この記事でわかること
計画・計数計画への反映方法まず計数計画ですが、影響の大きな外部事業環境要因が変化するので、当然売上高や原価、経費に影響が出ます。
このため、まずその影響度合いを推定します。
過去に起こったことがあるものであれば、例えば為替レートのように、10円の円高で輸出金額が何%減った等実績データを分析し、その平均値・期待値を推定します。
その際、単に定量的に分析するだけでなく、実際にどのような事が起こったのか、どのような影響が出たのかをその時の経験者からヒアリングし、起こった際のプラス・マイナスの波及効果と影響度合いも合わせて推定します。
過去に起こったことがないことであれば、その道の複数の専門家の意見を聞くとよいでしょう。専門家によっては楽観的な見通しの場合と悲観的な場合とがあります。
両方の意見を聞いた上で判断するとよいでしょう。
次に活動計画ですが、活動・計数計画具体化パートにおいては、基本シナリオをベースにブレークダウンします。
それをさらにシナリオ別にブレークダウンするのは大変ですから、まず戦略レベルで影響が出るのか出ないのかを判断し、その上で、影響が出るのであれば、活動計画上でどのように対応するのかの方針を決めておきます。
策定段階では細かな活動計画までは作成しなくてもよいでしょう。
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