前ページでご説明したようなリスクを回避するためには面接シートが必要です。
ですが、「面接シートを作ればすべてが安心!」というわけではありません。
「面接シート」は採用を成功させるための、一つのツールでしかないのです。
どれだけ面接シートがよくても、それを扱う面接官のスキルが低いとか、十分な教育を受けていない場合は、意味を成しませんので注意してください。
面接シートは「ツール」です。
ツールというものは、それを使いこなすスキルがある人が使ってはじめて意味をなすものです。
最後によくあるご意見として、「面接シートは、面接中と面接後のどちらで記載したらよいでしょうか?」「面接中に書きながら質問すると、応募者の顔をしっかり見られない」「応募者に緊張感を与えたくないから、面接シートは持ち込みたくない」「面接シートを応募者から見られていないか気になります」等のご意見があります。
面接シートのアドバイスとして、複数で面接をし、一方が質問をしているときに面接シートに記入しましょう。
ただしこのとき、下を向き過ぎてはダメです。面接シートはバインダーなどに挟んで応募者から見えないようにしてください。
また履歴書に直接書きこむのは絶対におやめください。応募者に履歴書を返すこともあります。
【■POINT■本書の最後に面接シートのプレゼントがあります。必ずご覧ください。】
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