いよいよ、採用の準備編に入りました。ここからの内容はノウハウ的な話が多くなります。これらのノウハウは多くの企業が失敗してきたことであり、あなたの会社が失敗から回避するためのノウハウです。
採用に失敗した会社の損失額はわかりますよね?そのような経験をあなたの会社がする必要はありません。先人のおかした過ちと同じ道を歩む必要はないのです。なぜなら、あなたはこの本を手にしたのですから。
まず、人が欲しいと思ったほとんどの会社が最初にすること。それが「求人広告を出すこと」です。
はい。この時点で採用に失敗することが決まりました。そうです。
人が欲しいと思ったとき、パブロフの犬のように反射的行動をして求人広告を出してはいけないのです。社外に求人広告を出すのは最後の段階です。
だから本書でも最終章に書いていますが、もしあなたが一章〜四章を読まずにいきなり最終の五章だけを読んでそれを自社に取り入れても採用で失敗します。
人が欲しいと思ったとき、まずは社内整備をしてください。回りくどいようですが、これが採用で失敗しないための最短ルートです。
社内整備をせずに、偶然にも素晴らしい求人広告を作ることができてしまい、応募者が殺到したとします。それで自社に合ったいい人が採用でき、入社後、結果を出せるかというと残念ながらそうはいきません。
可能性は確かにゼロではないですが、それはただの運であり、いい人材が集まる仕組みではないために再現性はなく、次回の採用で失敗するでしょう。
まぐれは何度も続きません。採用の土台を作ってから求人する。この順番をぜひ守りましょう。
【■POINT■人が欲しい→求人を出すと、採用で面白いほど失敗する。】
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