KPIツリーの作成により戦略の過不足を確認し、補足ができたら、戦略課題を一覧表に整理します。
マンガのストーリーでは、KPIによる必要十分条件の確認が課題解決策検討の後とされていますが、過不足の確認ステップは実務上は多少前後しても問題ありません。
課題の整理は、①事業別に事業戦略系の課題、②機能部門の機能別戦略系の課題、そして③組織戦略上の課題の3類型で個別戦略全体をカバーすることになりますが、分類が難しいものがあれば、「④その他」として扱います。
こうした戦略課題の整理は、企業規模・事業数によって複数枚にまたがることがあります。
次に、以下のようにそれぞれの課題に重要性や緊急性の観点から優先度をつけます。
【重要度による分類】・◎:業績等への影響大・○:業績等に影響あり・△:業績等への影響は大きくはないが、取り組みは必要【緊急性による分類】・◎:速やかに着手し完了させることが必要・○:1年以内に着手し、期間中に完了させることが必要・△:期間中に着手が必要
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