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□失敗条件④企業理念や経営理念など「想い」がない。または周知されていない

  • あなたの会社で働くことで得られる仕事のやりがいは何ですか?
  • あなたの会社は、どのような悩みを持っている人々のために存在し、その人々にどのようなサービスを提供して、どうなってもらいたいのですか?
  • これを、経営者ではなく、働いている現場のスタッフが即答できますか?

もし、即答できるのであれば、あなたの会社は非常に素晴らしい会社です。この項を読む必要はないでしょう。

しかし、おそらくほとんどの会社は、この質問の答えに悩むでしょう。

弊社のクライアントには百年以上の歴史がある会社もあります。

当然、創業者は亡くなり代替わりをしていますが、そういう歴史の長い会社ではほとんどの場合、企業理念や経営理念が明確です。

つまり、会社の存在意義やポジショニング、想いなどが明確なのです。

それを世の中が受け入れたからこそ、長く続く会社となったのです。このように創業者の想いを会社の魂として伝承させていく必要があります。

想いをしっかりと伝え、共感したスタッフであれば、自分がやっている仕事の意義と意味を即答することができ、仕事でのやりがいも答えられるようになります。

アメリカの心理学者アブラハム・マズローは、「すべての人間は無意味な仕事より、有意義な仕事を好むものである。仕事が無意味であれば、人生も無意味なものになる」と言っています。

では実際に、会社として何をすればよいのでしょうか。答えは、スタッフに向けて現在の仕事は有意義な仕事だと伝えること、感じてもらうことです。

そのためにも冒頭の質問に経営者は即答できるようにしておきましょう。その想いが理念となります。

優れたビジネスモデルがあっても、スタッフはついてきません。

仕事が有意義なものだと感じ、会社の想いに共感してもらうことが大事なのです。

理念に関しては『採用の教科書1』にも記載がありますので、ぜひ参考にしてください。

【■POINT■理念を使って、仕事を有意義なものだとタッフに認識してもらおう。】

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