必要性とは第四章までお伝えしたことを実行すると、社内の選考力は格段にアップします。
ところが、これは新たなる問題を生むのです。
それは、「選考に合格する人がいない」「応募者の質が悪い」というような問題です。
そして、このような考えになってしまいやすいのです。
【間違った考え方】「基準が高すぎたのかな。どれだけ応募があっても、このままでは人が採れない」そしてせっかく作った採用基準を下げる→採用に失敗する。これだとせっかく作った採用基準が無駄になってしまいます。
正しいPDCAサイクルをもとにした考え方はこちらです。
【正しい考え方】「いまのやり方だと応募があっても全員が落ちてしまっている。選考のやり方は間違っていないのに、何が悪いのだろう」→応募者の質の低さ→応募者への情報の出し方に問題がある→求人方法を見直す→応募者の質が上がる→採用に成功する。
面接のスキルや選考力がアップした以上、いままでどおりの求人の出し方をしていれば、必ず不合格者は増えます。場合によっては合格者がゼロとなります。
そのときにカイゼンすべきは、採用基準ではなく、求人の内容です。
自社のウリを伝えきれていますか?求人の出し方はいまのやり方が最善だと思いますか?ここに目を向け、応募者の質を上げる努力をしてください。カイゼンあるのみです。
【■POINT■選考力がアップした以上、応募者の質を上げなければいけない。】
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