この記事でわかること
- 採用に成功しても費用は結構かかるもの
目次
人件費以外にも費用がかかる
採用を決断する瞬間に、給与以外の経費が発生することを理解できることと思います。 給与の12ヶ月分にボーナスを加えて、その合計を1.3倍程度と考えて、その従業員の年間人件費として考えられます。
例えば、20万円の月給に50万円のボーナスが支給される(詳細な金額は給与計算担当者にお尋ねください)ただし、これらは、採用が成功しても発生する経費です。
採用に失敗したから、支払った給与が即座に損失になるわけではありません。
しかし、採用した従業員が仕事を遂行できず、別の従業員を使用する必要が生じた場合、人件費が余分にかかることになります。
メンバーが担当できなかった業務を追加のスタッフで対応しなかったとしても、残業時間の増加により経費がかかります。また、備品の費用もかかります。
制服などがある場合は新たに発注する必要があります。もし採用した従業員がすぐに退職した場合、これらの費用はすべて無駄になります。
金額的には数万円程度でしょうが、業種によっては、従業員一人一台のパソコンを用意したり、文房具や光熱費、通信費などの費用がかかります。
しかし、給与や備品など、具体的な金額が見えるものだけが実際の喪失ではありません。採用の失敗に伴う本当の喪失は、目に見えない部分にあるのです。
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