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チャレンジ目標は個人が勝手には決められない

働く人、一人ひとりが納得のいくチャレンジ目標を設定するための旅路の出発点は、目標設定の仕組みの理解である。MBOSは「目標の連鎖システム」として運用する。

これが目標設定の大前提であり、個人目標であっても、個人が好き勝手に決めるわけにはいかない世界だ、ということを意味している。個人のチャレンジ目標は「所属する職場の今期目標」に沿ったものでなければならないし、職場の今期目標は「その上位部門の今期目標」と連鎖したものになっていなければならない。さらに上位部門の今期目標は「部門の中期(3〜5年)経営計画」との連動が必須であり、部門の中期経営計画にはそのまた上の「全社中期経営計画」との連動が要求される。このように、目標設定に際しては制約条件としての上位計画(目標や方針)が存在し、それを無視した目標づくりが不可能な状態になっている。働く人々はその制約条件を考慮に入れて、ギリギリ背伸びした、具体性の伴ったチャレンジ目標を設定する。それがMBOSの目標設定の実務である。

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