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ときには必要な否定的ストローク

ただし、「否定的ストローク」が必要なこともある。たとえば、メンバーが手抜き仕事をしたり、同じ失敗を何回も繰り返すときなどは、リーダーは「叱る・注意する・止める」という否定的ストロークを発信しなければならない。否定的ストロークは「人間関係が壊れるのでは?」という不安もあり、発信にはかなりのエネルギーが必要だ。もらった側は、瞬間的にはムカッとするだろう。しかし、それでも、否定的ストロークの必要性を感じたならば、表現の仕方に十分な配慮をし、きちんと発信すること。そこに関心と愛情が込められていれば、たとえ否定的なストロークであったとしても、相手は嬉しく感じるものである。肯定的と否定的のバランスは9対1程度で、肯定的ストロークを多めにする。否定的ストロークは真剣に打ち込めば、少ない量で効き目があり、肯定的ストロークはいくらもらっても、十分過ぎることはないからである。

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