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□目には見えない本当の損失とは

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目に見えない本当の喪失とは

新たな社員を採用する場合、労働者名簿の作成や労働保険・社会保険の手続きなど、さまざまな事務手続きが必要です。

パソコンのセットアップや名刺、その他の備品の発注などの費用も含まれます。

これらの業務を担当する人は、その期間中は他の業務に専念できず、売上の減少につながる可能性があります。

さらに、新入社員はすぐに仕事ができるわけではありません。先輩社員から業務の指導を受ける必要があります。

先輩社員は新入社員を教育するために自身の業務時間を削減することになります、これが売上の低下につながります。

売上を維持するためには、先輩が自分の業務を処理し、足りない時間を残業で補う必要が生じます。

その結果、先輩社員にストレスがかかり、人件費も増加します。

このように教育を行った場合、教育を受けた側がすぐに退職すると、教育担当者は採用に疑問を抱く場合もあります。その結果、その従業員が退職する可能性も考えられます。

このような状況が続くと、教育担当者は社長の採用判断に疑念を抱くかもしれません。中小企業では、一度に多くの従業員を採用することには慎重になるべきです。

採用された各従業員に対して教育を行う必要があるので、教育担当者の負担も考慮に入れることが重要です。

さらに、採用に失敗し、新入社員がすぐに退職した場合、退職手続きも必要となります。 これらの入社と退社にかかる時間と費用はすべて無駄になります。

合わせて社員のモチベーションにも影響を与えます。 新しく入社した人がすぐに辞める光景を目に当てて他の社員のモチベーションは低下し、その後の回復は難しいのです。

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