この記事でわかること
- 損失は、採用した人の給与分の損失だけではない。
- 給料面だけでも複数の経費がかかる(環境整備や、当人の保険など)
目次
採用に失敗することは大損失につながる
採用に失敗することは、大きな損失をもたらします。
「採用ミスで企業がどれほどの損失を被ると思いますか?」というものがあります。この質問に対する一般的な答えは、「採用した人の給与分の損失」と考える経営者が多いです。
しかし、これは誤った見解です。その程度の金額であれば、元々黒字を計上していた企業であればすぐに回復できますし、会社が赤字に転落するほどの損失ではありません。
あなたはどう思いますか?実際に、採用の失敗がどれだけの損失を引き起こすと思いますか?一度真剣に考えてみましょう。
社員を採用することに伴う費用は、単に給与だけではありません。例えば、給与以外にかかる経費としては、
- 通勤交通費(月額5000円から2万円程度)
- 労災保険料
- 雇用保険料
- 健康保険料
- 厚生年金保険料
- ボーナス(金額は会社による)
- ボーナスにかかる労災保険料
- 雇用保険料
- 健康保険料
- 厚生年金保険料
など
が挙げられます。さらに、採用した人が40歳から64歳の間であれば、介護保険料も支払わなければなりません。
そして、健康保険料、介護保険料、厚生年金保険料などの社会保険料は、高齢化が進行するにつれて増加傾向にあり、経費は増加し続けることになります。
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