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なぜ、成長の手応えの確認が必要なのか?

個人の成果確認ミーティングで成長の手応えの確認が必要なのは、人は自分が成長しているという手応えを感じれば、仕事に対して前向きな気持ちになれるからである。MBOSは内発的動機づけ(自分自身で自分のヤル気を刺激すること)を重視したマネジメントであり、その実践はチャレンジ目標のPlan→Do→Seeのいずれの場面においても必要である。See(振り返り)においては、成長の手応えの確認がそれに該当する。アンケート調査などでは、「働きがいとは何か」という問いかけに、圧倒的多数の人が「自己成長」と答える。これは、人が成長欲求を持っている証しである。その成長欲求をもっともっと自ら刺激してほしい。そういう願いを込めて、期末の「仕事の振り返り用紙」の中に、能力開発やキャリア開発の欄を設けている会社もある。筆者はそれをさらに進めて、各メンバーが成長欲求を刺激するような自問自答の場や、グループでの話し合いの場を設けることを提案したい。成果確認シートの成長の手応え欄への記入はメモ程度のもので構わない。この1年間(もしくは6ヶ月間)を振り返り、自己成長の手応えを感じた出来事を時系列に沿って簡単に記述する。記入しながら、自分の成長ぶりを確認するのである。

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