MENU

ともにハッピーの求心力は「経営方針」

沢井社長は、「ともにハッピー」を実現するためには求心力になるものが必要だと考えた。この会社の現状は、逃避的で無責任、非協力的で保守的な人たちの寄り集まりで、とても組織と呼べるようなものではない。そんな人たちを意味ある集団に変身させる。そのためには、まず「経営方針」が必要だ。経営方針とは「わが社における正しい行動の在り方」を示したものであり、経営陣をはじめ、すべての従業員にとっての行動規範となるべきものである。

沢井社長は3つの経営方針を打ち上げる。・オレがやる・協力する・明るくするこれらの文言の持つ意味を従業員がハートでズシンと受け止める。そうでなければ、経営方針は組織の求心力にはなり得ない。現実に、言葉遊びに終始している事例は山ほどある。だから、沢井社長は朝礼などで、その必要性を繰り返し訴えた。身をもって示すのも忘れない。毎日現場を回って従業員にストロークを打ち込むなど、社長の立場で経営方針を実践したのである。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次