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企業理念と行動の明確化

このステップを実行に移すときには、できる限り社員を巻き込んでください。そうしなければ実際の会社に沿ったものができません。

またこのステップは、採用を始める前に最初におこなうことでもあります。つまり、「企業理念と行動を明確」にしなければ、採用活動を始めてはダメなのです。

理念がなければどのような人材が欲しいなどと言っても、それは寝言でしかありません。

中小企業の経営者に「企業理念を考えてください」と言うと、どうしても難しくとらえます。額縁に入れて、社長室に飾ってあるような「一つ、われわれは社会と地域のためにたゆまぬ努力を……」というものを考えがちです。

でもそういったものは、言葉はキレイでも自分の会社とほかの会社との差別化をしにくくありませんか?この企業理念をしっかりと作り、全社員が意識すると、業績も上がり、会社がどういう行動をすればよいかもわかるので、経営選択の判断材料にもなります。

人材採用においては、企業理念をわかりやすく応募者に伝えることで、その理念に共感し、会社と同じ夢を持つ応募者が面白いほどに増えてきます。

たとえば、弊社は企業理念として、「中小企業の採用の失敗をなくし、企業・応募者の双方にとって幸せなよりよい社会をつくること」を掲げています。

ですから私も、この理念に沿った仕事はおこないますし、企業と応募者にとって幸せにならない仕事はおこなわないのです。

ほかに利益が出るような仕事があっても、それはほかの会社がやればいいと思っています。企業理念を難しく考える必要はありません。

「あなたの会社は誰のために何をしたいのか?」「お客さまと社員に約束することは何なのか?」「これからどうしたいのか?」ただこれを考えて書き出すだけです。

普段から考えていることをただ文字として書いて、伝えるだけです。これだけで採用や経営で有利になるのですからぜひ、トライしてみましょう。

【■POINT■企業理念があれば〝オンリーワン企業〟のカラーが出しやすい。】

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