- 力ある者の沈黙こそ、最上の強さ
- 怒りに乗らず、静けさで場を護る
- 怒りに応えぬ静けさは、共に生きる智慧である
- 真の強さは、愚人に理解されぬ静けさに宿る
- 口で勝つ者にあらず、沈黙で超える者が勝者なり
- 真の忍耐とは、弱き者をも赦す心である
- 怒りのことばは、集いを壊し、自らを損なう
- 真実・無怒・施し――心の行いが、天を開く
- 真に知る者は怒らず、静けさのうちにある
- 怒りに怒りで応えず、沈黙で勝つ
- 怒らずに勝ち、与えて勝ち、真実で勝つ
- 怒りなき人は、智慧と静寂の中に立つ
- 怒りを棄てる者は高く、怒りに住む者は険しき岩のごとし
- 怒りを制する者こそ、真の御者である
第二一章 如来
- 真に自らを知る者は、もはや何者にも依らない
- 比すべき者なき、真の導き手
- 無上の勝者、揺るぎなき自己を得た者
- 等しき者なく、ただひとり覚る者
- 真の勝利とは、己が汚れに打ち克つこと
- 未踏の道をひらく者、法輪を回す者
- 静かに真理を語る者は、目立たずとも確かにそこにいる
- 真理を響かせる者は、嫉妬されず、敬われる
- 静けさに住む者は、神々さえも羨む
- 最後の身を保ち、光のように生きる者は、神々すら敬う
- 時を超えて真理を灯す者たち
- 偉大さを求むるなら、仏の道を尊べ
- 真理を信じぬ者に迫る、見えぬ災い
- 真理を信ずる者は、天馬に乗るがごとく進む
- 如来の心にある二つの想い――静けさと孤独の悦び
- 恐れなく、望まず、すべてを慈しむ者
- 高みより見るまなざし──すべての憂いを超えて
第二二章 学問
- 知に住まず、行に生きよ
- 無常を知る者は、夜のように静かに歩む
- 心の闇に智慧は届かず
- 聞くことこそ、知を照らす灯である
- 教えは、心に灯る識別の光
- 聞くことは、解放への第一歩
- 学びよりも、行いが人を照らす
- 行いにあらわれてこそ、知は本物となる
- 学びなく、行いなくして、道は語れない
- 学びと行いの二輪を備えた人は、真に信頼される
- 真の人物は、金のごとく輝く
- 姿でも声でもない、本質を見よ
- 外ばかりを見る者は、声に惑わされる
- 内にこもる者もまた、声に惑う
- 見ず、知らず、ただ声に惑う
- 内も外も見通し、声に惑わぬ者となれ
- すべてを信じるな、思慮をもって照らせ
- 聞いて留め、育てて成す――知は一歩ずつ力となる
- 言葉と行動が一致するとき、智慧は完成する
第二三章 自己
- 人の目ではなく、自己の目で己を律せよ
- 孤独を恐れるな、孤独を楽しめ
- 自己に克つ者、万人に勝る
- 内なる勝利は、天地も覆せぬ
- 身を正すことなくして、人を導くな
- まず己を整えよ、他人はそのあとに従う
- 教える前に、自らに命じよ
- 賢者は、語る前に身をもって語る
- 使命は人に譲るな。自分の道を全うせよ
- 己こそ己の王なり
- 主となり、志を貫け
- 己を治めて、徳を成せ
- 自己を律する者、やがて世に知られる
- 己を治むる者、ついには敬われる
- 自らを治める者、あらゆる幸を受け取る
- 己を治むる者、天に至る
- 己を治めし者、歓喜は永く続く
- 己を律し、真理を観よ
- 己を治めし者、家の光となる
- 乱世にあって、心を乱さぬ者であれ
- 己を律する者、すべての束縛を離る
- 己を治めし者、輪廻をも超える
- 己を整えし者、もはや苦しまず
- 己を整えし者、涅槃に至る
- 逃げるな、執着を捨てて進め
第二四章 広く説
- 静けさをもたらす、ひと言の力
- 理にかなう、ひと言の真価
- 長さよりも、清らかさを
- 智慧ある一日は、迷いの百年に勝る
- 一日の精進は、百年の怠惰に勝る
- 無常の理を知る一日は、百年に勝る
- 苦の終わりを知る一日は、百年の無明を超える
- 汚れを断ち切る一日は、百年の停滞を超える
- 動じぬ心を得た一日は、百年の彷徨を超える
- 滅びぬ真理に触れる一日は、百年の浮世に勝る
- 無垢の静寂に触れる一日は、百年の曇りを晴らす
- けがれを離れた心で生きる一日は、百年の執着を超える
- 深遠なる真理に触れた一日は、百年の彷徨を超える
- 最高の境地に触れた一日は、百年の追求を超える
- 死を超える境地に触れた一日は、百年の命を超える
- 形式を超えた一瞬の敬意は、百年の儀式に勝る
- 真の信心は、形を超える力を持つ
- 真理を信ずる一念は、百の苦行を超える
- 真に善き仲間を信ずることは、百の苦行に勝る
- 戒めを信じる一念は、百の苦行に勝る
- 慈しみの一念は、百の苦行を凌ぐ
- すべての命を憐れむ心は、百の修行を凌駕する
- 真理を語る者の功徳は、百の修行にまさる
- 信じる心のひとしずくは、百年の儀式を超える
- 法(ダルマ)を信ずる一念は、百年の儀式にまさる
- 共に歩む仲間を信じる心は、百年の修行にまさる
- 自らを律する信が、百年の儀式にまさる
- 慈しみの一念は、百年の供物にまさる
- すべての命を憐れむ心は、百年の祈りにまさる
- 真理を説く一言は、百年の祈りを超える
- 正しき人を敬う心こそ、真の供物
第二五章 友
- 悪しき友より、独りの道を選べ
- 善き友こそ、人生を照らす灯火
- 交わりは、心を映す鏡である
- 善き言葉は、姿なき導き手となる
- 誰と歩むかが、己の行き先を決める
- 真の高みは、高き人に学ぶことで拓かれる
- 香草も悪臭に染まる ― 交わりが己を形づくる
- 香る人に交われば、自らも香る
- 友の影は、己の影となる
- 毒ある者に近づけば、無傷でも毒される
- 友を見れば、己の未来が見える
- 己は果物籠。何を入れるかで、香も味も変わる
- 触れていても、味わわなければ意味はない
- 開かれた心に、真理はすぐに沁みわたる
- 真理は、そばにあるのではなく、心の中に映る
- 悟りは時間でなく、心の澄みで決まる
- そばにいても、悟りは届かないことがある
- 心の澄みに、真理は一瞬で映る
- 一語が魂を変え、千語でも届かぬことがある
- 一を深く知る者は、百を超える
- 優しさより、真理のある厳しさを選べ
- 自らを知る者が、真に賢い
- 甘い言葉より、真の苦言を聞け
- 誰と共にあるかが、誰になるかを決める
- 光ある人のもとに集え
第二六章 安らぎ(ニルヴァーナ)
- 甲に籠る静寂の力
- 忍は力なり、害せぬ者こそ真の道を歩む
- ことばは刃にも盾にもなる
- 響かぬ鐘のごとく、心を鎮めよ
- 響かぬ鐘は、悟りの証
- 静かに満ちる、四つの最高価値
- 飢と存在を見抜いた者は、安らぎを選ぶ
- 行き先を知る者は、今を選ぶ
- すべては因縁によって決まる
- すべての存在は、自らの場所へと還る
- 安らぎは、怠らぬ者にのみ開かれる
- 舟を軽くせよ――情欲と怒りを捨てて進め
- すべては幻、来ては消えるもの
- 真理は静かに、妄執を離れた先に見える
- 妄執を断ち、塵を払い、河を涸らす者は、苦を超える●_20250713
- 五蘊を超え、静かに苦を終わらせよ
- ただ在るを、ただ在るとして受け取る
- 苦を知り、道を歩む者は、悪を離れ、自由となる
- 依らず、揺れず、消えない心の静けさ
- 生じざるものを観るとき、縛りから離れる
- 壊れるものに、喜びを求めるな
- 思考を超えた静けさ、それが真の安楽
- 光も言葉も届かぬところに、真の静けさはある
- 動かず、生ぜず、依らず――そこに終わりなき静けさがある
- 五大を超え、光も闇もない静けさ
- 形あるものを離れ、形なきものすら離れて、沈黙のなかへと還る
- 悟りに至り、生の矢を折る
- 相を滅して没せず――それが究極の静けさ
- 心の殻を破り、生の循環を離れる
- 最高の贈り物は、真理を語ること
第二七章 観察
- 自らの影を見つめる者こそ、真に清らかである
- 他を貶める眼は、自らを曇らせる
- 恥を失えば、易き道はあれど、高き道は閉ざされる
- 正しき道は険しき道、されど真理に通ず
- 闇を見抜く眼をもて、そして空へ翔べ
- 虚を有と見るなかれ、真理の眼を養え
- “我”という矢を抜け、自由はそこから始まる
- 我が為すとも、他が為すとも思わぬ者、真に自由なり
- 慢心の垢を落とし、超えるべきは己の執着
- 得失を離れ、心を一点に定めよ
- 善をも執すな、智慧は中道に宿る
- 快楽に欠点なしと思うなかれ、それは心を縛る第二の極端
- 極端に耽る愚を離れ、智慧の眼をもって見守れ
- とどまらず、思い上がらず、道なき道を歩む者
- 泡と陽炎に執するな、死さえも届かぬ眼を養え
- この身を泡と知るとき、死の影はもはや届かない
- 美しき車を執すなかれ、賢者は通りすぎてなお歩む
- 身体の美に耽れば、歩みは泥に沈む
- 美を観て迷うなかれ、離れてこそ、真の知恵
- 飾られた身体の奥に、真の不安を見よ
- 宝飾に惑わされぬ眼、それが智慧の証
- 香りも紅も心を染めず、賢者は魅力を超えて観る
- 装いは心を惑わすが、真理は飾りに宿らず
- 飾りを超えて、心は自由に在れ
- 美の装いの裏に、無常の真理を見る
- 飾られたものの奥に、壊れるものの宿命を見よ
- 欲に溺れた目には、真理の流れは見えない
- 私はこれである」と言わぬ者こそ、真に流れを渡る
- 解かれた縄を、自ら拾って縛り直すな
- 何ものにも縛られず、ただ静かに、回転する者
- 恐れの中で、外に逃げても安らぎは見つからない
- 真のよりどころは、外にはない
- 真理を見抜く者は、三宝に帰依する
- 苦を見抜くことが、自由への第一歩である
- 真理に根ざすものは、もはや迷わない
- 見る力のある者は、見る者も見ない者も見抜く
- 見ているつもりでは、真実には触れられない
- 観る者は、すがたに惑わされない
- 観る力は、条件のもとに生まれる
- アートマンに固執するか、苦を観るか
- 観察は無明のうちに、観察を超えるとき智慧はある
第二八章 悪
- 心を浄めることこそ、行いの根本である
- 与え、律し、手放すことにこそ、真の自由がある
- 群に在りて独り、濁りの中で清きを保つ
- 清きものに心を向け、濁りに親しむな
- 孤独にして豊かなる、真理の味を知れ
- とらわれを捨てた心に、恐れはない
- 過ちを諫める者こそ、真の友である
- 静かにして揺るがず、悪を吹き払う風となれ
- 誹謗は風に投げた塵のごとく、己に返る
- 行為は影のごとく己に従う
- 心の汚れも浄らかさも、自らが選ぶ
- 人は自らを磨くよりほかに道はない
- 不平等に抗し、悪を避けて歩む者こそ賢者
- 悪は毒、避けて進むが智者の道
- 清き人に、悪は触れ得ない
- 易きに流れず、難きを為せ
- 習慣が道をつくり、性格が行為を導く
- 蜜の味に惑わされず、報いを見よ
- 悪の果は、時を待ちて必ず実る
- 善の果は、時を経て静かに花ひらく
- 悪を重ねれば苦しみは深まる
- 善を重ねて喜びとなせ
- 善は急げ、心に隙を与えるな
- 小さな悪が、大きな禍を呼ぶ
- 善の一粒が、福の穂となる
- 無実の人を傷つけると、十の禍に堕つ
- 悪は忘れても、報いは忘れない
- 善は静かに、確かに実を結ぶ
- 悪の記憶は、心を離れず
- 善は静かに、心を照らす光となる
- 悪の果は、今と未来の心を蝕む
- 善は今を照らし、未来をも輝かせる
- 悪は心に宿り、未来に苦をもたらす
- 善は時を超えて心を照らす
- 善は心に安らぎを育み、天にも届く
- 悪に染まり、善を怠れば、魂は沈む
- 善を積む者は、恐れなく渡る
第二九章 ひと組みずつ
- 真の光は、仮の輝きを沈める
- 真理の光は、仮説の影を拭う
- 誤った眼差しは、真実から遠ざかる
- 真実を見抜く力が、悟りへの道を開く
- 欲望の火に舞う蛾のように――執着は新たな束縛を生む
- 疑いを越える修行の力――清浄なる思念が真理を開く
- 外見を飾るより、まず心を清めよ
- 徳を備えてこそ、外見は意味を持つ
- 欠点を断ち、憎しみを離れた人こそ、真に端正な人である
- 名やかたちでは人の価値は決まらない
- 見た目では人の心は測れない
- メッキの光は、本物の輝きにはならない
- 怠惰は魂を曇らせ、輪廻の檻を強くする
- 静かな心と節度ある生き方が、苦しみを薄めてゆく
- 自らを律せざれば、煩悩の風に倒れる
- 節度と統一された心は、煩悩の風に揺るがない
- 欲を離れた者にだけ見える、静けさの歓び
- 聖者のいるところ、そこが楽土となる
- 徳ある者は離れていても届き、徳なき者は近くにいても信頼を得ない
- 交わりを慎み、道理を深く洞察せよ
- 矢に堪える象のごとく、誹りをも静かに耐える
- 迷いの生存を越えて、喜びもまた離れる
- 執着を離れ、何ものにも頼らぬ者こそ、真に自由な人である
- 煩悩の家系を断ち、無垢の道を歩む
- 執着なき者の歩みは、空を飛ぶ鳥のごとく
- 無所有の境地は、ただ静かに天を翔る
- 静かな心の飛翔には、跡は残らない
- 無執着と静けさの道は、たどれぬ空の道である
- 迷いを越え、何にも依らずに歩む者は、空を翔ける鳥のように
- すべてを離れ、ただ静かに、無跡を歩む者
- 痕跡をも残さぬ、沈黙の修行者
- 風も留めぬ、空を歩む者の道
- 多くは岸辺を歩み、少数のみが彼岸へ至る
- 真理を見抜く者、死の岸を越える
- すでに歩み終えた者は、何ものにも乱されない
- 恐れと欲の川を渡りきった者
- 欲・怒・迷・執——心を流す四つの濁流
- 足跡なき虚空に、生き方の真実はある
- 束縛を断つ者が、真の自由に至る
- 縛りを知り、超えることで、自由が始まる
- 行動は慎重に──悪をなすより、静かなる徳
- 善をなせば、心は喜び、道は光る
- 沈黙の中に光を宿し、語るときに真理を照らす
- 真理を語る者は、旗を掲げよ
- 非難を恐れず、正しき道を歩め
- 称賛にも誹りにも動じぬ人であれ
- 真の評価は、理解する者の手によってなされる
- 黄金のような人格は、非難の余地なき輝きを放つ
- 誉めにも貶しにも、心を動かさぬ者こそ賢者
- 根のように静まり、執着を脱いだ者は、非難されることがない
- 愛執なき行為、名なき聖者
- 勝利なき勝利、道なき導き
- 執着なき者に、誰が道を示せるか
- 根なき者の根強さ
- 執着なき者に道は問えぬ
- 心静かにして、聖なる岸へ至る
- すべてを手放したとき、真の自由が訪れる
第三〇章 楽しみ
- 勝ち負けを越えた者こそ、真に安らぐ
- 人を苦しめて得た快楽は、己を縛る鎖となる
- 他者の安楽を損ねて、自らの安らぎは得られない
- 他者を守る者に、安楽は報いとして訪れる
- 善を積む者は、今も来世も安らぎに生きる
- 道理を生きる者は、どんな嵐にも守られる
- 道理を歩む者には、幸せが訪れる
- 少なくとも、心をこめて与える人は、永遠に豊かである
- 施しとは、戦うごとく、勇気と決意を要する行為である
- 執着を越えて与える者こそ、真の勇者である
- 善き行いは、やがて願いを満たし、魂を解き放つ
- 積まれた善は、最強の護りとなる
- 真理を楽しむ者の心は、風のない湖のように澄んでいる
- 真理を味わい、執着を離れ、覚りの道を喜ぶ心
- 心が道を楽しむとき、解脱はすでに始まっている
- 静かな暮らしの中に、真の喜びはある
- 怨みも恐れも超えて、静かに自由に生きる
- 静かに学び、誰も傷つけずに生きることのよろこび
- 欲と慢を離れてこそ、本当の安らぎがある
- 節度と信仰と智慧と善――四つの喜びが人生を支える
- 敬う心が人生をあたたかくする
- 真理が語られ、人々が和し、共に育ち合うことの喜び
- 徳ある人との出会いが、自分を磨いてくれる
- 整え、克ち、悟り、捨てる――四つの喜びが心を自由にする
- 良き人と共にあり、愚と離れる――心は静かに安らぐ
- 共に歩む相手が、心の道を決める
- 目覚めた人が生まれる場所に、真の幸福が宿る
- 煩悩を離れた人は、静かに、深く、安らかである
- 欲と怒りを制する者は、深い静けさに生きる
- 小欲を捨て、大きな歓びに生きる
- 欲望を離れた楽しみは、天上の快楽すら凌ぐ
- 心の荷を降ろせば、人生は軽くなる
- 愛執なき者は、もはや迷いに還らない
- 善き縁と行いが、人生の最後に微笑みをもたらす
- 炎が消えるように、欲も静まり、心は解き放たれる
- 欲を超えし者に、行方を問うは無意味なり
- 心静かなる者は、神さえ測ること能わず
- 持たぬ者こそ、最も自由に笑う
- かたちに縛られし者、自由を知らず
- 持たぬ者は、真に知る者なり
- かたちを超えて、智慧と共に笑え
- 自分の主であれ、他に縛られるな
- 貪らぬ者こそ、もっとも自由に生きる
- 焼けるものを持たぬ者は、どこでも安らかに生きる
- 悩みを超えて、静かに生きる力
- 傷つけない者は、真に強く、自由である
- 怨みを超えたところに、真の平和がある
- 悩ませぬ人が、まわりを安らがせ、自らも安らぐ
- 持たぬ者のほうが、喜びを深く味わえる
- からだを自分と見なさぬとき、真の自由が訪れる
- 苦も快も、すべては縁による現象
- 楽にも苦にも、動じぬ者こそ真に楽しむ
第三一章 心
- 心を制する者が、人生を制す
- もがく心にこそ、解脱への扉がある
- 乱れる心に、智の手綱を
- 未熟な心には、見張りをつけよ
- 奔る心を制するは、真の自己統治なり
- 家屋の作者を探し続けた、果てしない旅を終えるとき
- 心の家屋を壊し、自由を得る
- 心を射る者こそ、恐怖を超える
- 最大の敵は、己が邪まな心である
- 正しく向けられた心は、最大の恩となる
- 修養なき心に、情欲は雨のように入り込む
- 修めぬ心に、怒りは静かに入り込む
- 備えなき心に、迷いは音もなく入り込む
- 備えなき心に、驕りは忍び寄る
- 心の隙に、貪りは忍び込む
- 修めぬ心に、愛執はやすやすと入り込む
- 心を整えれば、情欲は入り込めない
- 怒りを防ぐ、整えられた心の屋根
- 整った心に、迷いは寄りつかない
- 高慢を防ぐは、整えた心の力なり
- 貪りを寄せつけぬ、整った心の備え
- 整った心は、愛執すら受けつけない
- 心が汚れていれば、行動も結果も苦しみに染まる
- 清らかな心が、幸せを呼び寄せる
- 濁った水には、真理の月は映らない
- 清らかな心にこそ、真理は映る
- 怒りに覆われた心には、真理は届かない
- 揺らぐ心に、智慧は育たない
- 貪欲の激流に心を委ねるな
- 快楽に流される者に、栄誉はとどまらない
- 怠りは焼けた鉄のように、自らを苦しめる
- 口先の決意より、一歩の実行
- 思考に振り回される心は、どこにも安住できない
- 心を澄ませば、生まれ変わりの輪から離れられる
- 脆き身を知り、堅き心を築け
- 泡のような身に執せず、心を城とせよ
- 世界は脆い。心を築き、智慧を剣とせよ
- 泡のごとき世界に迷わず、智慧で心を守れ
- 心を正しきにおさめ、執着なき者は、すでにここに解き放たれる
- 心を護り、他を思いやる者は、幸せを保ち続ける
- 心が心に出会うとき、真の静寂と智慧が生まれる
- 害さず、慈しむ者に、敵はなし
- 無執着の慈悲こそ、功徳を積む源泉
- 心の静けさこそ、安穏と解脱の証
- 五感を超える、智慧の悦び
- 欲なき心、静寂の眠り
- 足跡なき道を歩む者の安らぎ
- 岩のごとき心に苦しみは近づかない
- 慎みと静寂に宿る真の修行
- 離れてなお、満たされる心
- 心・ことば・行いを守る者は、苦しみに飲まれない
- 怠りと誤信の果てに、死神が待つ
- 正見に立ち、眠れる心に克つ
- 心を欺くな、心に欺かれるな
- 心を制する者は、獣性を超える
- 欲に焼かれる心を制せよ
- 心を護れば、人として歓喜に満ちる
- 心を制する者、天に歓喜す
- 守られた心は、やがて涅槃に至る
- 捨てることより、誠実に働くことが魂を清める
第三二章 修行僧
- 清貧にして専念する者、神々すら敬う
- 名声を求めぬ者、天も敬う
- 語らずとも光る、我なき者の静けさ
- 傷つけられても、心は濁さずに応じよ
- 欲なく、執なく、独り歩む者こそ真の行者
- 節度と喜びと分かち合い――静けさを携えて歩む
- 慎みと静寂のうちに、真の満足は宿る
- 真理を喜び、真理とともに生きる者は、決して堕ちない
- 静寂の中にこそ、超越の喜びがある
- すべては移ろう――その理解が、静かな悦びをもたらす
- 情欲を越え、山のごとく揺るがぬ者であれ
- 怒りを超え、岩のように不動であれ
- 迷いなき者は、山のように不動である
- 己を誇らず、揺るがぬ心を持て
- むさぼりを離れ、岩のように揺るがぬ者となれ
- 愛すら執とせず、ただ在る者は揺るがない
- 所有を離れ、失っても悩まぬ者こそ、真の修行者
- 形にあらず、心にこそ修行は宿る
- 快も罪も越えて、清く賢く歩む者こそ、本当の修行者
- 法に喜び、慈しみを宿す者は、やがて静寂に至る
- 心の働きすら静まりし時、真の安らぎは訪れる
- 慈しみと法の悦びは、涅槃への道しるべ
- 身・口・心を鎮め、欲を離れてこそ、やすらぎは訪れる
- 静けさなくして智慧は育たず、智慧なくして静けさは深まらぬ
- 智慧と静けさへの道に立つ者は、まず深く根を下ろせ
- 満ち足りて慎み深くあれ、それが修行の道となる
- 善をなす三業と、恥を知る心が、真の修行をつくる
- 七つの柱を磨き、心を澄ませて道を歩め
- 苦の終わりを見定めて、清らかに生きよ
- 悟りは形に宿らず、汝の油断なき心に宿る
- 自己という幻想を手放し、苦の炎を鎮めよ
- 迷いの生に安住せず、変化の彼岸を目指せ
- 迷いを喜ぶかぎり、苦しみは離れず――捨てる勇気が、仏に近づける
- 説く者であっても、まず離れよ――語る前に、己の迷いを見よ
- 執著が滅びるとき、苦しみは生まれない
- すべては移ろいゆく。ゆえに、執らわれず、喜びに溺れず
- すべてに打ち克ち、何ものにも揺らがない者こそ、真の安らぎにある
- 自己への執着を断つとき、輪廻の輪は止まる
- 再び迷うことなき者は、生死を超えて在る
- 煩悩と我執を離れし者、輪廻を超えし者なり
- もはや迷いは繰り返されない。悟りは永遠である
- 生存の執着を滅ぼした者は、いま完全に自由である
- 迷いは終わり、輪は断たれた
- 妄執を断つ者は、輪廻を断つ
- すでに輪は閉じ、歩みは終わった
- 煩悩の泥を越えて、真の自由に至る
- 怒りの火を消した者こそ、真の修行者
- 迷妄を越えて、智慧に至る
- 慢心を捨ててこそ、人は真に偉大になる
- 欲を滅して、心は静まる
- 愛執を離れてこそ、真の自由がある
- 山のごとく、動ぜぬ心
- 旧き皮を脱ぎ捨てよ――虚妄の世から自由へ
- 華を摘むように、欲を断て
- 憎しみを断ち、静けさへ還れ
- 迷いを抜けて、光に還れ
- 慢を捨て、ただ真に立て
- 欲を脱いで、澄みきった心で生きよ
- 愛執を超えて、心は本来の岸へ還る
- 欲望に抗することは、心を癒す智慧の薬
- 怒りは毒、沈黙は薬。憎しみに打ち勝つ者が真の強さを得る
- 無知の毒に気づき、智慧の薬で中和せよ
- 誇りを手放す者は、軽やかに彼岸へ至る
- 欲に飲まれる前に、智慧の薬で制せよ
- 愛することと執着することは、違う道である
- 欲望を断て、心に堤を築くよりも
- 憎しみの炎を超えて、心は平和の岸に至る
- 無明を断つとき、真の自由が始まる
- 誇りを脱ぎ捨て、道に帰す者となれ
- 欲を捨ててこそ、向こう岸へ渡れる
- 執着なき者は、彼岸へ渡る
- 執著の奔流を断ち、彼岸へ渡る者
- 欲望の絆を断ち切る者、真の自由を得る
- 五つの覆いを捨て、疑いなき心が自由を得る
- 思念を捨てて、まことの静寂に至る
- 妄執を捨てて、本来の自由に還る
- 煩悩の火を鎮めし者、静寂の岸に至る
- 潜む影を見抜き、静かに超えてゆく者
- 規律と空の実践に安らぎは宿る
- 快・不快を超えて、静かな力に至る道
第三三章 バラモン
- 形ではなく、心が人を浄める
- 飾りよりも、静かな徳が人を照らす
- 悟りは道半ばで立ち止まる者には訪れない
- 一方しか見ない者に、真理は見えない
- 志半ばにして倒れる者の根は、執着にある
- 外を飾っても、心が濁っていては意味がない
- 生まれより、行いこそが尊さを決める
- 悪を離れた人、それが真の高貴さである
- 言葉や姿ではなく、真理を守る生き方が尊い
- 悪を離れた人こそが、名にふさわしい
- 清らかさは、水でなく、誠実さによって得られる
- 悪を離れ、常に目覚めて歩む者が真の覚者
- 正しく生き、語り、識る者が高貴である
- 欲も慢心も捨てたとき、人は真に安らぐ
- すべてを手放したとき、人はもっとも自由になる
- 身・口・心を慎む者こそ、真の完成者
- 言葉の優しさが、その人の品格を語る
- 怒りに打ち勝つ者こそ、真に強い人
- 怒らず、学び、整え、そして解脱する人が最も尊い
- いずこにも属さず、満ち足りて歩む者
- 喜怒哀楽を超えて勝つ者が、真の勝者である
- 心を乱さず、静けさにとどまる者が真に尊い
- 自立し、明らかに見、整い、揺るがぬ者こそ真の完成者
- 境界なき者、彼岸すら超えて自由なる者
- 取らず、持たず、心を空にする者こそ真の自由人
- 三界を超え、あらゆる存在に執着せぬ者こそ自由人
- 苦しみの根を断ち、欲にとらわれぬ者こそ真の解脱者
- 幸も不幸も越えて、静かなる者が真に勝てる
- 何ものにもとらわれぬ人は、すでにすべてを越えている
- 欲に染まらぬ、露のような澄んだ心をもて
- 月のように清らかに、露のように自由に
- 静かに果たし、澄みきって離れる
- 智慧の彼岸に至る者こそ、真の導き手
- 執らず、害さず、道に生きる
- 欲望を断ち、自由に歩む者こそ真の行者
- いのちを害さぬ者こそ、真の尊者
- 欲に染まらぬ月のごとき心をもつ者
- 悪に染まらぬ空のごとく、歓楽に沈まぬ月のごとく
- 敵意なき者こそ、真の強さをもつ
- 心の垢を落とす者が、真の清らかさを得る
- 動じぬ心で、迷いの大河を渡りきる
- 執着を断ち、時空を超える心の自由
- 望みを離れて、自由を得る
- 快にも苦にも染まらず、涼やかに生きる智慧
- 欲望のすべてを超えた、自由なる人
- 人知を超えて、静かに光る智慧
- 生の根源を見きわめ、苦しみの終わりに至る
- すべての命を見つめ、何ものにも縛られぬ者
- 恐れなく、縛られず、歩みを止めぬ者
- 力と気高さ、そして悟りを備えた者
- すべてを超え、すべてから自由な者
- 静けさのうちに、すべてを清めた人
- 欲なき人は、大地とともに坐す
- こだわりなく、智慧とともに涅槃に至る
- 智慧をもって、ひとり歩め
- 聖なる道を歩む者こそ、真に尊い
- 見えざる心を制する者が、真に偉大である
- すべての束縛を断ち、真に目覚めよ
- 欲望を根ごと断て、真の自由はそこにある
- 流れを断て、ニルヴァーナはその先にある
- 内なる王国を滅ぼせば、清浄の道が開かれる
- 五つの敵を滅し、真の浄らかさに至れ
- 怒りに報いず、静寂をもって応える者であれ
- 年齢ではなく、智慧にひれ伏せ
- 年齢でなく、道理に仕えよ
- 真理を知る者に、敬意をもって仕えよ
- 真理の使徒に仕えることは、己の道を照らすこと
- 己の務めを究めし者は、悪をも超えて自在なり
- 己の務めを極めし時、心の波は鎮まる
- 縁に縛られず、己の道を超えし者
- 煩悩なき心は、すでに岸を渡れり
- 束縛を断ち切るは、真理を観ずる智慧の剣
- つとめを果たす者は、生老死をも超える
- 光り輝く者たち――だが、ブッダは昼夜を超えて輝く
- 欲から遠ざかるごとに、心は静まり智慧が満ちる
- 原因を知る者は、疑いから自由になる
- 物事の連鎖を見通す智慧
- 因縁の終わりに向かう智慧
- 感受を離れて疑いなく生きる
- 煩悩が滅びるとき、疑いは消える
- 徳ある人は、世界を照らす太陽の如し
- 真の光とは、すべての束縛を断ち切った清浄なる存在
- 光ある者は、悪を祓い、世界を導く