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【マインド・習慣】量子力学心得

目次

量子力学ワーク

  • ■ワーク
  • 質問❶あなたは1年後どういう状態になりたいですか?
  • 質問❷その理想の1年後の、理想の1日の姿をイメージして書き出してください。
  • どんなところに住んでいますか?どんな人と一緒にいますか?どんな会話をしていますか?どんな時間の使い方をしていますか?どんな成功を手にしていますか?そこはどんな匂いがしていますか?どんな景色が見えていますか?どんな身体の感覚がありますか?どんな感情が湧いていますか?
  • ありありと詳細にイメージしてみてください。感じたことを全部、できる限り詳細に書き出してみてください。時間がかかってしまっても大丈夫です。
  • むしろ時間をかけてイメージがしっかり固まるほど、理想のセルフイメージを構築することができます。
  • ■ワーク
  • 夢や目標を紙に101個書き出す。
  • 書いたら目の見えないところにしまっておく。
  • 書いた夢や目標を毎日10~20回唱える。
  • ■ワーク
  • 質問❶人生をさらに飛躍させるため、チャレンジしたいことは何ですか?
  • 質問❷チャレンジするために、今日から実践できることは何ですか?
  • ■ワーク
  • 質問❶理想の夢を叶えるために最も大切なことは何ですか?
  • 質問❷それに集中すると、どんな未来になりそうですか?
  • ■ワーク
  • 質問❶あなたにとって理想の自分像は何ですか?憧れの成功者は誰ですか?
  • 質問❷どうすればその理想に近づけますか?
  • ■ワーク
  • 質問❶あなたの長所は何ですか?あなたの短所は何ですか?思いつく限り書き出してください。
  • 質問❷その短所を長所に言い換えるとどうなりますか?
  • 質問❸「ネガティブな自分を受け入れ愛する」とイメージするとどう感じますか?
  • ■ワーク
  • 質問❶人生の8つの柱のそれぞれについて最高の理想の状態を10点満点だとすると、何点でしょうか?それぞれ点数をつけてみてください。
  • 質問❷「人間関係」「お金」「成長」「貢献」「心(の豊かさ)」「時間」「仕事」「健康」などの8つの観点からどんな状態が理想でしょうか?できるだけ書き出してみてください。できる限り具体的に書き出すことがポイントです。
  • 質問❸人生の8つの柱の各要素を理想に近づけるために具体的に何をしますか?
  • ■ワーク
  • 質問❶もし、お金が無限にあって時間も無限にあって何でもできる能力があるとしたら何をしたいですか?思いつく限り紙に書き出してみてください。
  • 質問❷あなたにとって最高の理想の世界とはどんな世界ですか?何を成し遂げたら悔いなく死ねますか?

量子力学心得

  • どの分野にも共通する考え方や法則がある。
  • 過去にさまざまな分野の研究者や学者、プロや専門家、そして成功者や偉人がその道や人生を深めるなかでたどり着く結論は、実は同じなのではないかという仮説。どの分野にも共通する考え方や法則とは本質的なものであり、この宇宙を支配する原理原則なのではないかということ。それに従って生きれば、人生を攻略できるのではないか。
  • 成功している人は世間でほんのひと握り。「知っている」「やっている」「できている」「もっとできている」は全く次元が違うから。
  • 成功できる人とできない人──その決定的な違いは、「引き寄せという現象がなぜ起きるのか?」を腑に落とすことができ、素直に実践できているか否か。
  • 自分の望みを次々に引き寄せた人たちは、引き寄せの法則の仕組みについて腑に落ちているから、「こうすればこうなる」という法則を100%信じ込むことができている。感覚でなんとなく体験しただけでなく、なぜ、願望が実現するのかを論理的に理解できているから。
  • そして、「なぜ落ちるのか?」という理屈についても、「ニュートンの万有引力の法則」や「重力があるから」という知識を持っている。
  • 人というのは、右脳で感覚的に理解しているものを左脳で論理的に理解したとき、つまり、右脳(感覚的なもの)と左脳(論理的思考)の双方で理解することができている状態になると、初めて「腑に落ちる」。
  • 自然界では、螺旋構造がたくさん見られる。例えば、植物の葉は螺旋階段のように成長している。オウムガイも渦巻状に回転、台風も銀河系も螺旋状に回転している。さらにDNAは螺旋構造である。これらを含めてたくさんのものが螺旋状になっていることから、普遍的な自然の法則である。
  • 太陽のまわりには惑星が回っていますが、ミクロの世界でも原子のまわりに電子が回っています。地球のまわりにも月が回っています。これもミクロの世界とマクロの世界の運動が似ている。
  • このように、ミクロの世界にもマクロの世界にも似たような構造関係があることをフラクタル構造という。
  • そして、あらゆるものに共通する部分を見つけることができれば自然の法則性を発見できる。
  • 世の中の成功法則や願望を実現するための方法を、科学的な理論(ここでは量子力学的な視点)と結びつけて理解すると、点と点が線でつながる。
  • そして、あなたがこれまで学んできた成功法則や、知ってはいたけれどもバラバラだった知識や経験が統合され、ここで初めて「腑に落ちる」という感覚に到達することができる。
  • 物理学は大きく2つに分けることができ、1つは古典力学、もう1つは量子力学。古典力学とは、目に見えるマクロの世界で成り立つ自然の法則を探究する学問。一方、量子力学とは目に見えないミクロの世界で成り立つ自然の法則を探究する学問。
  • 原子は、その中心に原子核があり、そのまわりを電子がぐるぐると回っている。すべての物質は細かく砕いていくとどんどん分子化され、分子は原子で構成されて、電子、中性子、陽子などで成り立っている。
  • そして、中性子や陽子の中には3つのクォークと呼ばれる素粒子が存在している。素粒子とはこれ以上細かくできない物質を構成する最小単位のこと。
  • あなたが着ている洋服も、あなたが使っているパソコンも、あなたが住んでいる家も、あなたの身体も、実はすべてミクロの世界では同じ素粒子で構成されている。
  • 素粒子の組み合わせによって植物になったり、動物になったり、人間になったり、あらゆるものになると考えると、この宇宙にあるあらゆる生命や動物、植物、人間同士も見えない素粒子の海でつながっている。
  • 量子力学における量子とは、粒と波の性質をあわせ持った、とても小さな物質やエネルギーの最小単位のことです。すべての根本はエネルギーでできている。
  • すべてはエネルギーで説明できる。
  • E=mc2 Eはエネルギー、mは物質の質量、cは光の速度を表してい
  • この式はエネルギーがあるものは物質に変換できて、物質はエネルギーに変換できることを意味している。つまり、質量があるものはこの式でエネルギー量が分かる。
  • エネルギーは物質の質量に比例する。
  • 1905年にアインシュタインは、「光が粒々になって空間内に存在している」という光量子仮説を提唱しました。
  • Eはエネルギー、hはプランク定数、ν(ニュー)は周波数です。hはプランク定数であり一定の数値ですから、エネルギーは周波数に比例する。周波数とは1秒間あたりの波が振動する回数のことで振動数ともいう。
  • あの人とは波長が合う、合わない、という言葉もありますが、高い周波数には高い周波数が、低い周波数には低い周波数が、ラジオのチャンネルを合わせるように、同調するから。
  • 振動数や周波数が高いほどエネルギーが高く、振動数や周波数が低いほどエネルギーが低い。
  • 目に見えない世界はこのエネルギーと周波数の関係式で表現することができる。
  • 私たちの世界で目に見えるものは、お金、家、服などの物質的なもの。一方で目に見えないものとは、意識、感情、思考など精神的なもの。
  • このことから、見える世界は物質世界、見えない世界は精神世界ともいえる。
  • 陰陽学では、見える世界は「形」、見えない世界は「氣」で表現できる。見える世界は陽、見えない世界は陰と表す。
  • 東京大学宇宙線研究所の研究データによると、この宇宙では目に見える物質は、たった5%しかない。
  • 95%のうち、27%の見えない物質のことをダークマターといい、68%の見えないエネルギーのことをダークエネルギーという。
  • 日本語ではダークマターは暗黒物質、ダークエネルギーは暗黒エネルギーともいわれている。
  • 物体が太陽や蛍光灯などの光を受けると特定の光だけが反射し、その反射した光が目の網膜を通って電気信号に変わり、脳内でイメージとして映し出される。
  • 一方で、「目に見えない」とは光を当てても全く反射しないため、地球から観測できないので真っ暗となる。
  • 万有引力の法則とは、すべての物質は質量がある限り、お互いに目に見えない引力で引っ張り合っているという法則。(あなたとあなたが使っているパソコンの間にも、あなたとテレビとの間にも、あなたの家族同士の間にも目には見えないのですが、お互いに引力で引っ張り合っている。)
  • この宇宙はほとんどが見えない物質と見えないエネルギーで構成されているということ。つまり、この宇宙は、科学で解明できているものはたった5%しかない。残りの95%はまだ解明されていない。
  • ヘビには赤外線が見え、昆虫には紫外線が見えていることが分かっています。同じ生物でも見えている世界が全く違う。
  • では、可視光線と赤外線や紫外線などの電磁波との違いは何なのでしょうか。それは、電磁波の波長の違い。
  • 人は表面的な見えている言動のみで相手を判断したり、評価したりしますが、実は相手のことをすべて理解せずに「この人はむかつく人だ」「なんて意地悪な人なんだ」と勝手にレッテルを張っている可能性もある。
  • スピリチュアルとは、目に見えない科学で解明できていない世界のことを指す。量子力学はまさに見えない世界を科学する学問。
  • 素粒子は波と粒でできている。光の正体は波なのか、粒なのかを証明するため。
  • これによって光が重なり合い、スクリーン上に干渉縞が映し出されて「干渉」という現象が起こります。波はお互いに強め合うと光が明るくなり、弱め合うと暗くなって白と黒の縞模様の干渉縞ができます。このことから、光は波の性質を持っていることが分かりました。
  • つまり、光は波という性質と粒という2つの性質を持っている(これを二重性という)ことが分かったのです。
  • さらにフランスの物理学者ド・ブロイが「このような二重性の性質は、粒子だと思われている他の物質にも当てはまるのではないか」と考え、粒子であるはずの電子を波として扱うという理論と一致することが分かりました。
  • 結果、ミクロの粒子には波動性があるとして、物質波(ド・ブロイ波)を提唱。
  • 誰もいないところでは波のように振る舞い、誰かが観測すると粒のように振る舞うということから、電子のような素粒子は二重性の性質を持っているといえる。
  • 誰も見ていないところでは、素粒子はフラフラと踊っていますが、パッと見ると動きが止まってしまうようなイメージ。
  • 意識は、人間にとって認識できる顕在意識、認識できない潜在意識と集合無意識で構成されている。
  • これを量子力学の観点から定義すると、見える世界=粒子性、見えない世界=波動性といえる。
  • 意識、イメージ、思考、感情というのは目に見えないので波の性質を持っていると考えられている。一方で物質や現実というのは観測できるので粒の性質を持っているといえる。
  • つまり、意識、イメージ、思考という目に見えないものが観測されたら、物質化し、現実化する。
  • 願望実現とは、目には見えない意識、イメージ、思考を「認識・観測」すれば現実化するということになりうる。
  • これが願望実現のプロセス。人はこのプロセスを繰り返すことによって理想を現実化している。
  • 量子力学を用いてある実験や現象を例にしつつ「宇宙を支配する成功の法則」を学んでいくと、願望を実現するための秘訣──その心持ちや道のりが驚くほどよく理解できる。
  • ここで大事なポイントは、科学の世界は再現性があるということです。再現性があるということは、誰がやってもどこでやっても何度やっても同じ結果を得られるということです。
  • 成功する人は次々と願望を実現して、理想の人生を手に入れます。しかし、一方で人生がうまくいかない人は何をやってもうまくいかない。
  • つまり、次々と願望を実現する人や何度も成功を手に入れる人は、万有引力の法則と同じように、宇宙を支配する法則に従って生きているので何をやってもうまくいく。
  • あなたも人生ゲームを攻略し、次々と願望を実現し、理想の人生を手に入れる。
  • 同じ波動のものが共鳴して現実が変わる。「氣」の概念があり、体内には「氣」が流れる経絡があるといわれています。
  • 「気」という言葉は、目に見えないものの象徴として「元気」「やる気」「根気」「勇気」「景気」「天気」などさまざまな言葉にも使われています。
  • 「氣」の正体については最先端の科学でも解明されていませんが、量子力学の観点でいうと生命が発する電磁場のエネルギーだと考えられている。
  • すべての物質は原子で構成されており、原子のまわりには電子が自由に飛び交っている。電子が移動すると電磁場が発生する。
  • この宇宙にあるすべての物質は、根本はエネルギーでできていますから、「氣」というものは生命が発するエネルギーだといえる。
  • エネルギーは周波数に比例する。電磁波のエネルギーは周波数に比例し、ΔE=hνで表される。この式で、hはプランク定数、νは周波数。
  • 周波数が高いというのは、波長が短いということ。周波数が低いというのは、波長が長いということ。
  • すべての物質は原子で構成されていますが、原子はそれぞれ物質特有の周波数で振動している。周波数というのは、1秒間あたりに振動する回数のことで、振動数ともいう。
  • 人間も動物も植物などあらゆる物質(ここでいう物質とは、場所をとり一定の量を持つもののこと)も、光や風、雷や地震などあらゆる自然現象も、見えない世界ではこれらはすべてに固有の周波数があり振動している。
  • この振動によって生じる波のことを〝波動〟といい、人間を含めたすべての物質は固有の波動を発しているといえる。
  • 波動という言葉はスピリチュアル的な意味合いでよく耳にする言葉かもしれませんが、量子力学でも波動方程式という言葉で使われる。
  • 波動方程式とは、目に見えないミクロの世界の素粒子の振る舞いを数式で表現しているもの。
  • 1918年にノーベル物理学賞を受賞したドイツの物理学者マックス・プランクは、「すべては振動であり、その影響である。現実に何の物質も存在しない。すべてのものは振動で構成されている。」という言葉を残しています。
  • 実はすべてのものが振動していることは、100年以上前から分かっていたこと。
  • では、「現実には何の物質も存在せずに、すべてのものは振動である」とはどういうことなのでしょうか?これは、量子力学の最先端の理論の1つである「超ひも理論」で説明することができる。
  • すべての物質は素粒子から構成されていますが、素粒子と聞くと丸い粒のように「点」の形をしているイメージがあるかもしれません。
  • しかし、この「超ひも理論」によると、電子やクォークなどの素粒子をさらに細かく見ていくと大きさを持たない「点」ではなく、小さな「ひも」の形をしていて、この「ひも」の振動の違いによってあらゆる素粒子や物質が生まれている。
  • つまり、物質を構成する最小単位の素粒子は「粒」ではなく、輪ゴムや糸くずのような「ひも」の形をしていて、この「ひも」がまるでバイオリンの弦のように振動しているイメージ。
  • バイオリンの弦は、その弦の振動数の違いによってさまざまな音色を奏でますよね。
  • 自然界にはアップクォーク、ダウンクォーク、電子、光子など17種類の素粒子が発見されています
  • 超ひも理論が正しいと仮定すると、この宇宙はさまざまな弦楽器が奏でるオーケストラのシンフォニーのようなイメージとしてとらえることができるということです。
  • とはいえ、超ひも理論は、すべての物質は振動から成り立っていることを示唆しているといえるでしょう。
  • 人のコミュニケーションにおいて「波長が合う」「波長が合わない」とよくいわれますが、これは波長が合うと共鳴現象を起こし、一気に人との距離感が縮んで仲良くなると説明できる。
  • これは人間関係における共鳴現象だといえる。
  • 共鳴現象とは、「物体はその固有振動数に等しい外部振動の刺激を受けると、振幅が増大する」という現象のことで、物理学の世界では共振ともいう。
  • 例えば、ワイングラスの固有振動数と同じ周波数で声を発声したら共振が起こり、ワイングラスは割れてしまいます。吊り橋と同じ固有振動数で風が吹くと吊り橋が落ちてしまうという現象も確認されている。
  • 実はこの世界は、同じ波長や波動のものが共鳴して物質化している。
  • さらに、私たち人間の場合も、同じような価値観や考え方を持っている人同士が引き寄せ合い、類が友を呼ぶという現象が起きている。
  • このような引き寄せの法則は、脳科学や心理学でも説明できる。人の脳には網様体賦活系(ReticularActivatingSystem:RAS)という部位がある。
  • 人間の脳は、五感を介して得た情報のうちRASというフィルターを通って必要なものだけを抽出して記憶している。
  • もし、すべての情報を記憶したら大量の情報処理が必要となり、脳機能の限界を超えてしまうから。
  • 同じようなことは、心理学の世界では「カクテルパーティー効果」として知られている。人間は音を処理して必要な情報だけを再構築している。
  • 仕事の帰り道など、電車の中で疲れて寝てしまったときでも、自分の駅に着くと自然と目が覚める。これも「カクテルパーティー効果」が影響していて、自分が毎日使っている駅の名前を自分の名前のように認識しているからだと考えられる。
  • 従って、ワクワクすることに意識のチャンネル周波数を合わせていればワクワクするような現実を引き寄せ、イライラすることに意識のチャンネル周波数を合わせていればイライラする現実を引き寄せるようになる。
  • 笑顔に溢れる人のまわりには笑顔に溢れる人が集まってきますし、愚痴や不満ばかり言う人のまわりには同じく愚痴や不満ばかり言う人が集まってくる。
  • 実際にあなたが笑顔の波動を発すれば笑顔溢れる幸せな世界を引き寄せることができる。
  • 昔から言われていることわざの「泣きっ面に蜂」や「笑う門には福来る」は、まさに理にかなっているといえる。
  • このことから、すべての現象や出来事は自分が発する波動や周波数と共鳴して起きる、自己原因によるもの。人生がうまくいかない人はすべての出来事を人や環境のせいにする人。
  • 例えば、この会社に勤めているから給料が低いとか、上司のせいで仕事がうまく進まないとか、何でも環境や人のせいにしている人は、その人自身の考え方が変わらない限り現実は変わらない。
  • 一方で、人生がうまくいく人は、すべての出来事を自己原因や自己責任と考え、自分の考え方を変えようとする人。
  • 例えば、給料が低いのは自分のスキルや能力不足だからもっと自己投資して自分を磨こうとしたり、上司との仕事がうまくいかないのは自分のあり方やコミュニケーション不足に問題があると認識して振る舞いを変えると、自ずと現実も変わっていく。
  • あなたはどちらを目指しますか?環境や人を無理やり変えることはできません。でも自分のことは変えられる。
  • 内面は目に見えない世界ですから、周波数で表現できる。つまり、現実を変えたければ自分が発する周波数、波動を変えればよい。
  • 「思考は現実化する」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?ナポレオン・ヒルの著書『思考は現実化する』は、全世界で1億部以上売れています。
  • この本は著者が鉄鋼王のアンドリュー・カーネギーから依頼を受けて、500名以上の成功者にインタビューして成功哲学を体系化してまとめたものです。今ではかなり広く知られるようになりましたね。
  • そして、このタイトルにもある「思考は現実化する」という言葉はスピリチュアルの世界では「思考の法則」として知られています。
  • そのせいか、どちらかというとスピリチュアルなイメージを一般に持たれやすく、「そんな(非現実的な)ことはあり得ない」と思われている方もまだまだ少なくはないでしょう。
  • 確かに、誰かの思考が現実化し、あるいは物質となって現れてくる様子は目には見えませんから、そのような「ちょっと怪しい」イメージを持たれることは無理もないことかもしれません。
  • しかしながら、ナポレオン・ヒルの著書にもあるように、これは紛れもない真実であり、原理原則として知られています。
  • しかし、なぜ多くの人が信じることができず、同時に活用することができていないのでしょうか?
  • 「もっと収入を増やして豊かになりたい」
  • 「もっと理想にかなった人と結婚したい」
  • 「もっとビジネスで成功したい」
  • といくら願っても、なかなか叶えることができない人がいるのはなぜなのでしょうか?「ダイエットしたい」と考えてもなかなかダイエットが進まない人もいる。
  • 私もいくら体脂肪率5%を目指してダイエットをしようと思っても、目の前にお菓子があるとすぐに食べてしまい、ダイエットがなかなか進みません。
  • パーソナルトレーナーをつけて運動や食事制限を習慣化しようと思ってもすぐに嫌になり断念してしまうので、一時的にダイエットしてもすぐにリバウンドしてしまいます。体脂肪率もダークマターと同じ27%で見えない脂肪がついたままです(笑)。
  • これはいくら顕在意識で「ダイエットしたい」と考えても、潜在意識で「おいしいものをもっと食べたい」「運動はめんどくさい」「好きなだけ寝ていたい」など顕在意識とは真逆の意識を持っていたら、その95%の影響力でダイエットしないという行動を選択してしまう。
  • では、どうして顕在意識で考えたことが現実化しないのか?それは、顕在意識がアクセルだとしたら、潜在意識でブレーキを踏んでいるから。
  • 例えば、「お金を稼ぎたい」と願ってもなかなか達成しない人は、「お金を稼ぐのは難しい」「お金を稼ぐのは大変だ」「自分にはお金を稼ぐ価値なんてない」「お金を稼ぐと嫉妬されてしまう」「能力がなければお金を稼ぐことはできない」など、自分の行動を制限させる思い込みが潜在意識に働いているから。
  • このような行動を制限する思い込みのことをメンタルブロックという。
  • ここで、メンタルブロックのエピソードで有名な「エレファントシンドローム」についてご紹介します。
  • インドでは昔から象を調教するために、子どもの象の頃から丈夫なロープで足を杭につないで育てるそうです。初めは必死に逃げようとするのですが、子象の力ではロープを引きちぎったり杭を抜いたりして逃げることはできません。
  • そのうち子象は「逃げようとしたってどうせ無理だ……」と逃げようとしなくなるのです。
  • そうやって育てられた象は、大人になってロープを引きちぎるのに十分な力を持つようになっても、「昔試したから分かる。どうせ逃げられないよ」と、ちょっと力を入れたらすぐにちぎれて抜けるような細いロープや、小さな杭につながれていても、もう逃げようとしなくなるのだそうです。
  • このように、「どうせ頑張ったって無理だ」と思い込んでやろうとしなくなることをエレファントシンドロームという。
  • 象に限らずほとんどの動物にはこのような調教の効果が見られるそう。
  • あなたも過去の経験や人から言われた言葉から「自分には無理だ」「できない」などと思い込んでいないでしょうか?ダイエットに何度もチャレンジしても成功しないと、「自分にはダイエットは無理だと」いう思い込みがつくられてしまいます。
  • 恋愛で失敗ばかりすると、「自分は恋愛には向いていない」「理想のパートナーとは出会うことができない」という思い込みがつくられてしまいます。
  • また、小さい頃に親やまわりの人から、「お前はダメな子だ」「お前はこんな字も書けないのか?」「どうしてちゃんとできないの?」「もっとちゃんとしなさない」といった、否定的な言葉や責めるような言葉を投げかけられていた方もいるかもしれません。
  • 人は「ちゃんとしなさい」という言葉を言われると、(自分はちゃんとしていないんだ)→(自分はダメで価値がないんだ)と思ってしまう傾向がある。
  • つまり、このような否定的な言葉が繰り返されることによって「自分はちゃんとできないダメな子なんだ」と思い込みがつくられてしまう。
  • 私も子どもの頃に父親から、「目の前に出されたご飯は米粒一粒も残さずにきれいに食べなさい」と毎日のように言われて育てられました。
  • すると、「目の前に出されたご飯はきれいに食べなければならない」という思い込みが潜在意識にインプットされてしまい、いくらダイエットしようと思っても目の前に出されたご飯をきれいに食べてしまうので、食事制限が難しくなってしまうのです。
  • また、小さい頃から「食事は1日3食食べる」という習慣がある人は、「食事は1日3食食べなければならない」という思い込みがつくられてしまいます。
  • するとダイエットがなかなか進まなくなるのです。
  • 思ったことがなかなか現実化しないと感じるのは、このようにあなたが幼少期から重ねてきた経験に基づく情報が潜在意識にインプットされてしまうと、それが固定概念や常識となって行動に制限を与えてしまうからなのです。
  • アインシュタインもこう言っています。「常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションである。」
  • 脳科学の研究によると、人間の脳には1秒間に4000億ビットもの情報が潜在意識にインプットされているといる。
  • 4000億ビットの情報を仮にこれをすべて処理しようとすると、それだけで821年かかるほどの情報量を受け取っているということになる。
  • 人は視覚、聴覚、嗅覚などの五感を介して情報をインプットしますが、すべての情報が脳内に記憶されているわけではありません。生きているだけで、さまざまな情報に触れますから、すべての情報を記憶していたら膨大な量になります。
  • そのため、フィルターがかかることで、最終的にわずか2000ビットの情報量しか記憶に残らないようになっているといわれていています。
  • つまり、あなたがどんな情報に触れてどんな経験をするかによって潜在意識にインプットされる情報が変わり、その情報によってあなたの思い込みがつくられてしまうということです。
  • そして、この思い込み通りに人生はつくり出されてしまうのです。
  • この仕組みを十分に理解していないせいで、あるいは理解をしたつもりでも現実に落とし込めないせいで、多くの人が[思考の法則]をうまく活用できないという落とし穴にはまる。
  • 例えば、お金持ちになりたいと思っている人は顕在意識ではお金持ちになりたいと思っていますが、潜在意識では「自分はお金持ちにはなれない」と思っているので、「お金持ちではない現実」をつくり出すように無意識に行動してしまう。
  • つまり、あなたの「思考を支える思考(潜在意識)」が現実をつくり出しているということ。
  • では、どうすれば、このような思い込みやメンタルブロックを外すことができるようになるのでしょうか?それには、自分を制限している、潜在意識に刷り込まれた思い込みの書き換えが必要となる。
  • 私の場合であれば、「目の前に出されたご飯はきれいに食べなければならない」という思い込みを「目の前に出されたご飯は残してもいい」というように書き換えれば、ご飯を食べるときに腹八分目に抑えられ、食事制限もできるようになります。
  • 「食事は1日3食食べなければならない」という思い込みを「食事は1日1食でも2食でもよい」というように書き換えれば、食べすぎることはありません。
  • では、どのようにして潜在意識を書き換えていけばいいのでしょうか。
  • そのヒントは量子力学にあります。顕在意識はあなたが認識できる意識ですから、見える意識、潜在意識はあなたが認識できない意識ですから、見えない意識と言い換えることができます。
  • さらに、量子力学とは、見えないミクロの世界を解明していく学問ですから、潜在意識という見えない意識とは何かについても量子力学で解明することができるのではないでしょうか。
  • そして、量子力学を学ぶことによって潜在意識や心など見えない世界の特徴を理解でき、潜在意識をコントロールして自由自在に夢を叶えていくことができるようになると考えられるのではないでしょうか。
  • 【思考の法則を科学する】量子力学を学ぶと「すべての根源はエネルギーでできている」ということが分かる。
  • 目に見えるものも、目に見えないものもすべてはエネルギーなのです。つまり、思考やイメージもエネルギーだといえるのです。
  • これはアインシュタインで有名な式、E=mc2で説明することができます。Eはエネルギー、mは物質の質量、cは光の速度。この式は、物質はエネルギーに等価に交換できるという意味を表している。
  • 一番分かりやすい例でいうと、物質がエネルギーに変わるときとは、食事をするときでしょう。食事をすると、それが身体を動かすためのエネルギー源となりますよね。これは食べ物という物質がエネルギーに変換されたということです。
  • では、エネルギーが物質に変換されるときとはどんなときでしょうか?それは、あなたが心に何かをイメージしたときです。
  • この世にあるすべての創造物の源は、あなたの思考のエネルギー、すなわちイメージ。この世にあるものは、すべて誰かがイメージしたもの。
  • 例えば、以下のような説明が成り立ちます。ライト兄弟が空を飛ぶことをイメージしなければ飛行機はつくられません古代エジプト人がピラミッドをイメージしなければピラミッドはつくられませんスティーブ・ジョブスがiPhoneをイメージしなければiPhoneは生まれません
  • つまり、すべては誰かの思考のエネルギーが創造のエネルギー源になっている。だから、もしあなたが理想の人生を生きたいのであれば、まずは理想の人生をイメージする必要がある。
  • どんな人生を歩みたいのか、理想の自分像とはどのようなものなのか、ありありと想像できなければ、それを創造することはできない。
  • あなたにとって、幸せとはどんな状態でしょうか?あなたにとって成功とは、何をもって成功したといえるのでしょうか?あなたにとって、最高に幸せな人生とはどんな人生でしょうか?
  • こうした問いに対して一度、ゆっくりと明確にイメージしてみましょう。そこからすべては始まる。
  • しかし、残念ながらイメージするだけでは、本当に理想とする人生を現実化することはできない。もし、イメージするだけで夢が叶うのであれば、誰でも夢が叶っているはずです。
  • 1億円をイメージすれば1億円が手に入るのであれば誰もが億万長者になってしまいますが、現実はそのようにはなっていません。
  • イメージするだけで理想の結婚相手を引き寄せることができれば、誰も婚活に悩みません。では、どうしてイメージだけでは理想を引き寄せることができないのでしょうか?
  • この理由を説明するには、まず意図と願望の違いを理解する必要があります。
  • 意図とは、簡単に実現できそうなものに意識を向けることです。
  • 例えば、
  • 今晩の夕食はカレーライスを食べよう
  • 明日は近所に買い物に行こう
  • 今日は友達とランチをしよう
  • など、これら意図したことは比較的簡単に叶えることができます。願望とは「なりたい状態のこと」であり、現状に満足していないときや欠乏感があるときに生まれます。
  • つまり、以下のような構造が潜んでいるのです。
  • お金が足りない→もっとお金を稼ぎたい
  • 束縛されて自由がない→もっと自由を手に入れたい
  • 忙しくて時間がない→もっと自由な時間が欲しい
  • やりたいことができない→もっとやりたいことがしたい
  • 結婚していない→結婚したい
  • 肥満である→ダイエットしたい
  • 現状でお金がないことに満足していない人は、お金持ちになりたいという願望が生まれます。現状、結婚していなくて結婚できないことに不満があると、結婚したいという願望が生まれるのです。
  • 意図は「夕食にパスタを食べよう」「明日は買い物に行こう」など普段の生活で簡単に実現しそうなことをイメージしたときに生まれます。
  • 一方で、願望とは「宝くじで1億円を当てたい」「芸能人と結婚したい」「年収1億円を達成したい」など、今すぐには実現が難しそうなものをイメージしたときに生まれるのです。
  • 従って、イメージしたことが簡単に現実化しないのは、イメージしたものが願望であり、今すぐ実現が難しいと感じているものだから。
  • 願望を実現する人と実現しない人の違い
  • では、願望を次々と実現する人となかなか実現できない人にはどのような違いがあるのでしょうか。
  • 例えば、願望を次々に実現する人は、願望は自然に実現できると思っている、既に実現できたのも同然だと思っている、願望を強く意識したり、強く望んだりしない、結果に過度に期待したり、執着したりしない、という特徴を持っている。
  • もともと経済的に豊かな家庭で育った人は、「経済的に豊かに生活することが当たり前」だと思っているので、自然に豊かな生活を実現することができる。恋愛経験が豊富な人は、たとえ失恋してもまた自然に新しい恋人をつくることができる。
  • 一方で願望を実現できない人は、欠乏感があり、今はできない、難しいと思っている、どうしても叶えたいという強い欲求がある、結果に過度に期待したり、執着したりしている、できない、難しい、分からない、めんどくさいが口癖である、という特徴を持っている。
  • ビジネススキルがまだまだ身についていないと思って資格取得のために次々とスクールに通う人は、ビジネスをスタートするという夢がなかなか現実になりません。
  • 経済的に貧しい環境で育った人は、お金がないことが当たり前なのでお金を稼ぐことが難しいと思ってしまう。
  • では、どのようにしたら願望をなかなか実現できない人が、願望を次々と実現できるような人になれるのか?それは、願望を意図化すること。
  • 願望を意図化すれば、いとも簡単に願望が実現できてしまう。
  • 実際に私はコーチングするときに、クライアントの願望を意図化できるように導いている。
  • さらに、どのようにしたら願望を意図化できるのでしょうか?それはイメージするときに臨場感を持ってイメージすること。
  • 臨場感を持ってイメージできることは現実化されやすくなる。
  • 例えば、近所のお蕎麦屋さんで蕎麦を食べたいとイメージしたら、近所にお蕎麦屋さんがあればすぐに実現しやすいと思いませんか?明日、財布のなかに千円札が入っていることはイメージできますか?千円札くらいだったら財布のなかに入っていることはイメージしやすいですよね。
  • このように簡単にイメージできるものは現実になりやすいといえる。
  • 一方で、憧れの芸能人と一緒にランチに行くことはイメージできるでしょうか?いくらイメージしたところで、芸能人と接点がなければ一緒にランチすることは夢のように感じるでしょう。
  • また、明日、手元に1億円があることをイメージすることはできるでしょうか?実際に1億円を稼いだ経験もなく、1億円を見たこともない人はリアルに想像しにくいかと思います。
  • 残念ながら、なかなかイメージしづらいと実現することは難しい。
  • このように臨場感を持ってイメージできないことは現実化しにくいもの。
  • 従って、願望を実現するにはまずなりたい自分や理想の人生や夢、目標について臨場感を持ってイメージすることが大切。
  • 世の中の成功者は明確な目標やビジョンを持っているから成功できる。
  • イメージとエネルギーの関係】では、イメージすることとその現実化を科学的な視点で考えると、どのような関係性で説明できるでしょうか?イメージとはエネルギーですから、臨場感を持って理想の状態をイメージすると身体を構成する素粒子の状態が変わり、エネルギー状態も変わる。
  • エネルギーは、エネルギーと周波数の関係式で説明することができる。
  • 物事をイメージするときは、意識のチャンネルがその物事に向かい、テレビやラジオの番組のチャンネルが変わるようにエネルギー量を表す周波数が変わっていく。
  • このとき、エネルギーと周波数の関係式から、より臨場感を持ってイメージできると周波数が高くなり、イメージによるエネルギー量が大きくなる。
  • 例えば、なんとなく「お金持ちになりたいなぁ」というイメージを持つ場合は、あいまいな周波数を発しています。
  • あいまいな周波数では、あいまいな現実を引き寄せることになるため、具体的にどのくらいのお金持ちになれるか分かりません。
  • また、旅行代理店で「どこか素敵な場所に行きたいです」とお願いしても、旅行代理店は、どこに行きたいのかイメージができず「ハワイ」なのか「ニューヨーク」なのか「イタリア」なのか、どこを案内したらよいか分からないのと同じです。
  • 一方でリアルにイメージができれば、エネルギー密度が高くなり、物質化しやすくなる。
  • これは、アインシュタインのエネルギーの式である、E=mc2からも分かるように、エネルギーは物質と等価に交換できる。
  • 例えば「温暖な気候でビーチが近くにあり、家族で遊べるリゾート地に行きたい」とリアルにイメージができれば、旅行代理店も「ハワイ」「バリ島」「モルディブ」などイメージが湧くため、具体的な観光地を案内しやすくなるのと同じですね。
  • これらをまとめると、以下のような説明ができる。イメージは見えない世界であり、周波数で表現できる、より臨場感を持ってイメージすると、周波数が高まり、エネルギー密度が高まる、エネルギー密度が高まると、エネルギーと物質の関係式により物質化しやすくなる。
  • つまり、心の中で思い描いたイメージやビジョン(見えない世界)が明確になり、エネルギー量が大きいほど、現実の世界(見える世界)に影響を与えることができる。
  • アインシュタインも言っています。「私たちが物質と呼んでいるものはエネルギーであり、その振動は感覚ではとらえきれないほど周波数が低いだけだ。物質というものは実は存在しない。」
  • 私はこの関係性をイメージにおけるエネルギー量として、8段階に分けることができるのではないかと考えています。
  • 具体的には以下のような段階で説明できます。
  • 第1段階……絶対に無理だと思っている段階、第2段階……無理だと思っている段階、第3段階……難しいと思っている段階、第4段階……できるかもしれないと思っている段階、第5段階……できると思っている段階、第6段階……簡単にできると思っている段階、第7段階……チョロいチョロいと思っている段階、第8段階……絶対にできると思っている段階。
  • イメージしたとき、それがどの段階のイメージかによって現実化できるかできないか判別することができます。第1段階から第3段階の場合は、現実化は難しいといえる。
  • 一方で第6段階から第8段階の場合、現実化の可能性は高まる。何事もチョロいチョロいと思うと、願望は次々と実現することができる。これを私は「チョロいの法則」と呼んでいます(笑)。
  • 実際にプロのスポーツ選手やオリンピック代表選手は練習において、こうしたイメージトレーニングを取り入れているといわれている。
  • 試合で勝つイメージやゴールを決めるイメージを繰り返すことによって潜在意識に深くインプットができ、脳内において「自分は成功できる」という周波数を発するようになる。
  • つまり、イメージすることで潜在意識を書き換え、メンタルブロックを外すことが可能となる。
  • 私はコーチングをする際に、まず臨場感を持ってイメージできるように言葉を使って誘導をしていきます。
  • そして、その誘導によってイメージがより具体的になり、イメージの波動と共鳴することで本当に現実に引き寄せが起きてしまう。
  • 実際に、私のコーチングを受けて副業の月商が半年で5倍になった人や、理想の恋人を1週間で引き寄せた人、たった1週間でハリウッド俳優になるという夢を叶えた人もいる。
  • これはコーチングによる臨場感を持ったイメージングの効果だといえるでしょう。脳の特徴として、潜在意識は現実とイメージを区別することができないということが知られている。
  • 例えば、レモンが右手の手のひらにあるとイメージしてみてください。
  • そのレモンを左手でぐっと押しつぶし、手のひらにレモンの汁が溢れ出し、その汁をそっと口のなかに垂らすイメージをしてみてください。
  • どんな感じでしょうか?口のなかがレモンの汁でいっぱいになって酸っぱい感覚はありませんか?実際にレモンを食べているわけではないのに口のなかが酸っぱくなるのは、脳がイメージすることによって現実に起きていることだと錯覚を起こしているからでしょう。
  • このことから、イメージによる人体への影響が非常に大きいことが分かると思います。つまり、すべての出来事は脳内のイメージで起きている。
  • 現実に起きているのは物質的なものだと思いがちですが、物事を認識し、体験することはすべて脳内で起きているイメージということ。
  • あなたは、ハワイに住んでいることもイメージできますし、億万長者になって大豪邸に住むこともイメージできる。
  • 理想のパートナーと結婚し、幸せな生活を営むこともイメージできる。ビジネスで成功して年収1億円を達成することもイメージの世界では可能である。
  • イメージに限界はなく、波のようにあらゆる可能性があるということです。あなたには無限の可能性があり、人生の創造主です。イメージの世界はなんでもありであり、自由なのです。
  • 自由に理想の人生を想像していきましょう。
  • ぜひ、あなたもなりたい自分や理想の自分をまずは臨場感を持ってイメージする。
  • そして、理想の人生とはどんな人生なのかを想像してみてください。
  • それが、願望を実現するための第1ステップとなります。
  • 「客観的事実など存在しない。あるのは自分の目を通して見た事実だけである。」(ヴェルナー・ハイゼンベルク:ドイツの理論物理学者ノーベル物理学賞受賞者1901~1976)
  • すべての創造物の原点はイメージである
  • 臨場感を持ってイメージすると現実化しやすくなる
  • イメージングによって願望を意図化すると、いとも簡単に夢が叶う
  • イメージしたことを現実化する方法】
  • 前述の[思考の法則]では、イメージしたことは現実化するとお伝えしました。しかし、いくらイメージしても現実化しにくいことはありますよね。
  • 理想の恋人を家でイメージしても「デリバリー配達です!」と、理想の恋人が突然家に現れることはありませんよね。
  • 自分に合う服をイメージしても、目の前に素敵なワンピースが届くことはありません。もし、イメージしただけで夢が叶うのであれば、誰もが宝くじが当たり、一瞬で億万長者になっていることでしょう。
  • 実はいくらイメージしても、それが現実化するのにはタイムラグがある。
  • なぜ、イメージしたことがすぐに現実化しないのでしょうか?
  • この理由の1つは、もし、イメージしたことがすぐに現実化してしまうと、この現実世界では混乱を招いてしまうからです。
  • 例えば、保険の営業マンに「将来のためにがん保険に入ったほうがいいですよ」と言われて「がんになったらどうしよう」と想像した途端にがんになったら困りますよね。
  • 「あの子かわいいぁ」と思った瞬間に、いつの間にか付き合って結婚していたらまわりは驚きますよね。
  • 私たちが住む三次元の物理世界では、イメージしたことがすぐには現実化しないようになっている。
  • これは、目に見える物理世界は原子や分子を構成する素粒子の動きがほとんどなく、変化しづらいから。
  • 一方で、イメージや思考というのは目に見えない精神世界ですから自由にすぐ変化させることができる。
  • レストランでメニューを見ながら「ハンバーグ定食を注文しようかなぁ」と思っていても、イメージや思考の世界では瞬時に、オーダーする料理を取り消したり、「やっぱりカルボナーラを注文しよう」と変えたりすることはできます。
  • 一方で、現実世界ではハンバーグ定食を注文して定食が目の前に出されてから「やっぱりカルボナーラに変更をお願いします」と後から料理を変えるのは難しいし、できたとしても時間がかかってしまいます。
  • つまり、目に見えないイメージや思考、意識などは水蒸気の水分子のように自由に変化することができますが、目に見える物質や現実というのは、氷のように固まっていて変化がしづらいということ。
  • しかし、実は1つだけイメージしたことを現実化するタイムラグを短縮させる方法がある。
  • それは、言葉を使う、つまり言語の力を使うこと。
  • 例えば、マルゲリータをいくらイメージしてもマルゲリータが現実に現れることはありませんが、ピザ屋さんに「マルゲリータのLサイズを1つください」とオーダーすれば、たった20分で引き寄せてしまいます。
  • イメージしたことがたった20分で現実化してしまうということは驚きの時短術ですよね(笑)。
  • 量子力学では、素粒子は観測されていないと波の性質(波動性)を持ち、誰かに観測されると粒の性質(粒子性)があることが分かっている。(こちらを参照)
  • 量子力学的な願望実現の仕組みをベースに考えると、波の状態である目に見えないイメージを粒に変換すれば、現実化する。
  • これはイメージや思考を可視化し、観測される状態をつくればよいということになる。
  • すなわち、イメージや思考を言語化することによって人から観察されやすい状態になり、これによって現実化しやすくなる。
  • 言語化には2つの方法がある。1つは、文章で書き出すこと、もう1つは言葉で発信すること。
  • なぜ夢や目標を紙に書くと叶うのか?
  • 日本では昔から、七夕には短冊に願い事を書きますよね。神社では絵馬に願い事を書く習慣がある。
  • これらの古くから行われてきた習慣には、すべて深い理由や意味がある。
  • そして、世の中の成功者たちが実践している習慣にはどんなものがあるかご存じでしょうか?それは、紙に夢や目標を書く習慣。
  • 私も以前あるセミナーに参加したとき、そこで「紙に夢を書くと叶う」ということを教わった。
  • 実際に紙に夢や目標を101個書き出したら、その8割以上が本当に叶ったのです。
  • 「はじめに」にも書きましたが、こんな内容でした。たった1か月で理想の彼女ができ、幸せな結婚生活を手に入れた。お金がなかったのに駅直結のタワーマンションに住むことができた。本を出版し、ベストセラーになった。
  • どうして紙に夢を書くと叶えることができるのでしょうか?それは、書き出すことによってあいまいな理想のイメージが明確になり、波から粒に変換されて意識のチャンネルが夢や目標に向かうからだと考えられる。
  • また、言葉にはエネルギーがあり、そのエネルギーの周波数によって、潜在意識にその言葉がインプットされる。
  • さらに[引き寄せの法則]に従って、同じ波長のものが引き寄せ合うことによって願望が達成されるから。
  • 心理学的には、書き出すことによって潜在意識に夢や目標がインプットされ、必要な情報を見つける行動をするようになるからだとも考えられるでしょう。
  • ここで大切なことは、求めるものを明確に言語化すること
  • 例えば、ラーメン屋さんで「何かおいしいラーメンをください」と注文してもどんな味のラーメンが出てくるか分かりません。
  • もしかしたら、ミジンコ入りラーメンが出てくるかもしれませんし(笑)、ラーメン屋の店長が個人的に好きなラーメンが出てくるかもしれません。
  • 逆に「みそラーメン、のりと半熟卵つきで汁は濃いめで」など事細かく注文すると、食べたいラーメンが、つまり欲しいものが手に入ります。
  • 手に入れたいものをイメージして明確に言語化することが[引き寄せの法則]を使うコツ。そしてコーチングとはまさに、イメージを言語化するサポートをすること。
  • 頭の中のモヤモヤを整理して言葉で明確に言語化することにより、目標やビジョンを波から粒に変換するのがコーチング
  • さあ、あなたの今年の目標はなんですか?1年後はどんな理想の自分になりたいですか?一度、紙に明確に書き出してみましょう。
  • 夢や目標を紙に書く「夢リスト」の書き方のポイントが8つありますので、ここでご紹介します。
  • 1できるだけ明確に書く
  • まず、夢や目標を紙に書くときは自分が求めることを明確に書くことです。中途半端に書くと、願いが叶ってもとんでもない方法で叶う場合があります。
  • 例えば、ある人は夢リストに「30万円を手に入れた」と書きました。
  • すると本当に30万円が手に入ったのですが、なんと車を運転しているときに交通事故にあってむち打ちになり、自動車の保険金30万円が手元に入ってきたという結果に……。
  • どのような手段で手に入れたのかを明確にしないとこのようなケースもあり得るので、できるだけ明確に書くようにしましょう。
  • 2主語を明確にする
  • 次に主語を明確にすることです。ある人は、夢リストに「本を3か月以内に出版した」と書きました。すると本当に3か月以内に夢が叶ったのですが、友達の夢が叶ってしまったのです。
  • これは夢リストに主語を書かなかったために、他の人の夢が叶ってしまったといえる。
  • レストランでも食事を注文するときに、誰が何を注文するのかを明確にしないとウェイターも食事を運ぶことができません。
  • 自分の夢リストを書くときは「私は~~を実現した」のように主語を明確に書く。
  • 例えば、「私、〇○○は、本を3か月以内に出版した」のように主語と名前を明確にしておくのもいいでしょう。神社で参拝して願い事をするときも同じです。
  • 神社で参拝するときはさらに自分の名前だけでなく、住所も伝える。神社でご祈禱してもらうときは、宮司さんに名前や住所を読み上げてもらう。
  • 名前と住所を明確に伝えないと神様もどこの誰の願い事を叶えればよいのか分からなくなってしまうからです。
  • これはネットショップで買い物をするときと同じで、どこの誰なのか、名前と住所を伝えないと注文したものが自宅に届かないでしょう。
  • 3肯定形で書く
  • 潜在意識の特徴として、否定形を認識することができないことが挙げられます。
  • 例えば、「ピンク色の蝶々をイメージしないでください」と言われると、どうしてもピンク色の蝶々をイメージしてしまいますよね。
  • このように脳や潜在意識は否定形を認識できないという特徴がある。
  • では、なぜ、潜在意識は否定形を認識できないのでしょうか?潜在意識というのはインターネットの検索エンジンのように、単語をピックアップして検索してしまうのです。
  • 実際にインターネットの検索エンジンに「ピンク色の蝶々をイメージしないでください」と入力して検索してみると、「ピンク色」「蝶々」「イメージ」というキーワードが検索され、トップページにピンク色の蝶々の写真やイメージが検索結果として現れてきます。
  • 潜在意識も同じような特徴を持っている。
  • 従って、「私は病気にならなかった」や「私は貧乏にならなかった」と夢リストに否定形で書くと「病気」や「貧乏」という言葉のエネルギーが潜在意識にインプットされてしまう。
  • ここはあくまで否定形ではなくて、「私はますます健康になった」や「私はますます豊かになった」と肯定形で書くといい。
  • 夢や目標は手書きで書く。
  • 「夢や目標をパソコンや携帯などに書いても効果がありますか?」という質問を受けることがある。
  • 1979年、ハーバード大学である調査が行われました。
  • 調査開始の年、同大のある教授が学生たちに目標を持っているかどうか質問すると、「目標を持っていてそれを紙に書いている」学生は全体のたった3%だった。
  • そして10年後、元学生たちを再び調査したところ驚くべき結果が得られました。目標を紙に書いていた3%の平均年収は、残りの97%の約10倍になっていた。
  • また、世界的ベストセラー『ブレイン・プログラミング』にも同じような記述があります。ドミニカン大学のゲイリ・マシューズ教授はある心理学の実験において、手書きで夢や目標を書いた場合とパソコンのキーボードを使って夢や目標を書いた場合でどれだけ目標達成率に差が生まれるか、267人を対象に実験を行いました。
  • すると手書きで書いた場合とキーボードを使った場合では、手書きで目標を書いたほうが42%も目標達成率が上昇したという結果が出た。
  • これは手書きで書き出すことにはより多くの神経を使うため、潜在意識にインプットされやすいからだといわれている。
  • 5現在完了形で書く
  • 夢や目標を紙に書くときに語尾を「~したい」と書くと「~したい」という周波数を発するため、いつまでも夢を叶えることができない。
  • これは「~したい」という語尾には「まだ夢が達成できていない」という状態が潜在意識にあるから。
  • 例を挙げると、「結婚したい」と言っている場合は、「結婚したい状態」を引き寄せるのでいつまでたっても結婚することはできない。
  • ですので、夢や目標を書くときは既に達成している状態、「~を達成した」「~を実現した」「~を手に入れた」など現在完了形で書く。
  • これは既に達成した状態で書くことによって、言葉のエネルギーの周波数が変わるから。
  • 達成した状態を書くことによって、その周波数と共鳴して本当に夢が実現できた状態が引き寄せられるようになるのです。
  • 3か月以内に結婚したいという夢がある場合は「私は3か月以内に理想のパートナーと結婚した」と書くといいでしょう。
  • 語尾を「~したい」と「~した」と書くのでは、量子力学的にも言葉のエネルギーの周波数が全く違う。
  • 例えば、「私は今年結婚したいなあ」という人と「私は3か月以内に絶対に結婚します」という人とではどちらに本気度を感じますか?後者のほう。
  • このように、言葉の使い方で相手に伝わるエネルギーは全くといっていいほど異なる。エネルギーはの式で表現できますから、言葉によって周波数が異なる。
  • 叶って当たり前だと思う
  • 紙に夢や目標を書くときのマインドセットとして、願望が実現して当たり前だと思って書くことが秘訣。
  • 例えば、ネットショップで何かを注文するときに「注文したものが来なかったらどうしよう」と心配したりしませんよね。
  • 「来月の給与が振り込まれなかったらどうしよう」と思うこともあまりないと思います。あなたが当たり前に起きると信じていることは叶えやすいといえるでしょう。
  • 実際に私の知り合いに宝くじを買う度に平均で数百万円も当たる人がいるのですが、その人に「どうしてそんなに宝くじが当たるのですか?」と聞いたところ、「えっ、宝くじって買ったら当たるものでしょう?」とさも当然のように返されました。
  • これはまさに、食堂で食券を買うような「買ったらもらえる」という感覚で宝くじを買えば、当たりやすいと考えられるのではないでしょうか。
  • 夢リストを書くときも同じで、この宇宙は何でも叶えてくれる宇宙レストランだと思ってください。
  • ネットショップでものを注文するときと同じように、叶って当たり前だと思って信じ切って夢リストでオーダーすることが夢を叶える秘訣。
  • 明確な期限を書く
  • もし、夏休みの宿題の提出期限がなかったら宿題をやりますか?会社の仕事の納期がなかったら仕事をしますか?おそらく、すぐにはやらない人がほとんどではないでしょうか。
  • そう、人は期限がないと動かない。
  • 同じように、夢リストを書くときにはできるだけ明確な期限を書くようにする。
  • 例えば、2023年1月までに理想の恋人を引き寄せ結婚した、2025年4月までにビジネスで成功し、売上3000万円を達成した、2022年3月までにダイエットして10キロ瘦せたといった具合に書きます。
  • では、なぜ、期限を明確に書くと夢が実現しやすいのでしょうか?それは、期限を明確に書くと、潜在意識にインプットされ、無意識に目標に向かって行動できるようになるから。
  • あなたも「上司に3日以内にこの資料を作成しておいて」と言われたら、3日で資料を作成するにはどうしようか考えますよね。すると自然と3日以内に仕事を終わらせようと行動できるようになるのです。宇宙レストランにも、いつまでに夢を叶えたいのか明確に伝えるようにしましょう。
  • 8期限までに実現できなかったら、もっといいことが起きると信じる
  • 夢リストを書いて、もし期限までに夢や目標が実現できなかったらどう思いますか?少しがっかりしたり、落ち込んだりする人もいるかもしれません。
  • もし、期限までに願いが叶わなかったらもっといいことが起きると思うといいでしょう。夢や目標にあまり期待しすぎたり、執着したりするとプレッシャーでストレスが溜まってしまいます。
  • 気軽な気持ちで、あまり期待しすぎないで夢や目標を書き出していく。
  • レストランで注文したものがなかなか来なかったら、お店はお詫びに料理やサービスをアップグレードしてくれるかもしれないという考え方と同じです。
  • 宇宙レストランも期限を過ぎた場合は、予想以上にいいことを叶えてくれます。期限を過ぎた場合は、ラッキーなことが起きると思って楽しみにしていてくださいね。
  • このように紙に夢や目標を書くと叶っていきます。紙に書くということは、紙=神様ですから、神様にオーダーすることと同じなのです。
  • ぜひ、人生で叶えたい夢や目標を紙に書いて神様にオーダーしてみてください。
  • 言葉で宣言すると夢が叶う
  • 言語の力を使って引き寄せ力を加速させる方法として、有名なのがアファメーションです。
  • アファメーションとは夢や目標を言葉で宣言(コミット)し、何度も唱えることによって潜在意識を書き換えるという方法
  • アファメーションは西洋的な考え方で、アメリカの心理学者で、自己啓発や能力開発の世界的権威、コーチングの創始者であるルー・タイスの著書『アファメーション』にも詳しくやり方が書かれています。
  • 例えば、アファメーションの例として、
  • 私は毎日どんどん幸せになっていきます
  • 私は毎日幸せと豊かさに満ち溢れています
  • 私はやること、なすことすべてうまくいっています
  • 私は必要なものをすべて持っています
  • といったものが挙げられます。
  • このような言葉を毎日10~20回ほど唱えるのです。
  • アファメーションを唱えたり、普段使う言葉をポジティブなものに変えたりすると自分が発する周波数や波動が変わり、その波動と共鳴して引き寄せるものが変わってくる。
  • 私も昔は毎日のようにアファメーションを唱えていた。
  • 最初は唱えていると違和感がありますが、毎日のように繰り返し唱えていくと、無意識レベルで夢や目標が自然と叶って当たり前という状態になっていく。
  • 夢が叶って当たり前という意識状態になれば、もうアファメーションを唱える必要はない。自然と引き寄せ力が高まり、次々と願望が実現していく。
  • 人間と他の動物の違いは、言葉によるコミュニケーションができること。
  • 言葉の力を使って人間は新しいものを発明したり、知識を共有したり、科学技術を発展させることができたのです。
  • 他の動物は、新しいものを発明したり、創造したりすることができませんが、人間は言葉の力があるからこそ、無から有を生み出す力、物事を具現化する力を持っているといえるでしょう。
  • 新訳聖書のヨハネによる福音書にも「はじめに言葉ありき」という言葉がありますが、まさに言葉には何かを生み出す力がある。
  • ■まとめ
  • イメージや思考を言葉で言語化すると現実化しやすくなる
  • 紙に夢や目標を書き出すと叶う
  • 言葉で夢や目標を宣言し、唱えると潜在意識が書き換わる
  • 二重スリット実験と観測問題
  • あなたはこれまでの人生に満足していますか?もっと自分には可能性があるのではないかと思っていませんか?もし、これまでの人生を断ち切って新たな人生が歩めるとしたらどんな人生にしますか?実は人生を大きく変えるためのヒントは、第一章でご紹介した「二重スリット実験」(こちらを参照)からさまざまなことを学ぶことができます。
  • 二重スリット実験において、1つの電子や光子などの素粒子が2つのスリットを同時に通ってスクリーン上に干渉縞が生じることから、素粒子は波動性を持っているということがいえる。
  • そして、素粒子がどちらのスリットを通過しているのか観測しようとすると、干渉縞が消え、粒子の性質を示すことが分かっている。
  • このような観測の仕方によって実験結果が変わることは「観測問題」として物理学者の間でも長年、議論され、この現象を説明するためにさまざまな解釈が生まれた。その1つが、コペンハーゲン解釈。
  • コペンハーゲン解釈では、電子は無数の可能性の重ね合わせの状態であり、波のように存在確率の分布を広げている電子が観測された瞬間に一点に収縮し、波の状態から粒の状態に収束するという考え方です。
  • 例えば、子どもの頃、遠足でお弁当を持っていくことがあったかと思います。
  • 中身を知らされないまま持たされて、「今日のお弁当は何だろう?」とワクワクしたことがあるのではないでしょうか。
  • その際、お弁当の蓋を開けるまでは中に何が入っているか分からないため、あらゆる可能性があります。ウィンナーが入っているかもしれないし、唐揚げかもしれないし、海苔弁かもしれない。もしかしたらお弁当の中身のおかずがグチャグチャに混ざり合っているかもしれない(笑)。
  • あらゆる可能性が重ね合わせの状態で、蓋を開けた瞬間にある特定の状態に収束し、唐揚げ弁当を観測するようなイメージですね。唐揚げ弁当だと分かった瞬間、波の状態から粒の状態に収束して物事が確定する
  • もう1つ有名な解釈に、1957年にアメリカの物理学者ヒュー・エヴェレットが提唱した、多世界解釈(エヴェレット解釈)があります。
  • これはミクロの世界だけなく、世界のすべてが重ね合わせの状態であり、確率的に決まる出来事の数だけ、世界そのものが多数に分岐していくというもの
  • つまり、あらゆる可能性の世界が並行に同時に存在していて、観測した瞬間に1つの世界に入り込むようなイメージ
  • この多世界解釈は、一般にはパラレルワールドという言葉で知られている。
  • パラレルワールドはよくSF小説や映画、アニメでも取り上げられますが、もしかしたらこの宇宙は私たちが住んでいる以外の世界が多数存在しているかもしれないという考え方。
  • 例えば、レストランでメニューを見て料理を注文するときを思い出してみてください。注文する前までは、何を食べるかはあらゆる可能性の世界が同時に存在していますよね。
  • ここでハンバーグ定食を注文するとハンバーグ定食を食べている世界が現実に現れてきますが、別の世界ではカルボナーラを食べている宇宙やてんぷら定食を食べている世界が同時にあるイメージ。
  • また、優しい女性と結婚するのか、明るい女性と結婚するのか、ドSの怖い女性と結婚するのかなど、結婚するまではあいまいであらゆる可能性の世界が重なり合っていますが、もしドSの怖い女性と結婚すると、この世界ではその女性との結婚生活が始まりますが、他の世界では優しい女性との結婚生活、別の世界では明るい女性との結婚生活が同時に並行に存在しているイメージです。
  • このような話を聞くとSFのような話で非現実的だと思う人もいるかもしれませんが、実際に多くの物理学者がパラレルワールドに関してまじめに議論している。
  • 例えば、マサチューセッツ工科大学のマックス・テグマーク博士が提唱する多元宇宙論(マルチバース理論)が有名。
  • マックス・テグマーク博士によると理論的には10の500乗通りの宇宙があるとされている。
  • あらゆる可能性の世界がある状態のことを専門用語で「重ね合わせの状態」といい、世界はこのように重ね合わせの状態があり、まさにあらゆる可能性の世界がパラレルに存在していると考えられる。
  • しかし、私たちは1つの宇宙しか見えないので別の世界は現実には起きない。
  • 多世界解釈から学ぶ人生選択理論
  • 人生も多世界解釈や多元宇宙論(マルチバース理論)と同じようにたくさんの分岐点がある。
  • どこの大学に進学していくのか、就職先はどこにするのか、仕事は何を選ぶのか、結婚相手を誰にするのかなど、人生においては生きている間に無数の選択肢があり、その選択肢の数だけ世界や宇宙がある。
  • 何かを選択するまでは、あらゆる可能性の重ね合わせの状態ですが、1つに決めれば人生はその道を進んでいく。
  • ここで選択肢が1つしかない場合は、可能性は1つしかない。
  • 例えば、親が望んだ大学に進学したり大企業に勤めることができたのであれば、親の敷いたレールの上の限られた人生の範囲内で生きることになります。
  • 一方で選択肢が2つ、3つと増えていくと可能性は広がっていきます。
  • まさに、量子力学の観点でいうと答えが1つしかないが粒子性、あらゆる可能性があるのが波動性だといえるでしょう。
  • また、人はどうしても現在や過去の延長線上で物事を考えがち。
  • 今付き合っている人と将来結婚しようとか、今勤めている会社で定年まで勤めようとか、ある限られた範囲内で物事を判断しがち。
  • しかし、これでは人生は大きく変わらない。一般に、人生で成功する人になることは大変だと言われる。この「大変」とは、大きく変わる、つまり大きく変化する人が人生の成功者と呼ばれている。
  • では、人生を大きく変えるにはどうしたらいいか?それは、大きな決断をすること。大きな決断ができる人は、人生を大きく変えることができる。
  • 私はエレベーターに乗っていてしばらく動かない状態が続き、「あれっ?エレベーターが動かないなぁ」と思うことがよくあります。
  • そして、行先のボタンを押してなかったことにハッと気づいて慌てて行先のボタンを押すのです(笑)。人生もこれと同じです。
  • 行先を決めない限り、動かないエレベーターのように現実は何も変わらない。
  • あなたがどうなりたいのか、どうしたいのか、その都度考えて行動を起こす必要があります。そして、そのビジョンに沿った大きな決断ができる人が人生を大きく変化させることができる。
  • もし、結婚したければ、いつまでに結婚するか決断してください。もし、お金持ちになりたければ、資産をいくら貯めると決断してください。もし、長生きしたければ、何歳まで生きると決断してください。
  • 決断するパワーが現実を大きく変えるパワーとなっていく。
  • では、決断するときはどのような基準で決断したらいいのでしょうか?それは、あなたの人生の可能性が広がると思うほうを選択してみてください。
  • 人生の可能性が広がる選択とはそれを選択することによってワクワクするか、しないかです。あなたの人生の未来が明るいほうに向かっていくか、向かっていかないか。
  • もし、その選択によってワクワクする感情が湧いてきたり、明るい未来を想像できたりするのであれば、思い切ってそれを選択する。
  • きっとそれがベストな選択になる。因果応報という言葉を聞いたことがありますか?過去になしたことがすべて返ってくるという法則。
  • 仏教ではカルマの法則とも呼ばれていますね。
  • 前世や過去に悪いことをすると現世で悪いことや嫌なことが起き、前世で善いことを行えば、今生でも善いことが起きるという考え方。
  • 例えば、・志望校に合格できなかったのは、受験勉強をおろそかにしていたからだ・なかなか結婚できないのは、真剣に婚活をしてこなかったからだ・メタボになったのは、運動不足だったからだなど、何か原因があって結果が生じるというのが原因と結果の法則です。
  • すべての現実は思考が源となってつくられます。
  • つまり、カルマの法則を信じる人はカルマの法則に従って現象が起き、カルマの法則を信じない人にとっては、全く関係のない世界になるということ。
  • つくり出す世界が違うのです。これはどちらの考え方が良い悪いではなく、多世界解釈と同じようにあなたが信じる考え方や哲学によって見える世界が異なるということです。
  • 決定論VS確率解釈
  • カルマの法則や因果応報の考え方は、物理学でいうとマクロ世界の物理学であるニュートン力学や古典力学と同じではないかと私は考えています。
  • 例えば、「初速度が時速100km、角度45度でボールを投げると、放物線を描いてボールがどこに落ちるのか」という問題は、ニュートン力学における運動方程式である程度予測することが可能です。
  • ボールの初速度や投げる角度が変わったらボールが落ちる場所が変わります。これはまさに原因から結果を導き出す決定論の考え方です。
  • 一方、量子力学の世界はこれとは全く考え方が異なります。量子力学では、ドイツの理論物理学者ハイゼンベルクが提唱する不確定性原理というものがあります。
  • この不確定性原理によると、電子の位置と速度(厳密には運動量)を同時に測定することはできません。
  • これは電子の位置を測ろうとすると速度が分からず、速度を測ろうとすると位置は分からないということです。文字通り、「何事も不確定であり、確率的に決まる」ということです。
  • つまり、電子が〝そこにいるのか〟〝あそこにいるのか〟が分からないのです。
  • そこで、不確定であいまいで確率的にしか表現できないため、電子の存在確率を波動方程式により計算し、波動関数を使って分布図で表しています。
  • 目に見えないミクロの世界では「絶対的にここにある!」と断定できるものはない。素粒子は波かもしれないし粒かもしれない。現実はそうなるかもしれないし、そうならないかもしれない。このようなあいまいな確率的な表現でしか、この世界を表せない。
  • つまり、カルマの法則のように何かが原因となって結果に表れるのではなく、確率的にしか予想ができないということ。
  • この考え方を取り入れると、あなたの人生は過去に何をなしたかではなく、今この瞬間を変えることによって可能性は無限に広がっていくということ。
  • 過去にどんな人生を歩んでいても、今どんな状況であっても、人生はいくらでも変えることができ、無限の可能性があるといえる。
  • 宿命と運命の違いを科学的に解明
  • 因果応報やカルマの法則などの決定論的な考え方は、占星術でいわれている宿命と同じ。生まれた日時や場所など星の位置によって統計学的に「こういう人生を送る可能性が高い」と予測するもの。宿命は、まさにニュートン力学だといえる。
  • しかし、たとえ全く同じ場所、同じ時間、同じ星のもとに生まれたとしても、人生は全く同じになるでしょうか?答えはNOですよね。
  • 例えば、双子の兄弟であれば、生まれる場所や時間も同じですが、選ぶ大学も違えば、就職する会社も違う、恋をする相手も結婚する相手も違うでしょう。
  • これは宿命が同じ人でも運命が違うから。運命は、量子力学的にいうと不確定性原理で説明できる。つまり、「人生がこれからどうなるのかは、確率的にしか分からないもの」ということ。
  • 前述したように初速度やボールを投げる角度が決まれば、ニュートン力学によってボールが落ちる位置を予測することが可能です。
  • このように初速度や角度の条件が決まっているというのは宿命だといえる。
  • しかし、全く同じ条件でボールを投げたとしても、風が吹いたら、ボールの軌道や到達点は全く違うものになります。
  • 大雨や台風など天候が変わったらボールが落ちる位置は変わりますよね。これが、運命なのです。最近、趣味でゴルフを始めたのですが、ゴルフコースは人生の縮図ではないかと気づきました。
  • ゴルフコースを回るとき、どのコースになるかは宿命だといえるでしょう。そして、そのときの天候や風向きなどのコンディションは運命です。
  • 与えられた宿命と運命のなかでベストを尽くし、ホールという人生の目的に向かってボールを打っていく。
  • 途中でOBになったり、バンカーにボールが入ったり、なかなか失敗から抜け出せないときもありますが、諦めずにホールに向かってボールを打ち続ければ、いつかはグリーンにボールがのってコースをクリアできます。
  • これは人生でも同じであるといえるのではないでしょうか。宿命は変えられません。しかし、運命は変えられます。今、自分がどんな状況であれ、今から未来はいくらでも変えることはできるのです。過去に何をしようが関係ありません。
  • 今この瞬間から、誰かを助けたり、笑顔や優しさを与えたり、愛の言葉を与えたり、人に感謝されることをたくさんすれば、幸せなお金持ちになることだってできます。
  • 今お金があろうがなかろうが、能力があろうがなかろうが、人間関係が悪かろうが、離婚してようが、そんなものは一切関係ない。
  • 今、この瞬間に運命を変える行動をどれだけするか、ただそれだけ。
  • 人生は選択の連続ですから、何を選択し、どう行動するかは、今この瞬間に決めれば変わること。
  • どの会社に転職すれば年収が上がるか、どの人と結婚すれば幸せな毎日を過ごせるかは、ある程度予測できますよね。
  • 大事なことは、自分が何を選択してどう行動するか。今、この会社を辞めて違う会社に転職すると決めれば運命は変わる。今、この人と結婚するか結婚しないかを決めれば運命は変わる。
  • 過去の延長線上に未来があるわけではない。自分は幸せになると決めるだけ。その選択によって人生は変わる。人生には無限の可能性があり、どんな未来もつくることができる。
  • このことに気づけば、人生は自分で自由自在にコントロールできるのです。
  • 過去や過去生を背負ってでも、今この瞬間からどう生きるのか。それを一瞬一瞬選択して決めるだけなのです。
  • だからこそ、これからの未来はすべて自分の選択と決断に責任があるのを自覚することが大事なのです。そして、無限の可能性を引き出していくのがコーチの私の役割です。多くの人は、自分の思い込みの枠のなかで考えて可能性を狭めて生きています。
  • 私も、もともとは元妻に「ミジンコ以下」と言われ、ダメダメなサラリーマンでした。
  • まさか会社を辞めて独立してコーチングの仕事に携わることになるなんて、自分自身でも思ってもいなかったくらいです。
  • しかし、ミジンコ以下の状態から、会社を数社経営し、従業員を雇わずにセミナー事業だけで売上8億円に達しました。
  • たくさんのファンがいてくれたり、コーチングをしたことで涙を流して喜んでくれる人がいたり、多くの人たちに喜んでもらえるようになりました。
  • その経験があるからこそ、「すべての人にはいかに無限の可能性があるのか」ということを多くの人に早く気づいてほしいと思っています。
  • 人生がうまくいかないことを、過去の出来事や過去生のせいにすることは簡単です。
  • しかし、繰り返しますが、過去がどうであれ今ここから「自分はこうする」と決断するかどうかによって人生はいくらでも変えることができるのです。
  • 過去にとらわれて今を苦しむより、今ここをどう生きるかに集中し、望む未来を力強くつくっていってほしいと願っています。
  • その力はあなたにもあるのです。
  • ■まとめ
  • ・人生は選択の連続であり、何を選択し、どう行動するかで決まる
  • ・人生を大きく変えたければ、大きな決断をすればよい
  • ・宿命は変えられないが、運命はいくらでも変えられる
  • 願望を実現するために最も大切なこと
  • 引き寄せの法則について学んでいる人たちのなかには、意外と誤解している人たちがたくさんいます。
  • 例えば、毎日いい気分でいたら夢が叶うとか、瞑想したら引き寄せが起きると思っていないでしょうか。
  • また、アファメーションを毎日のように唱えれば引き寄せが起きると思い込んでいる人もいます。
  • しかし、いくらいい気分でいても、イメージしても、アファメーションをしても行動しなければ何も変わりません。
  • 例えば、喫茶店でアイスカフェラテをイメージするだけで注文できるでしょうか?もちろん、喫茶店でイメージしただけでは注文できません。
  • 「アイスカフェラテをください」とオーダーしないと欲しいものを手に入れることはできませんよね。
  • 一方で、いくらアイスカフェラテを注文しても「アイスカフェラテを飲む」という行動をしなければ、アイスカフェラテを飲むという夢を叶えることはできないのです。
  • つまり、思考、言葉、行動のなかで最も大切なことは行動だといえるでしょう。
  • もちろん、イメージすること、言語化することやアファメーションも潜在意識を書き換えるために有効ですが、これらは潜在意識を書き換え、行動を変えるために行っているものです。
  • 人は95%潜在意識によって行動しているので、潜在意識を変えなければ行動は変わらない、つまり現実は変わらないということです。
  • なぜ、行動することが最も大切なのでしょうか?それは思考、言葉、行動のなかで行動が最もエネルギーが高く、現実を変えるために大きな影響を与えるからです。
  • 例えば、キリンをイメージすることはできますか?これは誰でも簡単にできますよね。
  • 「キリンを見たいです」と言葉で発することもできますね。では、キリンを動物園から連れてくることはどうでしょうか?急に難しくなります。
  • こうしたことからも分かるように、「イメージすること」「言語化すること」まではできても、行動に移すこととなると格段に難易度が上がってしまうのです。
  • まさに「言うは易く行うは難し」ですね。
  • そういう意味では、誰かに感謝を伝えたいとき、頭のなかで「ありがとう」と思うのと、言葉で「ありがとう」と伝えるのと、行動して感謝の気持ちを伝えるのでは行動することが最も相手に感謝の気持ちが伝わりますよね。
  • これは、思考、言葉と行動を比べると思考は最もエネルギーが低く、次に言葉が高く、行動が最もエネルギーが高いからです。
  • つまり、行動のエネルギー>言葉のエネルギー>思考のエネルギーと表すことができます。
  • 行動力のある人は行動スピードが速くエネルギーが高いといえるでしょう。エネルギーが高い人ほど現実化する力があり、次々と願望を実現することができます。イメージし言語化ができたものは、まず一歩行動して引き寄せ力を高めていきましょう。
  • 願望実現の3つのステップ
  • このように夢を叶えるには大きく3つのステップに分けることができます。
  • ①臨場感を持ってイメージする
  • ②明確に言語化する
  • ③決断して圧倒的な行動力で取り組む
  • これら3つのステップを実践すれば実はどんな夢でも叶えることができます。
  • イメージは量子力学の世界では波の状態で、イメージを言語化することによって波から粒に変換され、圧倒的な行動力によって夢を現実化することができるのです。
  • 私の場合、ノートに「1か月以内に最高の理想の恋人をゲットした」と書いてから、本当にちょうど1か月後に奇跡の合コンを引き寄せ、今の理想の妻と出会うことができました。
  • たった1か月で最高の理想の彼女を引き寄せ、幸せな結婚を引き寄せることができたのです。なぜ、たった1か月で理想の恋人を引き寄せたのか。それはイメージしたからでしょうか。それとも紙に書いたからでしょうか。
  • もちろん、これらも実践しましたが、一番の要因は圧倒的な行動力によって毎週のように出会いの場や合コンに参加したからです。
  • 圧倒的な行動力のみが夢や目標の実現に最も影響を与えることができるのです。しかし、人はなかなか行動できないのも事実です。
  • ダイエットしたいと思っていてもなかなか運動できない、食事の節制もできない経験はないでしょうか。結婚したいと思いながらも、なかなか婚活が進まないという人もいるのではないでしょうか。
  • これは頭でいくら考えても、潜在意識の影響によって理想的な結果につながる行動ができない人が多いからです。
  • 私もダイエットしたいと思っても目の前にスナック菓子があるとすぐに食べてしまいます。やめられない止まらない状態になってしまうのです。つまり、頭でいくら考えても潜在意識の見えない力から逃れることはなかなかできないのです。
  • 行動力を高めるにはどうしたらいいか?
  • ではなぜ、人は思うように行動し続けることができないのでしょうか。それは、人は95%潜在意識で行動しているからです。
  • 頭でいくら行動が大事だと分かっていても人は無意識の影響で現状維持をしてしまう。
  • ダイエットしたいと思ったとしても、潜在意識では〝ダイエットはつらい〟〝運動はめんどくさい〟などダイエットすることに対してネガティブなイメージがあると、無意識にダイエットしないことを選択してしまうからです。
  • 行動することが大事だと思っても、なかなか行動できない人も多いのではないでしょうか?ここで行動できない人の特徴を示します。
  • ・頭で分かっていてもやる気が起きない
  • ・行動することによって不安や恐れが生じる
  • ・過去の失敗体験が邪魔をしてしまう
  • ・まわりの目が気になって行動できない
  • ・失敗やリスクばかりを考えてしまう
  • ・行動することによって得られるメリットが分からない
  • では、どうすれば行動できるようになるのでしょう?以下で、なかなか行動できない人のための行動を変える4つのステップをお伝えします。
  • 1行動することによって得られるメリットを書き出す
  • 例えば、ダイエットができない人はダイエットすることによってどんなメリットがあるか書き出す・ダイエットするとスリムになって着たい洋服が着られる・ダイエットすると身体が軽くなって動きやすい・ダイエットすると、異性にモテモテになって理想のパートナーと結婚できる・ダイエットしたら健康的になってエネルギッシュになる
  • 2行動しないことによって生じるデメリットを書き出す
  • 例えば、ダイエットしなかったらどんなデメリットがあるか書き出す・体重が増えて身体が重くなる・好きな服をきれいに着られない・体脂肪率が増えて、メタボになる・糖尿病になって身体が動かなくなる
  • 3行動しないことによって生じる最悪な状況を想像する
  • 2で書き出したデメリットをイメージし、最悪な状況を想像する
  • ・体重が300㎏になり、トイレに座ったら便座からお尻が抜けなくなる
  • ・お風呂に入ったらお風呂の水がすべて溢れ出し、お風呂に入れない
  • ・身体が重すぎてベッドから起き上がれない
  • 4行動することによって得られる最高に明るい未来を想像する
  • 1で書き出したメリットをイメージし、明るい未来を想像してみる身体がスリムになって異性からモテモテになり、理想のパートナーと楽しくデートに行くイメージなどいかがでしたか?行動することのメリット、デメリットをイメージすると行動しようという気持ちになりませんか?行動したくても行動ができない人はこのステップをぜひ試してみてください。
  • ■まとめ
  • ・思考、言葉、行動のなかで最もエネルギーが高いのは行動である
  • ・圧倒的な行動力を発揮しなければ現実は何も変わらない
  • 最短最速で夢を叶える方法
  • 世の中には次々と夢を叶える人となかなか思い通りに夢を叶えられない人がいます。
  • 夢を次々叶えられる人と叶えられない人の違いは何だと思いますか?それは、思考、言葉、行動のベクトルの違いです。
  • なかなか夢を現実化できない人は、思考のベクトル、言葉のベクトル、行動のベクトルがバラバラの人です。
  • 簡単にいうと普段考えていること、言っていること、やっていることがバラバラな人は思うように物事が現実化しません。
  • 例えば、Aさんと結婚したいと思いながら、Bさんに結婚したいとプロポーズし、実際にはCさんと結婚式を挙げたらどうなるでしょうか?大混乱ですね(笑)。
  • 修羅場になると思う人もいるかもしれませんが、やはり、行動のエネルギーが高いため、C子さんと結婚する現実世界の確率が上がりますよね。
  • 一方で次々と夢を叶える人はどうでしょうか?普段考えていることとやっていることが常に一致しています。
  • 自分がやると宣言したことは確実に実行します。まさに有言実行ですね。
  • つまり、最短最速で夢を叶える方法とは思考、言葉、行動を常に一致させることなのです。
  • このように次々と夢を叶える人となかなか夢が叶わない人の違いは、電球の光とレーザー光線で例えることができます。
  • 電球の光は、以下のような特徴を持っています。
  • いろいろな方向に光を放つ
  • さまざまな光の波長が混ざっており、バラバラ
  • 光が進むにつれてエネルギーが減少する
  • 一方で、レーザー光線の特徴は以下のようなものがあげられます。
  • ・一定の方向に光を放つ
  • ・波長が揃っている
  • ・位相(周期)が揃っている
  • ・エネルギーの集中度が高い
  • 電球は光の波長がバラバラですが、光の波長と位相が揃っていくと(これをコヒーレント状態という)、光を一点集中させることによってレーザー光線を放つことができるようになります。
  • その結果、レーザー光線は硬い金属でも焼き切ることができるのです。
  • 人生が思うように進まない人というのは、あれもこれも手を出してしまってエネルギーが分散している人ではないでしょうか?
  • 一度始めたことに集中せずに他のことに手を出したり、複数の物事を同時にこなそうとしたりすると、まさに電球のように波長がバラバラになって物事が思うように進まなくなります。
  • 一方で自分が本気でやりたいことに一点集中していけば、レーザー光線のように最短最速で願望を実現することができます。
  • 例えば、オリンピック選手はオリンピックに出場し、金メダル獲得のために毎日トレーニングに励むことによって試合で本領を発揮し、夢や目標を叶えることができるのです。
  • 異性とお付き合いするときも、複数人と同時に付き合っていたらエネルギーが分散してなかなか結婚まで至らないかもしれません(笑)。
  • もし、最短最速で夢を叶えたければ、レーザー光線のように思考のエネルギーの周波数、言葉のエネルギーの周波数、行動のエネルギーの周波数をすべて揃えることによってコヒーレント状態にしていく必要があるということです。
  • 思考、言葉、行動のエネルギーの違い
  • さらに思考、言葉、行動にもエネルギーがあり、それぞれのエネルギーレベルによって物事が現実化するスピードも変わってきます。
  • 思考でも「なんとなくしたいなぁと思う人」と、「やりたいと思い続ける人」と「本気でやると決意する人」とでは思考のエネルギーが違います。
  • 言葉でも「やりたいと言っている人」と、「やりたいと言い続ける人」と「本気でやると宣言する人」では言葉のエネルギーが違います。
  • 行動でも「本当にやる人」と「やり続ける人」と「結果が出るまで諦めない人」では全く行動のエネルギーが違います。
  • 例えば、なかなか結婚できない人は「結婚したいなぁ」と思っているだけかもしれません。
  • もし、本気で3か月以内に結婚すると決意し、友人にも家族にも「3か月以内に結婚します!」と宣言し、合コンや婚活パーティーに参加したり、友達にお願いしてよい人を紹介してもらったりして諦めずに行動し続ければ、結婚できる確率は一気に上がるでしょう。
  • このように思考、言葉、行動が常に一致している人は次々と願望を実現するトップ3%の成功者になれるのです。
  • では、このようなエネルギーレベルを上げるにはどうしたらいいのでしょうか?それは、何事にも一点にフォーカスし、集中することです。このような一点に集中している状態を心理学ではフロー状態といいます。
  • フロー状態になると脳内の集中力が高まり、圧倒的なパフォーマンスを発揮するといわれています。
  • フローという言葉は、ハンガリー出身のアメリカの心理学者ミハイ・チクセントミハイによって提唱されているフロー理論からきています。
  • フローは、「時を忘れるくらい、完全に集中して対象に入り込んでいる精神的な状態」を指しています。
  • あなたも人生でフロー体験をしたことはありますか?つまり、何かに没頭したり、集中したりして時を忘れてしまったような体験です。
  • 例えば、ゲームに没頭していつのまにか何時間も経っていたことや、一人で夢中で読書していたらいつのまにか朝になっていたなどあるかもしれません。
  • 『ルーシー』というSFアクション映画をご存じでしょうか?ルーシーという名の主人公の潜在能力が開花し、人知を超えるパワーを持つようになるというストーリーの映画ですが、私はまさにこの映画の主人公のような衝撃的なフロー体験をしたことがあります。
  • ある朝5時頃に目覚めたとき、尾てい骨あたりから突然エネルギーがズドーンと体の中心を流れ、目が覚めたときは、まわりがとても静かに感じて視覚や聴覚などの五感が研ぎ澄まされ、あらゆるものとつながっている感覚でした。
  • 遠隔にいる人の声が聞こえたり、居酒屋でお酒を持って乾杯している人の姿が見えたりもしました。まさに千里眼やテレパシーのような能力を身につけた感覚になりました。
  • また、数分先の未来に何が起きるのか予知もできたので、このときに株投資でもしておけばよかったと思っていますが(笑)。
  • まるで超人的なパワーを手に入れたような深い集中状態に入っていて、これはまさに究極のフロー状態だったといえるでしょう。
  • フロー状態に入る方法
  • では、どのようにしたらフロー状態に入ることができるのでしょうか?ここでフロー状態をつくるポイントを説明しましょう。
  • 1ニュートラル思考を保つ
  • フロー状態のときはとてもリラックスしていて五感が研ぎ澄まされています。何かに思考が奪われたり、あれこれ悩んだりしているときにはフロー状態になれません。
  • 世の中にはポジティブ思考が大切だという考え方もありますが、実際はあまりポジティブ思考が過ぎると、かえってマイナスの影響を与える場合があります。
  • 最もエネルギーが高く、フロー状態になりやすいのはポジティブ思考でもなくネガティブ思考でもなく、ニュートラル思考のときです。
  • ニュートラル思考では、固定概念や常識にとらわれず、物事を俯瞰的に見ることができ、心理的に落ち着いてリラックスしている状態になります。
  • 「こうすべき」「こうあるべき」などの固定概念にとらわれずフラットな気持ちで過ごすことがとても大切です。
  • 2今ある幸せや豊かさに意識を向ける
  • 引き寄せの法則とは、気づきの法則です。
  • 日々、今あることに感謝したり、今ある幸せにフォーカスしたりすると引き寄せ力が上がります。
  • 日々の出来事から気づきや発見があると思いますが、それをすぐにメモしたり、意識を向けたりすることによって潜在意識が変わり、引き寄せ力がアップします。
  • おすすめは今ある幸せや感謝できることに意識を向けることです。
  • するとシンクロニシティなどを毎日感じられるようになり、五感や直観力が高まってフロー状態に入りやすくなっていきます。
  • 3気づいたことを即実践する
  • 気づいたことをすぐに人に伝えたり、即実践したりすることよって潜在意識が書き換わりやすくなります。
  • 例えば、掃除をしなくてはと思ったらすぐに掃除を行う、誰かに電話しなくてはと思ったらすぐに電話するなど、思いついたことは即行動に移すことによって潜在意識がクリアになってきます。
  • 気づいたことをすぐに実践しないと、潜在意識に埃が溜まってしまい、思ったことが現実化しにくくなります。
  • 思いついたら即行動することによって物事に集中し、フロー状態に入りやすくなるといえるでしょう。
  • 気づいたことを即実践するための魔法の呪文を伝授しましょう。
  • 「今、ただちに行動する!」これを何度もつぶやくと行動力が増してきますのでぜひ、唱えてみてくださいね。
  • 4目標を明確に決め、1つのことに集中する
  • 何かやるべき目標やテーマを1つ決めて集中することです。
  • あれもこれも手を出さずに1つのことに集中することによってフロー状態に入りやすくなります。
  • 例えば、虫眼鏡に太陽の光を集め、その光の焦点を合わせ紙に当てると紙にエネルギーが集中し、燃やすことも可能です。
  • しかし、焦点がずれていると紙にエネルギーを集めることができず、紙を燃やすことができません。
  • 同じように1つの目標を定め、一点に集中したほうがより早く、大きな結果を得ることができるのです。
  • 5集中できる環境をつくる
  • 集中できる環境を手に入れることはとても大切です。
  • まわりにモノがたくさんあったり、誘惑するものが置いてあったりすると集中して物事に取り組むことができません。
  • 私も執筆活動を家でしようと思っても、なかなか筆が進まないことがありました。
  • 家にはソファやテレビがあるのでついついソファでゴロンと寝てしまい、テレビをつけて見てしまいます。
  • そこで集中できる環境をつくるために事務所を借りたところ、フロー状態に入りたった2か月で本を書き上げることができました。
  • やはり、集中できる環境づくりはとても大切ですね。ガンディーも言っています。
  • 「君が考えること、語ること、やること、その3つが調和しているそのときこそ、幸福は君のものだ。」
  • このように思考、言葉、行動のベクトルと波長を合わせ、フロー状態になれば次々と願望が実現していくでしょう。
  • あなたが最も実現したいことは何でしょうか?今、最も大切なことは何ですか?その大切なことに集中したらどんな未来が待っているでしょうか?その大切なこと一点に集中して本当に実現したいことを目指していけば、願望実現が加速して次々と夢が叶っていくことでしょう。
  • 1つの目標を決めて集中することによって、より大きなパワーが手に入るといえるでしょう。
  • ぜひ、一点に集中して物事に取り組んでくださいね。
  • ■まとめ
  • ・思考、言葉、行動のベクトルと波長を一致させると最短最速で夢が叶う
  • ・思考、言葉、行動のエネルギーレベルを高めると願望実現が加速する
  • ・一点に集中し、フォーカスすることでフロー状態になり、パフォーマンスを発揮することができる
  • この世に働いている見えない力
  • 万有引力の法則によると、すべての物質はお互いに見えない引力で引っ張り合っています。
  • 例えば、テーブルとコップの間も目に見えない引力が働いていますし、あなたとあなたの家族との間にも見えない引力が働いています。
  • 万有とはすべてのものということです。
  • つまり、宇宙にあるすべてのもの、地球や月、銀河系や星などあらゆるものの間には引力が働いているのです。
  • 電子や陽子などのミクロの世界でも同じように引力が働いています。そして、この引力の大きさは物体の質量に比例し、お互いの距離の二乗に反比例します。
  • つまり、地球のように質量が大きい物体ほど引力は大きく、豆粒のように質量が小さいものは、引力は小さくなります。
  • また、2つの物体の距離が近いほど引力が大きくなり、距離が遠いほど引力は小さくなります。
  • また、電子などのミクロの世界でも同じような法則があります。それはクーロンの法則です。
  • これはプラスの電荷とマイナスの電荷が引き合うクーロン力の大きさは、2つの電荷を掛け合わせたものに比例し、距離の二乗に反比例するという法則です。
  • このようにクーロンの法則と万有引力の法則はいずれも距離の二乗に反比例するという「逆二乗の法則」が働きます。
  • これは電磁波のエネルギーも同じです。
  • 例えば、電子レンジを使うと電磁波が放出されますが、この電磁波も距離の二乗に反比例して、その影響は弱まっていきます。
  • 電子レンジを使うときは、電磁波の影響を受けたくなければできるだけ近づかないほうがいいということですね。
  • 人間のまわりにも電磁場のエネルギーフィールドがあります。
  • 電磁場のエネルギーフィールドとは、一般にはオーラと呼ばれるものではないかと私は考えています。
  • 人間を構成する原子には電子というマイナスの電荷を持った素粒子が無数に動いており、この電子が動くことによって電磁場が発生します。これをオーラだと定義することもできるでしょう。
  • 従って、同じような逆二乗の法則は人間関係にも当てはまるといえるのではないでしょうか。人は最も身近な人に影響を受けます。
  • 普段誰と付き合っているか、誰と一緒に時間を過ごすかによって考え方や価値観、習慣まで変わっていきます。このような法則を[影響力の法則]と呼んでいます。
  • 人の影響力のエネルギーの大きさは、その人が学んだことや経験の大きさに比例し、付き合う人との距離間に反比例するといえるでしょう。
  • つまり、万有引力の法則でいう質量が、人間では学びや体験と同じようなものだと例えることができます。
  • たくさんのことを学び、体験している人は、その分だけ人に与える影響力があるといえるでしょう。
  • 知識や情報を発信するSNSのインフルエンサーはまさに影響力があるということですね。
  • また、人との距離の二乗に反比例するということは、人は最も身近な人の影響を受けるということです。
  • 例えば、まわりの友達が暗く陰気な人だらけだとどうなるでしょうか。
  • いくらあなたが明るい性格だとしても、まわりの友達の影響で性格がだんだん暗くなっていきます。
  • 逆に、まわりの友達が明るく情熱的でエネルギッシュだったらどうなるでしょうか。あなたが元気のないときでも、一緒に時間を過ごすだけで元気が出てくるかもしれません。
  • つまり、この[影響力の法則]から、人生で成功するには「誰と付き合うか」が最も重要になってくるということが分かります。
  • 人はなぜ、影響を受けるのか?
  • では、どうして人は身近な人に影響を受けるのでしょうか?それは、人間の脳の中にはミラーニューロンという神経細胞があり、これが大きくかかわっているのではないかといわれています。
  • ミラーニューロンとは、イタリアにあるパルマ大学のジャコモ・リツォラッティらの研究グループによって1996年に発見されたもので、他人の行動を見てまるで自身が同じ行動をとっているかのように鏡のような反応をする神経細胞のことです。
  • ミラーニューロンは別名、ものまね細胞ともいわれています。
  • 例えば、
  • あくびがうつる
  • 口癖がうつる
  • 赤ちゃんが言葉を真似して覚えていく
  • ということも、ミラーニューロンが関係していると考えられます。ミラーニューロンは意図していなくても勝手に真似をしてしまいます。
  • つまり、自分の意思とは関係なく付き合う人や環境から影響を受けているということです。
  • だから、いくら自分を変えたいと望んだところで、今いる環境に足を引っ張られてしまうことになるといえます。
  • しかし、逆転の発想でミラーニューロンをうまく使いさえすれば、理想の人物を自動的にモデリングできるということになります。
  • 自分のなりたいビジョンに近い人物を見つけ、そういった人たちが集まる環境に身を置くだけで、自分という人間がその人たちと同じように変わり始めるからです。
  • 従って、成功するためには身近に付き合う人を慎重に選ぶ必要があるということです。お金持ちになりたければ、お金持ちの人と付き合うといいでしょう。
  • もし、年収1億円以上稼ぎたかったら、年収1億円以上稼いでいる人とできるだけ会うようにするといいでしょう。
  • もし、健康になりたければ健康でエネルギッシュな人と付き合うといいでしょう。もし、魅力的になりたければ、魅力的な人とお付き合いするといいでしょう。
  • 人は美しい人、きれいな人、魅力的な人に自然と見えない力で引き寄せられるのではないでしょうか?そして、そういう人たちとお付き合いすると自然とあなたも美しく、きれいで魅力的な人になるのです。
  • 普段、あなたはどんな人と付き合っていますか?あなたに最も影響を与える身近な存在は誰でしょうか?家族でしょうか?配偶者でしょうか?もちろん、家族や配偶者は一緒にいる時間が長いため、その影響を受けることは間違いありません。
  • しかし、忘れてはいけない大きな存在がいます。あなたにとって最も身近な存在は誰でしょうか?それは、「あなた自身」なのです。
  • 24時間365日、あなたと付き合っているのはあなた自身なのです。
  • あなたが考える思考、あなたが発する言葉、あなたの普段の行動や習慣があなたに最も影響を与えるのです。
  • さあ、これから一生涯どのように自分と付き合っていきますか?人は1日6万~7万回くらい内部対話をしているといわれています。
  • 内部対話とは、セルフトークともいい、自分自身の頭のなかのつぶやきのことです。
  • 例えば、「疲れたなぁ」「お腹すいたなぁ」「今日何しようかなぁ」といった具合に、人は頭のなかでいろいろなことをつぶやいています。
  • このようなつぶやきがあなたの潜在意識に毎日のように刷り込まれていきます。もし、ネガティブな内部対話をするとその言葉が潜在意識に影響を与え、あなたの行動に制限を与えることになってしまいます。
  • この内部対話の質を変えることがあなたの願望を実現するうえでとても大切になるということです。
  • 願望実現の5つのポイント
  • 「影響力の法則」は願望を実現するための必須項目です。ここからは、そのポイントを5つほどお伝えします。
  • 1付き合う人を慎重に選ぶ
  • 人は最も身近な人から影響を受けるので、誰とどんな時間を過ごすのかがとても重要になってきます。
  • 例えば、もしサラリーマンを辞めて起業したいのであれば、サラリーマンの同僚に相談しても「起業することは危険だよ」「リスクがあるからやめたほうがいいよ」と一方的に否定される可能性が高く、あまり意味はありません。
  • 既に起業して成功している起業家や経営者に相談したほうがいいでしょう。特に「結婚相手は慎重に!」。なぜなら、結婚相手は自分の次に身近な存在だからです。これが私の人生の経験から得られた教訓です。
  • 2否定的な言葉を語らない
  • 自分にとって最も身近な存在は自分自身です。普段どのような言葉を語るかによって、あなたの潜在意識に大きな影響を与えます。
  • ネガティブな言葉や否定的な言葉、自分を責めるような言葉はできるだけ語らないほうがいいでしょう。
  • 3自分や他人を褒める
  • 自分を褒めることと他人を褒めることは、ほぼ同じような影響を潜在意識に与えます。人を褒めたり賞賛したりすることによってその言葉があなたの潜在意識にもインプットされ、プラスの影響を与えるといえるでしょう。
  • できるだけ人の陰口や悪口は言わず、人を賞賛することを意識していきましょう。
  • 4情報を精査して取り入れる
  • 人は最も身近なものから影響を受けます。それは人だけでなく、普段触れている情報も同じです。
  • ネガティブなニュースや情報を見るとそれが潜在意識に影響を与えてしまいます。
  • 仕事上必要な情報や生活の向上のために必要な情報は良いと思いますが、できるだけ精査し、本当に必要な情報のみを取り入れるようにしましょう。
  • テレビやメディア、インターネットの記事などにはあなたにマイナスの影響を与える情報もありますので、自分にとってプラスの影響を与えるものを探して取り入れていきましょう。
  • なぜなら、取り入れた情報があなたの潜在意識にインプットされ、あなたの行動に影響を与えるからです。
  • 5誰から学ぶかを意識する
  • 本を読んだり、セミナーに参加したりして学ぶことは自分磨きのためにとても大切なことですが、学ぶときに最も大切なことは「誰から学ぶか」です。
  • まずいラーメン屋の店長からラーメンのつくり方を学んだらどうなるでしょうか?ゴルフを始めたばかりのアマチュアからゴルフを習ったらどうなりますか?つまり、もし成功したければ、できるだけその分野でのナンバーワン、もしくは「〇〇の神様」と呼ばれている一流の人から学ぶことをおすすめします。
  • いかがでしたか?[影響力の法則]から、よりよく生きるためのヒントが得られたと思います。
  • ぜひ実践して、理想の人生を手に入れてください。
  • ■まとめ
  • 人は身近な人の影響を受けるため、誰と付き合うかが成功の鍵
  • 最も自分に身近な人は「あなた自身」
  • 普段接する人、情報、言葉があなたの潜在意識に影響を与える
  • 成功はセルフイメージで決まる
  • 成功するために最も大切なことは何だと思いますか?それはセルフイメージを上げることです。
  • セルフイメージとは自分に対してどのようなイメージを抱いているかという、自己像のことです。
  • 例えば、「人前で話すのが苦手である」というセルフイメージがあると、実際に人前で話すことができなくなり、「仕事で失敗ばかりする」というセルフイメージがあると、実際に仕事でミスばかりするように、あなたが自分に対してどのようなイメージを持っているかによって仕事やプライベートに大きな影響を与えることになります。
  • また、「異性からモテない」というネガティブなセルフイメージがあると、異性に積極的に声をかけたり、デートしたりすることができないため、実際に異性から好かれることは難しいかもしれません。
  • それでは、なぜセルフイメージが変わると成功を引き寄せることができるのでしょうか?答えはYESです。
  • これは量子力学的にいうとセルフイメージとは自分が発するオーラなので、セルフイメージが変わるとオーラが変わるからだといえるでしょう。
  • さらに、セルフイメージとは、自己が発するエネルギーでもあります。
  • エネルギーと周波数の関係式で表せますから、セルフイメージも前述の周波数で表現できるといえます。
  • 以下の式をもう一度おさらいしましょう。
  • Eはエネルギー、hはプランク定数、νは周波数でしたね。
  • つまり、自分が発する周波数、つまり、オーラが変わればそれと共鳴して現実も変わってくるのです。
  • 毎日のようにダメ出しされたり、ネガティブな呼び名をつけられたりすると言葉のエネルギーでネガティブな感情が生まれ、どんどんセルフイメージが下がってしまいます。
  • セルフイメージを下げないためには自分のまわりにネガティブな言葉や否定的な言葉を使う人を置かない、付き合わないようにしたほうがいいということも、前述の[影響力の法則]でお伝えしました。
  • ドリームキラーという言葉を聞いたことがありますか?人の夢や目標を否定するような人のことを指します。
  • あなたがどんなに叶えたい夢や目標を語っても、「そんなの無理でしょう」「できるわけないよね」「やめたほうがいいよ」といった否定的なことを言われると、急に夢や目標に対するモチベーションが下がってしまいますよね。
  • 否定的な言葉はあなたの心にも身体にも影響を及ぼします。
  • あなたが願望を実現したいのなら、このような否定的な言葉を言うようなドリームキラーにはなるべく自分の夢や目標を語らないほうがいいでしょう。
  • ネガティブ思考でもセルフイメージを高める方法
  • では、セルフイメージを高めるにはどうしたらよいでしょうか?それは、ダメな自分を受け入れることです。
  • あなたは自分のことが好きですか?「自分のことが大好きです!」と答えられる方は、既に幸せと豊かさを手に入れる条件が揃っています。
  • もし、自分には嫌な部分があり、嫌な性格があるので自分を好きになれないと答えた方は、まず自分を好きになり愛することが必要です。
  • 「そんなこと言っても、自分の嫌な性格をどうやって好きになればいいの?嫌いなところがあるのに自分を愛することなんてできない」と答える方もいるでしょう。
  • また、よくこんな質問を聞きます。
  • 「ポジティブがいいことは分かってはいるけれど、どうしてもネガティブな感情が出てきてしまいます。ネガティブな自分ではダメでしょうか?」
  • それでは、一体ネガティブな性格とはどんな性格でしょうか?
  • どうしても悪いほうに考えてしまう
  • 不安や心配ばかりしてしまう
  • 自分はいつもネガティブな発言をしてしまう
  • 何をやってもうまくいかないと思ってしまう
  • 自分の嫌な部分ばかり見てしまう
  • このような性格だと、こんなネガティブな自分はダメだと思ってしまうかもしれませんね。
  • なぜなら、私たちの多くが、「ネガティブは良くない」「ポジティブに生きることが大切だ」「常にポジティブに生きなければならない」という思い込みにとらわれてしまっているからです。
  • 世の中の自己啓発本のなかには、「ワクワク楽しく生きよう」「もっとポジティブに明るく生きよう」「ポジティブに生きることによって、いいことが引き寄せられる」といったメッセージがたくさん書かれています。
  • でも、この教えをそのまま鵜呑みにしてしまうと「ネガティブ=悪」という公式が出来上がってしまいます。
  • では、そのネガティブな性格は本当にマイナスなのでしょうか?結論から言えば、「ネガティブな自分」があっても全く問題ありません。
  • まずは、ネガティブな性格によってどんなメリットがありそうか考えてみてください。
  • 物事を慎重に考えてリスク回避ができる
  • 現実的に物事を判断でき、まわりに流されない
  • 用意周到に事前準備ができ、リスクを回避できる
  • など、それによって考えられるメリットはたくさんあります。例えば、経営者にとってネガティブな性格はむしろプラスに働きます。
  • あらかじめリスクを考慮し、用意周到に準備することは経営判断にはとてもプラスに働くことなのです。
  • むしろ経営者の資質としては最悪な状況を想定して判断することがとても重要だといえるでしょう。
  • もし、世の中がポジティブな人で溢れていたらどうなるでしょうか?逆に問題ばかり起きるかもしれません。過度にポジティブ思考だと、制限速度が時速80kmの高速道路を時速300kmで走るように危険なことでもあります。
  • さらに、ポジティブ思考によるデメリットを挙げると、
  • 猪突猛進で、何も考えずに判断や行動をしてしまう
  • 現実的に物事を判断できずに、人に流されてしまう
  • 情熱的すぎるとまわりからうっとうしいと思われる
  • などがありますよね。
  • また、ネガティブ思考だけでなく、他にも一般に短所といわれる性格も、とらえ方によっては長所に変わります。
  • 諦めが悪い→一途である
  • 怒りっぽい→感情表現が豊かだ
  • 頑固である→意志が強い
  • わがまま→自分を大切にしている
  • このように、ものの見方を変えることを心理学ではリフレーミングといいます。どんなに立派な絵でも額縁(フレーム)がみすぼらしいと絵もみすぼらしく見えます。
  • 一方でどんなにみすぼらしい絵でも額縁を立派にしたら立派な絵にも見えます。
  • つまり、一見、自分が嫌な性格だと思っていることにもとらえ方を変えればメリットがあり、良い性格だと思っていることにデメリットがあるものなのです。
  • 陰陽の法則を量子力学で解明
  • 私たちが住む宇宙は「陰陽の法則」で成り立っています。一般に陰陽の法則は太極図で表せられます。
  • 白い部分が陽、黒い部分を陰といいます。
  • 陰陽の法則とは「森羅万象は陰と陽の2つの要素でつくられている」という宇宙の法則です。この宇宙の一切のものは、陰があって陽があり、陽があって陰があります。
  • 男性がいれば女性もいる、光があれば闇がある、夏があれば冬もある。つまり、陰がなければ陽も存在せず、陽がなければ陰も存在しないのです。
  • 量子力学の世界でも、[陰陽の法則]が成り立っています。
  • デンマークの理論物理学者ニールス・ボーアが提唱する「相補性の原理」があります。
  • これはお互い相反するものがお互いに補い合うという考え方です。
  • 例えば、物質の最小単位といわれる素粒子には「波動性」と「粒子性」の2つの性質(二重性)があることが分かっています。
  • さらに、素粒子は観測されていないと波動性を持ち、観測されると粒子性を持つことも分かっています。
  • 波動性とは、素粒子は波の性質を持っていること。
  • 粒子性とは、素粒子は粒の性質を持っていること。
  • このような素粒子の波と粒の二重性は、お互いに相反する性質ですが、これも陰陽の関係だといえます。
  • また、ドイツの理論物理学者のハイゼンベルクが提唱する素粒子の位置と速度を同時に測定できないという「不確定性原理」も、位置が「静」で速度が「動」のように、陰陽の関係にあるといえるでしょう。
  • さらに、原子はプラスの電荷を持った陽子とマイナスの電荷を持った電子から構成されています。つまり、原子は、陽子と電子という「陰と陽」から成り立っているということです。
  • 宇宙創造も陰陽で解明できる
  • さらに、この宇宙の創造のプロセスにおいても[陰陽の法則]が働いています。
  • 宇宙は約138億年前のその誕生の秒後から秒後という超短時間に、極小だった空間が急膨張し、その際に放出された熱エネルギーがビッグバンの火の玉となり爆発して誕生し、膨張し続けているといわれています。
  • これは一般的にインフレーション理論と呼ばれています。
  • 宇宙はこのまま膨張し続けるのか、それともまた収縮して1つになるのか、氷のように固まってしまうのかなど、いろいろな説があります。
  • 私は宇宙も素粒子のように振動していると考えていて、膨張し続けた結果、1つに収縮するのではないかと予測しています。このように1つに収縮するプロセスのことをビッグクランチといいます。
  • 宇宙の創生のプロセスは、物質と反物質による対生成、対消滅の繰り返しから始まったといわれています。
  • 素粒子で構成されたものを物質、素粒子と反対の電荷を持った反粒子で構成されたものを反物質といいます。
  • 例えば、マイナスの電荷を持った電子を粒子だとしたら、反粒子はプラスの電荷を持つ陽電子と呼ばれています。
  • そして、素粒子と反粒子が1つになって消えてなくなることを対消滅、光から素粒子と反粒子が生成されることを対生成といいます。
  • ところで、なぜ私たちが住む宇宙に物質が存在できるのでしょうか。もともと宇宙は何もない無の空間でした。
  • これは素粒子と反粒子の数がもともと同じ数だけあったため、素粒子と反粒子が対消滅し、物質も反物質もなくなってしまうため何も存在しないからです。
  • ところが、何かしらの理由で素粒子と反粒子の数のバランスが崩れ、少しでも素粒子の数が反粒子の数より多くなると反物質は消え、物質のみ残ることになります。
  • このようにバランスが崩れることを「CP対称性の破れ」といいます。
  • 例えば、素粒子が男性、反粒子が女性だとして素粒子と反粒子の婚活パーティーが開催されたことをイメージしてください。
  • もし、男性と女性が同じ数だけいれば、いずれはカップリング(対消滅)して婚活パーティー会場に誰もいなくなってしまいます。
  • しかし、もし、男性の数が女性の数より多い場合は、最後にカップルができずに残った男性たちが会場に寂しく残るはずです(笑)。
  • この残った男性たち(素粒子)のグループが物質になったというイメージです。
  • 物質と反物質や素粒子と反粒子は相反するものですから、まさに陰と陽が統合して宇宙に物質が誕生したといえるでしょう。
  • まさに宇宙創造のプロセスのインフレーション理論と陰陽から成り立つ易経の考えは非常に似ているのです。
  • つまり、私たち人間を構成しているものも素粒子ですから、量子力学における「相補性の原理」と同じように陰と陽の2つの性質を持ち合わせているのが私たちの本質でもあるのです。
  • どんな人間も完璧な人はいません。ポジティブな面もあればネガティブな面もあるのです。
  • ネガティブなときは陰気、ポジティブなときは陽気といいますが、人は調子がいいときもあれば調子が悪くなり落ち込むこともあるのです。
  • 「ネガティブな部分」があることが私たちの住む宇宙の自然の節理であり、そもそもなくすことはできないのです。
  • もし、なくしてしまったら宇宙の誕生する前の無の世界と同じようにあなた自身がこの世から消えてしまいます。
  • 消し去ることもなくすこともできないのですから、否定せず、受け入れて、大切にしてあげましょう。
  • このような話をすると、「でも、ネガティブだと波動を下げてしまいますよね?」と疑問に思われる人もいるかもしれませんね。
  • 確かに、[引き寄せの法則]の観点からいえば、ネガティブな波動はネガティブな現象を引き寄せるといわれていますので、ポジティブな出来事を引き寄せたいと思ったらポジティブな言葉や前向きな行動は大切です。
  • ただし、「ポジティブは良くてネガティブは悪い」ということは全くありません。あらゆるものは陰と陽のバランスを保つように成り立っているのです。
  • 男性と女性がいなければ人類は存続することができません。もし、世の中が男だらけだったらどうなるでしょうか?違和感がありますよね。
  • 男女どちらも必要なのです。同様に今の日本はなぜ平和なのでしょうか?それは過去に戦争を体験しているからです。実は、戦争を否定すると平和もなくなります。
  • 日本人は戦争の経験があるからこそ、平和の大切さを学び、平和を追求するようになったのです。戦国時代がなければ260年も続く平和な江戸時代もなかったのです。
  • 自然界では善悪の概念はなく、この宇宙はどちらにも偏らず、すべてがニュートラル(中庸)なのです。
  • そして、実はこの中庸の状態が最も波動の高い状態なのです。
  • ポジティブな自分もネガティブな自分もジャッジせず受け入れているニュートラルな状態こそが、最も波動が高くエネルギーも高いということです。
  • ネガティブな自分だから波動が低くなるのではなく、そのネガティブな自分に対してマイナスの感情にとらわれているから波動が低くなってしまうのです。
  • 太極図では、陰のなかにある陽を陰中の陽といいます。また、陽のなかにある陰を陽中の陰といいます。
  • つまり、ネガティブな部分にもメリットがあり、ポジティブな部分にもデメリットがあるということです。
  • 太極図と同じようにあなたのなかでマイナスだと思っている性格にも良い部分があり、プラスだと思っている性格にも嫌な部分があるのです。
  • 光があれば闇があり、男性がいれば女性がいて、山があれば谷があり、陽子があれば電子がある、物質があれば反物質があるのがこの世界の真理なのです。
  • 漫画『アンパンマン』の作者、やなせたかしさんも言っています。
  • 「バイキンは食品の敵ではあるけれど、アンパンをつくるパンだって菌がないとつくれない。助けられている面もあるのです。つまり、敵だけれど味方、味方だけれど敵。善と悪とはいつだって、戦いながら共生しているということです。」
  • あなたの良いと思っている部分も悪いと思っている部分もあなたの一部であり、あなたが幸せになるために必要な性格であることが分かれば、すべての性格を受け入れ、認め、愛することができるようになります。
  • まずは、自分のすべてを受け入れ、愛することから始めてみましょう。
  • すると、どんどん自分が好きになり、セルフイメージがアップするでしょう。
  • ■まとめ
  • ・この世は陰と陽で成り立っている
  • ・ネガティブな自分を受け入れ自分を愛するとセルフイメージが上がる
  • すべては1つである理由
  • ブーメランの法則を聞いたことはありますか?相手にしたことが自分にブーメランのように返ってくるという教えは昔からよくいわれているので、聞いたことがあるかと思います。
  • 原因と結果の法則としても有名ですね。
  • 実はこれは自然の法則であり、物理学の世界では作用反作用の法則で説明することができます。作用反作用の法則とは、ものに力を与えるとそれと同じ力が逆向きに働くということです。
  • つまり、相手を拳で殴ったら自分の拳も痛くなるのと同じです。
  • 相手を傷つけることは自分を傷つけることと同じであり、相手に噓をつくことは自分に噓をつくと同じであるということです。
  • 逆に相手に喜びを与えると、自分に喜びが返ってきますし、相手を幸せにすることは自分も幸せになるということです。
  • 人生で成功するにはいかに与えるかです。相手に喜びを与え続けること、これが成功の秘訣なのです。
  • 私は学生時代に、人生を変えるきっかけとなったパラダイムシフトを経験しました。それは、瞑想していたときのことです。
  • 瞑想しながら、「自分とは何か?」について探求していました。
  • 「もし、この腕がなくなったら、なくなった腕は自分のものだろうか?」「もし、髪の毛が抜けたら、抜けた髪の毛は自分のものだろうか?」「その髪の毛が朽ちて土にかえったらその土は自分のものだろうか?」「一体どこからどこまでが自分なのだろうか?」と自問自答したのです。
  • そして、自問自答していくなかで、どこまでが自分でどこまでが他人なのか考えていくうちに「すべては1つにつながっている」ことに気づいたのです。
  • これは宇宙誕生の瞬間を想像したら分かるでしょう。
  • 宇宙が誕生するときは、あらゆる生命、植物、動物、人類も、もともとは1つのエネルギーの塊であり、そこから宇宙創造のビッグバンによる大爆発によってさまざまな物質が誕生したといわれています。
  • アインシュタインの有名な式E=mc2からも宇宙創造のエネルギーが物質に変わり、私たちが住む地球が生まれ、生命が誕生したことが分かります。
  • まさに「すべてのものは1つであり、一体である」ということを体感したのです。
  • あらゆるものは目に見えないエネルギーでつながっています。このように考えれば、相手に喜びのエネルギーを与えたら、その波動が波のように伝わって自分に返ってくるのも理解できるでしょう。
  • 逆に苦しみのエネルギーを与えたらその波動が返ってくることが分かります。
  • すべてはエネルギーでつながっていることが分かれば、自然とこの世で生きるための原理原則が見えてきます。
  • 例えば、以下は間違いなく真理で、普遍的な原理原則です。
  • 人をだますことは自分をだますことである
  • 人に優しく接することは自分に優しく接することである
  • 人に喜びを与えることは自分に喜びを与えることである
  • 人に悪口を言うことは自分に悪口を言うことである
  • ここでなぜ、すべて自分に結びつくのでしょうか?なぜならすべては1つであり一体だからです。これらの原理原則が分かれば、自ずとどのように生きたらいいか見えてくるでしょう。
  • あなたが見ている世界も、向き合っている他人(相手)も、すべてあなたであり、自分自身の投影なのです。
  • 人間の6つのステージ
  • 人が到達するステージには6つの段階があります。これを私は「人間の6つのステージ」と呼んでいて、人間のあり方や考え方における成長を表現しています。
  • ステージごとに一つひとつ、分類しながらご紹介しましょう。
  • 1Take&Take/人から奪い続ける人
  • 他者のお金、時間、人脈を奪い続ける人です。例えば、デパ地下で試供品や無料サンプルばかり受け取って実際に商品は買わないような人だとイメージしたら分かりやすいかもしれません。
  • このステージの人とお付き合いすると、お金や時間を奪われますので、一緒に時間を過ごしても無駄な時間に感じることでしょう。
  • 2Take&Give/人からもらったら与える人
  • 誰かから何かをしてもらったらお返しをする人です。例えば、誕生日プレゼントをもらったらお返しをする人や、お中元をもらったらお返しをする人です。また、サービスを受けてから後払いする人も該当します。
  • 3Give&Take/人に先に与えてからもらう人
  • 先に何かを与えてからお返しをもらう人です。例えば、プレゼントを先に差し上げてからお礼を受け取る人です。また、先払いしてからサービスを受ける人です。
  • 4Give&Give/人に見返りを求めず、与え続ける人
  • 先に与えて与え続ける人です。見返りを求めずにまず相手が望んでいることを与えることです。
  • 例えば、自分が持っている情報や知識、お金などを与え続ける人や、自分が持っている人脈を紹介し続ける人などです。
  • お金に余裕があれば、エンジェル投資家として事業や会社に投資する人も与え続ける人ですね。
  • 5Give&Forget/あまりに与え続けて与えたことすら忘れている人
  • 惜しみなく与え続けているために、誰に何を与えたのか忘れてしまっている人です。
  • 例えば、YouTuberで価値ある情報、役立つ情報を発信し続けているけれど誰にどのくらい役立っているか気にせずに発信し続けている人や、かかわる人や社会に貢献することに喜びを感じている人などです。
  • 6Give&Love/人に無償の愛を与える人
  • まるで仏陀やキリストのように惜しみなく愛を与え続ける人です。この世のあらゆる存在が愛だと気づき、出会った人を幸せに導いたり、無償の愛を与え続けたりする人です。
  • さあ、あなたはどのステージにいますか?もし、もっと幸せと豊かさを引き寄せたいのであれば、見返りを求めず与え続ける存在になってください。
  • そうすれば、何十倍も何百倍もの幸せや豊かさを手に入れることができるのです。
  • ステージが上がると豊かさを引き寄せる
  • ではなぜ、ステージごとに引き寄せ力が変わってくるのでしょうか?なぜステージが上がると豊かになれるのでしょうか?理由は、与え続ける人はエネルギーが高く、影響力がある人だからです。
  • 人に良い影響を与え続ければ、自然と豊かさを引き寄せることができるのです。
  • 人は本質的に、
  • 愛を選択して生きる人
  • 不安や恐れを選択して生きる人
  • に分かれます。
  • Take&Takeの人は、不安や恐れを抱いているために人に与えることができません。
  • お金や生きることに対する不安など不安や恐れをベースに生きている人は心に余裕がないため、その不安や恐れを打ち消すために人からもらうことや奪うことを意識しています。
  • 一方でGive&Give以上のステージの方は、不安や恐れから解放され愛をベースに生きているため、自然に心に余裕が生まれ、相手に喜びを与えることを意識して生きています。
  • このステージの方は、無意識に「どうしたらもっと喜ばれるだろうか?」「どうしたらもっと相手が幸せになるだろうか?」と自問自答しているため、自然に人に喜びや感動を与えるような行動をとることができるのです。
  • つまり、Give&Give以上のステージで生きるためには、不安や恐れに意識を向けずに、愛をベースに行動することが必要です。
  • 何事にも愛を持って取り組みどんな人にも愛を持って接することができれば、自然と幸せや豊かさを引き寄せることが可能となるのです。
  • ■まとめ
  • すべては1つであり一体であり、エネルギーでつながっている
  • 相手に喜びのエネルギーを与えたら、喜びのエネルギーが返ってくる
  • 見返りを求めず惜しみなく与え続ける人は自然と豊かになれる
  • 真の幸せはバランスの上に成り立つ
  • あなたにとって「幸せ」とは何でしょうか?あなたにとって「成功」とは何でしょうか?そもそも「幸せ」と「成功」の違いとは何か分かりますか?「幸せ」とは得られる感情のことです。
  • 喜び、楽しさ、豊かさなど、これらのプラスの感情にあるときは幸せですよね。
  • 人によって家族と一緒に楽しく暮らすことが幸せかもしれませんし、おいしいご飯を食べるときに幸せを感じる人もいるかもしれません。
  • 一方で「成功」とは得られる結果のことです。
  • 夢や目標を実現できたら成功できたといえますよね。マラソン大会で優勝できたら成功という人もいれば、完走できたら成功と思っている人もいると思います。
  • タワーマンションなど住みたい家を購入できたら成功という人もいれば、年収1億円を達成したら成功と思う人もいます。
  • 実は「幸せ」と「成功」も、量子力学的に説明することができます。
  • 「幸せ」は得られる感情ですから目に見えないものであり、量子力学的には観測できない波の性質を持っているといえます。
  • 一方で「成功」は得られる結果ですから目に見えるもの、つまり、粒の性質を持っているといえるでしょう。
  • このことを踏まえて、では、幸せな成功者になるためにはどうしたらいいのでしょうか?幸せな成功者になるためには、幸せと成功をバランスよく手に入れることです。
  • 世の中には幸せを日々感じて生きていても成功を手に入れていない人もいますし、世間的には成功をおさめていても幸せを感じていない人もいます。
  • その理由は、バランスの良し悪しにあります。
  • 人生の8つの柱
  • ここで私のコーチングのメソッドのコアとなる部分をご紹介しましょう。まず大事にしているのが、「人生の8つの柱」です。
  • この8つの要素をバランス良くしていくことが、その人を幸せと成功に導くための重要なファクターだと考えています。
  • 具体的に人生の8つの柱とは、「お金」「仕事」「時間」「人間関係」「健康」「心(の豊かさ)」「成長」「貢献」のことです。
  • 例えば、仕事が楽しくて充実しているけれど収入が得られなければ、どう思いますか?生活していくのに困りますよね。
  • では、仕事が楽しく充実してお金も稼げているけれど人間関係も良くなく健康も害していたらどうでしょうか?いくら仕事が楽しくてお金を稼いでいても人間関係がうまくいっておらず、健康を害していたら幸せを感じることができませんよね。
  • では仕事も楽しく、お金も稼げることができ、人間関係も良好で時間もゆとりがあり、心も豊かで毎日成長していて、毎日貢献できていたらどうでしょうか?最高に幸せですよね!この例からも分かるように、幸せと成功を手に入れるために大切なことは、人生の8つの柱をそれぞれバランスよく成長させることです。
  • どれか1つだけに偏っていてはいけません。何事もバランスが大切です。
  • これは儒教で説かれている「中庸」の考え方と同じです。
  • 「中庸」は孔子が最高の「徳」として説いた概念で「中庸」は、偏ることのない「中」をもって道をなすという意味です。
  • 仕事のしすぎも遊びすぎも良くないですし、食べすぎや食べなさすぎも良くありません。何事もやりすぎではなく、ほどほどがちょうどよいのです。
  • 人生の8つの柱を車輪だと思ってください。
  • もし、どれか1つでも偏っていたら車輪がガタガタとするためスムーズに前に進むことができません。
  • 物事をスムーズに進めるためには、この人生の8つの柱をバランスよく満たすことが大切なのです。
  • では、人生の8つの柱のバランスが整うとどうなるのでしょうか?まずは自分が発する周波数が変わり、オーラの質が良くなるため、運気が上がってきます。
  • さらに直感も冴えてきて、物事を俯瞰で見渡せるようにもなれます。運がいい人というのは、幸せと成功をバランス良く手に入れている人なのです。
  • 幸せな成功者が持つ赤ちゃん脳人は生まれてから死ぬまで続けていることがあります。それは、学んで成長し続けることです。
  • これは人だけでなく、あらゆる生命、植物、動物、そして宇宙も、常に進化し続けています。
  • では、どうすれば、人は飛躍的に成長し続けることができるでしょうか?それは、宇宙の仕組みや量子力学にヒントがあります。
  • 宇宙は約138億年前に創造されたといわれていますが、初期の頃は、水素やヘリウムなどの原子しかありませんでした。
  • では、さまざまな原子や物質はどのように生まれたのでしょうか?理論上は、原子同士がぶつかり合って恒星が生まれ、核融合して新しい原子ができたといわれています。
  • さらに、原子同士も結合して新しい分子をつくり出すことができます。
  • 例えば、水素原子と酸素原子が結合し、水分子が誕生したように……。
  • これは、人間の異なる価値観や考え方がぶつかり合って、新しい考え方や哲学が生まれるイメージと似ていますね。
  • 人が成長するときは、自分と異なる価値観や考え方のぶつかり合いによって生まれるのです。
  • 自分の考え方が絶対だと思ったら成長が止まります。自分の考え方や価値観よりももっと素晴らしい考え方や価値観もあるかもしれないと思うと考え方が進化し、成長し続けることができるのです。
  • 真の成功者とは、常に成長し続ける「成長者」のことなのです。
  • 私がこれまでお会いした願望を次々と実現する成功者たちに共通するのは、まさにこんな資質の持ち主ばかりでした。
  • では、世の中で幸せと成功をバランスよく手に入れ、常に学び続けている人は誰だと思いますか?それは、赤ちゃんです。
  • 「えっ、赤ちゃんが最も成功脳に近いの?!」と驚かれるかもしれません。
  • これまでにたくさんの成功された方や素晴らしい経営者にお会いしてきましたが、その特徴を分析した結果、世の中の成功者たちは赤ちゃんと全く同じ特徴や性質を持っていることに気づきました。
  • それらの特徴を、私は「赤ちゃん脳」と呼んでいます。赤ちゃん脳を身につけると、以下のようないいことが得られます。
  • ・人から愛され、異性からモテる
  • ・幸せと成功をバランス良く手に入れられる・悩みがなくなり、幸せをいつも感じられる
  • ・心を穏やかに平穏に生きることができる
  • ・短期間で成長し、飛躍する
  • 赤ちゃん脳という単語を分解すると、「赤ちゃん」と「脳」に分けることができます。「赤ちゃん」のイメージには、「可愛らしさ」「愛らしさ」があると思います。
  • 一方で「脳」のイメージは、知性や知能など「賢さ」や「カッコよさ」があると思います。つまり、赤ちゃん脳の特徴を持っている人は一言で言うと、赤ちゃんのように「可愛らしさ」「愛らしさ」と「賢さ」「カッコよさ」をバランスよく持っている人なのです。
  • では、赤ちゃん脳とはどんな特徴がある人なのでしょうか?その特徴をいくつか紹介しましょう。
  • 1常に素直である
  • 成功者は赤ちゃんのようにとても素直です。そして、素直な人は成長し続けることができます。人から言われたアドバイスや意見を素直に取り入れる人は進化することができます。
  • 逆に頑固な人は、自分の考え方にとらわれすぎて変化することができません。経営の神様といわれている松下幸之助氏が最も大切にしていた考え方は「素直な心」です。
  • 彼は松下電器産業という大企業をどのようにして一代でつくり上げることができたのでしょうか?その答えは、素直に従業員の意見を取り入れたり、素直にお客様の意見を取り入れたりしたからといわれています。
  • 素直な人は「でも」「だって」「どうせ」「できない」という言葉を使いません。素直に「はい!分かりました!」と答え、自分を改善・成長させる人こそが成功できるのです。
  • 2常に学ぶ意欲を持つ
  • 成功する人たちは、学ぶことに貪欲です。あなたはどのくらい学ぶ意欲がありますか?例えば、マイクロソフトの共同創業者であるビル・ゲイツは、読書家として有名です。
  • 彼は毎日平均1時間、年間50冊以上の本を読むといわれており、自宅には1万4000冊以上の蔵書があるそうです。
  • 学ぶ意欲がある人は、新しい知識、新しい考え方を取り入れようと変化を好みます。
  • 一方、学ぶ意欲がない人は、自分の考え方を改めたり、変えようとしたりしません。もし、今よりももっと変化し、新しいステージに行きたい場合は、学ぶことに貪欲になってください。
  • すると新しいものの見方ができるようになるでしょう。
  • 3好奇心が旺盛
  • 成功者と呼ばれる人たちには共通の特徴があります。それは、常に赤ちゃんのように好奇心を持って物事に向き合うということです。
  • 好奇心を持つとは、目の前で起きていること、人やモノにも興味を持ち、物事の本質について探求し、そこから学び知ろうとする心持ちのことです。
  • 好奇心がなければ、学ぼうとも知ろうともしません。学ぼう、知ろうとする探求心がなければ人は成長することができません。
  • 私は、これまでたくさんの成功者と呼ばれる大富豪や経営者にお会いしてきましたが、彼らは例外なくさまざまなことに興味を持ち、学び続けている人ばかりでした。
  • 真の成功者とは、あらゆることに好奇心を持ち常に学び続け、成長し続ける「成長者」なのです。以下の言葉がこのことを端的に表現しています。
  • 「私には特別な才能などありません。ただ、ものすごく好奇心が強いだけです。」(アインシュタイン:理論物理学者1879~1955)
  • 4すべての人を師匠と見る
  • 成功者は赤ちゃんのようにあらゆる人からいいところを吸収し、学ぼうとします。どんなに成功しても、謙虚に人の意見や考え方を取り入れようとします。
  • 偉そうな赤ちゃんや威張っている赤ちゃんはいないですよね?赤ちゃんはすべての人を先生と思って学ぼうとする姿勢があるのです。
  • 世の中の成功者はとても謙虚です。
  • つまり、出会ったすべての人から学ぼうとし、すべての人を師匠・先生と見て学ぼうとする姿勢があるのです。
  • なぜなら、どんな人も自分が持っていない素晴らしい知識や考え方や、自分にはない良いところがあるからです。
  • では、すべての人を師匠と見るとはどういうことなのでしょうか?これは、「非人道的な行為をする人や理不尽なことを言う人も師匠と思いなさい」ということではありません。
  • もし、非人道的な行為をする人や理不尽なことを言う人などがいた場合、そのような人になると相手を傷つけたり、嫌な思いをさせたりするということを教えてくれる反面教師として見るのです。
  • 「人の振り見て我が振り直せ」という言葉がありますが、まさにどのような人からも学ぶことができるのです。
  • 5善悪の判断をしない
  • 赤ちゃんには「こうすべき」「こうあるべき」という固定概念がないため、他人を責めたり、自分を責めたりすることはありません。
  • 善悪の判断をしないため、自分を責めて罪悪感に苦しむことはありません。赤ちゃんのように物事を善悪でジャッジせずに、常に「ありのまま」に物事を見る人が真の成功者なのです。
  • 6シンプルに考える
  • 赤ちゃんは物事をシンプルに考えます。人間関係に悩む赤ちゃんはいません。お金の心配をする赤ちゃんもいません。成功者には悩みがほとんどないのです。世の中で成功するビジネスもシンプルなほうがうまくいきます。
  • 例えば、グーグルの検索エンジンサービスは検索窓が一つしかないとてもシンプルサービスの提供がきっかけで大ヒットしました。
  • 7自然体である
  • 成功者は赤ちゃんのように自然体です。赤ちゃんは自分の感情にも素直です。泣きたいときに泣くし、笑いたいときに笑います。赤ちゃんには本音と建て前で話すことはありません。
  • 成功者は赤ちゃんのように常に本音で生きているのです。
  • これは老子の境地である「無為自然」の考え方と同じですね。
  • 8やりたいことをやる
  • 赤ちゃんはやりたいことをすぐやります。寝たいと思ったらすぐ寝るし、おっぱいを吸いたいと思ったらすぐにおっぱいに吸いつきます。赤ちゃんはおしっこしたいと思ったらすぐ漏らします。
  • 成功者とは赤ちゃんのようにやりたいと思ったら先延ばしをせずにすぐに行動する人のことをいうのです。
  • 9好きなことをやる
  • 赤ちゃんは基本的に好きなことしかやっていません。赤ちゃんはおむつを履いたり、哺乳瓶にミルクをつくったりすることはできないのでお母さんに任せます。
  • うまくいかない人はなんでも自分でやろうとします。一方、成功者は赤ちゃんのように好きなことだけをやります。苦手なことは人に任せて自由な時間を得ることができるのが成功者なのです
  • 10諦めない
  • 赤ちゃんはハイハイから歩き出すまで諦めることはありません。しゃべれない状態からしゃべることができるようになるまで、決して諦めません。成功者も赤ちゃんのように成功するまで諦めないから成功できるのです。
  • いかがでしたでしょうか?これらの赤ちゃん脳の考え方をインストールして、少しでも頭をやわらかくして幸せと成功を手に入れてくださいね。
  • さらに、赤ちゃん脳を量子力学の観点でいうと、これもまた、素粒子の波と粒の二重性の性質で解明できます。
  • 例えば、人はあまりにまじめすぎると近寄り難いですが、面白いことを言いすぎたりユニークなことを言いすぎたりすると逆に「大丈夫かなあ」と心配されてしまうかもしれません。
  • 実はまじめな性格やユニークな性格をバランス良く持っている人のほうが人から愛され、幸せな成功者になっていきます。
  • ここでは「まじめさ」はきっちりしているイメージですから粒の性質を持っている、「ユニークさ」は緩いイメージですから波の性質を持っているといえるでしょう。
  • まさに波と粒の二重性の状態が赤ちゃん脳の状態なのです。
  • また、「こうあるべき」「こうすべき」など固定概念や価値観にとらわれている人は粒子性が強いといえます。
  • 一方で、固定概念や常識にとらわれず、流動的な価値観を持っている人は波動性が強いといえるでしょう。
  • つまり、赤ちゃん脳の状態とは、自分の価値観や信念を持っていながら、その価値観にとらわれすぎない柔軟な思考を持つことなのです。
  • さらに、赤ちゃん脳を身につけるには、以下の項目のバランスを意識することも大切なポイントです。
  • カッコよさ可愛さ
  • まじめさユニークさ
  • 自信素直さ
  • 男性性女性性
  • このようにこれらの項目をバランスよく中庸に生きると、幸せと成功をバランスよく手に入れる赤ちゃん脳になることができます。
  • ぜひ、赤ちゃん脳を手に入れてあらゆる悩みやとらわれ、執着から解放され、幸せな人生を歩んでください。
  • ■まとめ
  • ・人生の8つの柱のテーマをバランスよく満たすと、幸せと成功を引き寄せる
  • ・人生の根本的な目的とは、学んで成長し続けること
  • ・真の成功者=成長者、常に学び続け成長し続ける人は成功する
  • ・赤ちゃん脳を身につけると幸せな成功者になれる
  • 人生の目的とは何か?
  • ここまで人生を攻略する法則を10個ほどお伝えしてきましたが、最後の11個目の法則は、あなたの願望実現を加速させる極意、スピードアップのための秘訣になります。
  • まずは、このような問いに対してあらためて考えてみてください。
  • 「あなたの人生の目的は何ですか?」「あなたは何のために生きていますか?」こう聞かれて即座に答えられる人は少ないかもしれません。
  • 「自分は何のために生まれてきたのだろうか?」「生きる目的は何なのか?」
  • もし、これらの質問に即座に答えられないと、他人の考え方や意見に流されてまわりに振り回されて生きている可能性があります。
  • これは自分軸が明確になっていないことや、自分が何のために生きているのか分からないということが原因です。
  • 人生の目的に沿って生きるとは、自分軸や人生の役割を明確にして、自分の人生のミッションやビジョンに従って生きることです。
  • 人生が動き出すミッションとビジョン
  • ミッションとは人生の羅針盤です。ビジョンとは人生の地図です。
  • 多くの方は人生の羅針盤と地図がないままあっちにふらふらこっちにふらふらと彷徨っているのではないでしょうか?ミッションとビジョンが明確になり、それに従って自分軸で生きることはメトロノームに例えることができます。
  • メトロノームは、その錘が中心軸に下りるとスピーディに振動します。
  • 一方で錘が中心軸から離れると、ゆっくり振動します。
  • このメトロノームと同じようにミッションとビジョンに従って自分軸で生きると、振動するエネルギーが高まり、行動するスピードが加速します。
  • つまり、やりたいことに向かってワクワクしながら行動スピードが加速しているときは、自分軸で生きているということです。
  • 逆にワクワクせず、なかなか行動できない状態が続いているということは自分軸や心の声に従って行動していないということです。
  • ミッションとビジョンに従って生きている状態とはやめられない・止まらない状態であり、どうにも止まらない状態くらい行動スピードが速くなっていくのです。
  • もう一度、あなた自身の人生を振り返って、自分の心や魂の声に従ってワクワク生きているか確認してみてください。すると自分軸で行動しているかが分かるでしょう。
  • 「本当はどうしたいの?」「本当はどうなりたいの?」「本当は何を手に入れたいの?」これら3つの質問を繰り返し、自問自答していくと本当にやりたいことが見つかるかもしれません。
  • もう一度、自分の心に聞いてみてくださいね。
  • 物理学に「慣性の法則」というものがあります。これは人に例えるとより分かりやすくなります。
  • 「止まっている人は止まり続けようとする。動いている人は動き続けようとする」これが慣性の法則です。
  • あなたは、止まり続けますか?動き続けますか?人生のビジョンを明確にするには、
  • あなたにとって理想の自分像とは何か?
  • 最高の理想の人生とはどんな人生なのか?
  • どんな世界が実現できたら悔いなく死ねるのか?
  • 人生のミッションを明確にするには、
  • ビジョンを達成するために何を実行していくのか?
  • ビジョンを達成するためにどのような価値を提供していくのか?
  • これらの質問に対して明確に答えていくことが大切なのです。
  • そして、願望実現を加速させる神髄は、実はミッションとビジョンに従って生きるということなのです。
  • では、どのようにしてミッションとビジョンを見つければいいのでしょうか?私はどうしたら誰もが再現性を持ってミッションとビジョンを見つけることができるのかを長年にわたって研究してきました。
  • そして、そのヒントが宇宙に存在するブラックホールとホワイトホールにあることに気づきました。
  • ブラックホールは星や惑星の寿命でどんどん小さくなり、その高密度で強い重力のために光も脱出できないくらいの小さな天体のことです。
  • また、ブラックホールの時空が一点に凝縮された点のことを特異点といいます。つまりブラックホールは、あらゆるものを吸収し、あらゆるものを引き寄せます。
  • 光をも吸収するブラックホールは、圧倒的な吸引力の掃除機もびっくりするくらいの、驚きの吸引力を有するのです。
  • そして、実はあなたがこれまでのすべての経験や体験などのエネルギーも、それを一点に集中させたとき、ブラックホールのように最も引き寄せ力が高まるといえます。
  • ブラックホールは人生に例えると過去の自分のことです。
  • そして、あなたの過去の経験や学び、知識、知恵などあらゆるものが1つの人生のミッションを見つけるヒントになります。
  • 私のセミナーでも、ミッションを見つけるときには過去の人生の棚卸しワークを行います。
  • 例えば、
  • あなたの好きなことは何か?
  • あなたの得意なことは何か?
  • もし、余命が3日しかないとしたら何をやりたいか?
  • これから5年、10年と学び続けたいことは何か?
  • あなたのこれまでの成功体験や失敗体験は何か?
  • といった質問に答えていくうちに、共通する事柄が本当にやりたいことやミッションにつながっていきます。
  • では、ビジョンはどのように見つけたらいいのでしょうか?まずビジョンは、なりたい自分や本当にやりたいことを紙に書き出し、未来を創造しながらつくっていくことによって見つかります。
  • 「あなたにとって最高の理想の世界とはどんな世界ですか?」「あなたにとって最高の理想の自分像とはどんな自分ですか?」この問いへの答えがビジョンなのです。
  • もし、お金が無限にあって、時間がいくらでも使えて何でもできる能力があるとしたら何をやりたいですか?その答えの先がビジョンを見つけるヒントになるかもしれません。
  • 理論上、ブラックホールの中心には特異点があり、その先にはホワイトホールがあるといわれています。
  • そしてホワイトホールはまさに、理想の未来につながるビジョンに例えることができると考えています。
  • 人生を劇的に変えるには、まずミッションとビジョンを明確に言語化する必要があるのです。
  • 言葉には量子力学的にもパワーがあると前述しましたが、あなたのミッションとビジョンを明確に言語化することによって物事の現実化力が加速していきます。
  • そして、時間(現在、過去、未来)が1つに統合された状態である「今」と、空間(縦、横、高さ)が1つに統合された「ここ」を、ミッションとビジョンに従って生きる──それによって最高の理想の人生を引き寄せることができるのです。
  • つまり、「今、ここ」をいかに大切に過ごすか、「今、ここ」をいかに楽しむか、これが人生すべてを充実させる秘訣なのです。
  • 「夢」と「使命」の違い
  • 「夢」とは、エネルギーのベクトルが内側に向かっています。
  • 例えば、「マイホームを購入したい」「車を買いたい」などの個人的な願望や「自分のため」に意識が向かっている状態です。
  • 一方で、「使命」とは、エネルギーのベクトルが外側に向かっています。
  • 例えば、「環境問題を解決したい」「物心ともに豊かな社会をつくりたい」など社会的な願望や「世のため」「人のため」に意識が向かっています。
  • そして、量子力学的には個人的な願望や「夢」というのは、一般に表面的には見えないため波動性を持っています。
  • 一方で、社会的な願望や「使命」は外部に発信して他者に見られるため粒子性を持っています。
  • 実は、「夢」と「使命」を統合させたもの、すなわち、「世のため」「人のため」「自分のため」に生きると「志」に意識が向かい、最もエネルギーを発揮することができるのです。
  • 「志」はプラス・マイナスの心と書くので、ニュートラルで中庸の心を持つ赤ちゃん脳の意識と同じだと考えています。「志」と「命」と書く「志命」を見つけると、人生は大きく飛躍します。
  • 私の人生の目的、「志命」は「世界中の人々に夢と希望を与え、誰もが自己実現できる社会をつくること」です。
  • この「志命」が見つかってから私の人生は劇的に変わり、自分の夢を叶えながらも世の中に貢献できるようになったのです。
  • あなたもミッションとビジョンを明確にして「志命」を見つけ、「今、ここ」を志命に生きると、次々に個人的な願望と社会的な願望をバランスよく実現していくことができるようになるでしょう。
  • 「あなたはどこから来たのか?なぜ、ここにいるのか?これからどこへ行くのか?これらに明確に答えられますか?」(ロイス・クルーガー:「7つの習慣」の研修プログラムを世界に広めた伝説のコンサルタント、『8つの鍵』の著者1947~)
  • ■まとめ
  • ・ミッションとビジョンが明確になると人生が飛躍する
  • ・「夢」と「使命」を統合すると「志命」が見つかる
  • ・「今、ここ」を「志命」に生きると願望実現が加速する
  • おわりに
  • 私は大学院時代にロボットの研究室に入り、人工知能の研究をしていました。人工知能を研究する過程で、人間の心理や脳科学にも興味を持ち始め、脳科学、心理学、哲学、宗教学などを学びました。
  • するとあらゆる学問の本質には、「共通点」があり、その共通点が高校生の頃、夢中になって学んでいた物理学にあることに気づいたのです。
  • 物理学とは自然の法則を探究する学問です。自然の法則は、「法則」というくらいですから、再現性がある普遍的な真理です。
  • そして、この世界にある自然の法則と同じように、次々と願望を実現する人は共通する成功哲学や成功法則に従って生きており、これらは自然の法則を探究する物理学や量子力学で解明できると考え、本書でそのメソッドや具体的なノウハウを一冊にまとめました。
  • いかがでしたでしょうか。
  • 読む前と読んだ後では見える世界が変わってきたかと思います。
  • このように量子力学を学ぶと、引き寄せの法則や思考の法則など目に見えない宇宙の法則を理解でき、腑に落ちる感覚が得られると思います。
  • 人は腑に落ちれば意識が変わり、行動が変わって実践するので、自ずと結果が出るのです。
  • 量子力学を学べば、他にもたくさんの自然の法則やこの世の仕組みを把握でき、すべての成功法則を解明できると考えます。
  • 私のビジョンは「誰もがイキイキと輝き、ワクワクな内なるエネルギーで満ち溢れた世界をつくること」です。イキイキとは、「自分らしく生き、自分を活かすこと」。ワクワクとは、「自分の枠を知り、枠を超え自己成長を繰り返すこと」。
  • 誰もがイキイキ、ワクワクしながらバランスのとれた幸せと成功を手に入れる世界をつくること──そんな世界を実現するお手伝いができたら、私は最高に幸せです。
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