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持ち運びしやすい手帳サイズにする理由

「経営計画書」は、会社を強く、立派にするための道具です。私自身も、一倉定先生の経営計画書に影響を受け、25年ほど前に初めて自社の経営計画書を作成しました。その際、見た目の立派さにこだわり、A4サイズで厚紙を用いた豪華な冊子を作りました。その重厚な佇まいは、まるで卒業アルバムのようで、完成した瞬間は大きな達成感に包まれました。

しかし、その経営計画書には大きな問題がありました。

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机の中で眠る「立派すぎる計画書」

A4サイズで作られた経営計画書は、立派ではあったものの、重くて持ち運びが不便でした。結果として、社員はもちろん、社長である私自身ですら持ち歩かなくなり、結局机の引き出しにしまい込まれるようになりました。

本来であれば、経営計画書は会社の目指す方向性を示し、日々の行動をガイドするための道具であるはずです。しかし、その目的が「計画書を作ること自体」にすり替わってしまっていたのです。

常に手元に置けるサイズに変更

そこで、経営計画書をB6サイズの手帳型に変更しました。このサイズなら、社員も私も常に持ち歩くことができ、必要なときにすぐに確認できます。経営計画書は会社の成長を支える重要なツールです。それが実際に使われなければ意味がありません。

経営計画書は「使う」ためのもの

経営計画書の目的は、作成することではなく、社員全員が活用することにあります。常に手元に置けるサイズであれば、会議や現場でもすぐに取り出して確認や共有が可能です。重厚で立派な冊子ではなく、実際に役立つ形態にすることが重要です。

結論として、「経営計画書」は会社の成長を支える実用的な道具です。サイズや形状も、社員が常に持ち歩き、活用できる形にすることで、初めてその真価を発揮するのです。

常に持ちあるけるよう手帳サイズにする

「経営計画書」は、立派な会社を作るための道具

「経営計画書」は、一倉定先生の「経営計画書」を参考にしています。25年ほど前、真似をして豪華な経営計画書を作りました。

サイズはA4。表紙に厚紙を用いた、重厚な「経営計画書」です。卒業アルバムのような立派な経営計画書を作ったことに私はすっかり満足してしまいました。

ところが重い。重いから社員はもちろん社長の私ですら持ち歩かない。経営計画書は立派な会社を作るための道具であるはずなのに机の引き出しにしまいっぱなし。目的がつくることになっていた。

常に持ち歩ける手帳サイズB6サイズに変更常に持ち歩けるようにしなければならない。

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